2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大統領就任式

オバマ大統領の就任式と打とうとしたら、パソコンは「小浜大統領」と返してきたので笑っちゃいましたが、それはさておき。その大統領就任式についてはマスメディアのみならず、日本のブログでもあちこちで話題になっています。アメリカのニュース番組では世…

yukioinoさんの作品が本の表紙に

yukioinoさんご自身の紹介があまりに奥ゆかしく、ちょっと目には何の話か分からずに過ごしていたのですが、paseyoさんのエントリーを読んでやっと状況が飲み込めました。学研から1月27日(火)に発行される東雅夫編『リトル・リトル・クトゥルー 史上最小の神…

素晴らしきアメリカ

物事には明るい面と暗い面があり、社会にも同様によい面と悪い面がある。iPhoneを使い始めたおかげで、いまさら、いまごろ、ではあるけれどiPod機能を活用し始め、おかげでアメリカのニュース番組をpodcastingで見ることができるようになった。 NBCが朝のニ…

ブログは日本語を滅ぼす

水村美苗著『日本語が亡びるとき』を読んで、真っ先に意識が向かったのは表題のことだ。インターネットの時代となり、英語が普遍語としての影響力をますます増しているのは、同書で水村さんが指摘するとおりだと思う。しかし、インターネット時代における審…

新日フィルと小澤征爾でブルックナー交響曲第1番を聴く

ちょうど1年前にブルックナーの交響曲第8番を聴いて以来のオーケストラコンサートは、小澤征爾指揮新日フィルでブルックナーