ブログ

日本のスポーツ記事の見出しを見て思ったこと

大谷翔平選手の活躍が大いに話題になっている。今もNHKが夜10時のニュース番組『クローズアップ現代』の枠で大谷選手を取り上げていたのを見たばかり。アメリカの新聞記事電子版を見ても大谷のニュースはここかしかにあり、日本人選手への注目の度合いとして…

Facebookのこと

Facebookに登録したのが2009年頃らしいのだが、それ以来、まれにアプリを開いてみることはあっても、ほとんどまったくと言ってよいほど能動的には使っていなかった。つまり、コメントしたり、「いいね!」を付けたりなどしないで、単に最近どんな投稿がある…

つながること、再び

ここしばらく、「消費のこと」に没頭していた。何をしていたか。我が家にあるCDを全部NASに入れていたのだ。いわゆるネットワークオーディオのユーザーに今年中になろうという魂胆なのである。リッピングは時間がかかる。毎日仕事から帰宅すると、せっせとCD…

ブログを書くと

このところクラシックの話しか書いておらず、クラシック音楽のブログになっちゃったような感じだが、それでもこうして時々書いているとブログの仲間から思いがけない連絡がひとつ、ふたつと入ってくる。やっぱり、そうしたやりとりがあるのはいいものだ。ブ…

なかなかブログも書きにくい

同感。実感■アイデアを出し続けるためには(『勢川びきのX記』2012年9月23日) ブログもしばらく書かないと、書けなくなるものだなと思います。昨年の地震以来、どうもブログが書けない。書きづらい。ということも感じ続けています。

勢川びき著『サラリーマンに効くクスリ!』

東京は丸の内、午後7時30分の丸善本店。一階のビジネス書コーナーを入っていくと……。あった、あった。勢川さんの『サラリーマンに効くクスリ!』。 なかなか書店に行けなかったので、アマゾンで買おうかとも思ったが、やはりこの本はどうしても書店の棚に並…

西へ

来たときには、勤め人としてはここが最後になってもおかしくないと思っていたのに、三年半の時間を経て、また元のIT会社に戻ることになった。場所「い」から場所「ろ」に移った人間が、ふたたび場所「い」に行くのだから、「戻る」なのだが、仕事の内容はま…

言葉

地震が起こってからというもの、実にさまざまな言葉に出会います。言葉はときにプラグマティックに生活を律し、あるいは理知的に考える時間へといざない、あるいは強い力で感情を揺さぶります。そんな言葉の力にいまさらながらに感じ入るのが地震からのちの…

『ブログ誕生』刊行から2ヶ月

年が明けて、まだ一度しかブログを書いていませんが、ブログ仲間の皆さんのエントリーは読んでいますし、自分としては今までと同じようにブログの周りにいるつもりです。とは言え、月に一度しか書いていないのも事実ですから、「あいつもついに離脱したか」…

第3のお客様

僕のブログには大きく分けると3つのグループのお客様がいるようだと、ある時から感じるようになった。一つははてなスターやコメント欄、「シュンポシオン」などのイベントを通じて知り合ったブログの仲間と僕が呼ぶ人たち。人にとって人とのつながりほどか…

集まり

先週末の「徒企画」は所用で行きそびれた。あとでツイッターやブログで知ったところによれば、あの人、この人、数多くのブログの仲間が参集したようで、慶賀の至りである。 ■12/4「Bar徒企画」(『Good Stuff』2010年12月8日) 別にブログの知り合いだけで集…

『ブログ誕生』 ブロガーが作ったブログの本

発端は板東慶太さん(id:keitabando)のメールだった。面白そうな本があるという。アメリカのジャーナリストが書いたノンフィクションで、ブログが米国で開発され、普及していく様子を描いた一冊らしい。すぐ取り寄せて読み始めた。前書きと第1章を読んだと…

「Bar徒企画」へ行くぞ

昨年まで理系の学徒だったはずのりんたろう博士は、一転大手企業のSI系部門に入社し、プロマネとして毎晩遅くまで多くの関係者と複雑な事案を相手に格闘している。毎晩帰宅が夜中の重労働となれば、30過ぎはまだまだ若いといったって、当然疲れは溜まる。溜…

塗り替えられていく記憶、常に新しい記憶

撮った写真を最初に見たときに「実物と違う!」という違和感を持つという話を昨日書いたけれど、多くの場合、次の瞬間にはその写真に目は奪われ、その撮った写真を記憶する以上のことができなくなる。実体験は写真によって上書きされてしまう。しかし、中年…

小さいけれど、はっきりとした心の高揚

『technophobia』のphoさんがこれまで携わってきた特許関係の仕事をいったん辞めて、キャリアを深めるためにシンガポールの大学院に行ったり、勢川さんが、ミシン型発電機の延長線上でインドに行ったり、このところ立て続けにこの界隈で海外体験にまつわる話…

洗練されたビューアーがブログを進化させんことを

自分自身のニーズとしてはっきりわかったことがある。僕がいま欲しいガジェットは、電子出版を読む端末ではなく、ウェブコンテンツをもっと手軽に、目に優しく、気軽に、紙の雑誌を読むようにして読むデバイスである。この数ヶ月、電子出版のニュースはウェ…

我らが井戸端のあたたかさ

先日、小野さんのお子さんの話を読ませて頂き、思わず感想を綴ったのだが、僕の書いた稚拙な内容に比べるとこちらは本当にすばらしい。 ■門をくぐる(『雪泥狼爪』2010年6月9日) 涙が出そうになる。ブログはいいものだなとあらためて思う。

私にとっての吉田秀和の先

mmpoloさんが、吉田秀和が小林秀雄について書いた最近の文章を紹介していらっしゃる。■吉田秀和の小林秀雄批判(『mmpoloの日記』2010年6月4日) 僕もかつてブログで何度か取り上げた話題だ。 ■疾走するかなしみ(2006年11月13日) ■小林秀雄の断定(2006年1…

本当に行ってくれるとは思わなかった

ちょっと感激。phoさんの行動力にも、懐かしい風景にも。■ニューヨーク郊外からの通勤列車の旅(『technophobia』2010年5月27日)メトロノース鉄道は、3つの線がマンハッタンの中心であるグランドセントラル駅から北に向かって放射状に伸ばしており、phoさ…

重要なのは人とのつながり

今、ブログを書き続けているスタンスは単純明快。ウィークタイズを維持し、伸ばし続けるようにすること。そのための契機を持ち続けること。知り得た知識を流通させたり、自分自身を宣伝をしたり、文章を発表したりといった機能にはそれぞれにさまざまな代替…

気軽にブログを書こう!

twitterが出てきたおかげで、ブログはやけに格式張ったメディアのように感じられるようになってしまいましたが、別に2行、3行でもいいじゃん、ブログを書こうよ、って思います。いえ、自分自身に向けて言っているんですけどね。

最近のブログモードは

書きたいトピックがいくつもあるのですが、珍しくブログを書くことに慎重になってしまい、書き出せないという状況にあります。私にすると珍しいことですが、いろいろなことが絡み合っているように見え、これを解きほぐさないで、えいやっと書くのはもったい…

マッチョな言葉

「マッチョ」という表現のしっかりした由来や、きちんとした意味を知らずに使っているので、そもそもこの論にはいくらでも突っ込みどころはあるとは思うが、ともかく続けると、最近の私はマッチョな言葉が嫌い。酔っぱらって高揚し、エベレストの頂に立って…

祝『勢川びきのX記』N系新聞連載開始

タイムマシンに乗って近未来に行ってきた。アウトレットで購入した昨年モデルの安物マシンは電池がたったの20分しか保たず、ほとんど何もできなかったにのはがっかりした。それに東京の街中は、変わったといっても店舗が少し入れ替わっている程度で、こんな…

ブログ

しばしばというべきか、ときどきというべきか分からないが、ここでは音楽を体験した話を書いている。コンサートを聴いたり、CDを聴いたりした感想文である。そうした話を書く際、好き・嫌いの吐露を超えて何かにつながる感覚が表現できないのは、見えてい…

「私は誰かとつながりたい」というだけのことなのか

私は子供の頃から、そのとき読み進めているお話の影響を受けやすいやつだった。影響というのは、筋書きや登場人物像に対してではなく、文体のほうの話。「かっこいい」とか思うと、すぐそれを真似して文章を書きたくなる。文章の楽しみというのは、最終的に…

あらためてブログの力に感じ入った夜

昨晩の「ただの飲み会@目黒」には、id:tsuyokさん、id:segawabikiさん、id:kaiowadaさん、id:phoさん、id:koichiro516さん、それに私の6人が集合。参加のご意向を頂いていたid:simpleAさん、id:kany1120さん、id:Wakiさんのお三方は残念ながら一緒に乾杯で…

最近、ブログが書きにくい

三上さん(id:elmikamino)のブログでコメントのやりとりをしている最中に、後先のちゃんとした説明をまるで省いて、 今のようなお手軽息抜きブログはよくないなと思い、とりあえず一年ぐらい休んでみようかとしばらく前から考えています。 どうも、ブログに書…

これも典型的にブログっぽい雑感ですが

twitterを見ていたら、坂東さん(id:keitabando)が「本日は「坂東慶太のブログ」記念日。三年目に突入しました。が、記念のエントリはなしです。 @taknakayama に怒られるかなw」って書いてたんだけど、私はブログという器にそこまでの思い入れは持っていない…

次第に収まるところに収まるような

ブログを覆っていた目新しさの空気がtwitter、その他の新しいサービスに流れていく中で、ブログの見え方が急速に変わってきた。つながることを支援し、それを実現する機能は、ブログよりもtwitterの方が何倍も優れている。サービス間の役割分担が進むと、ブ…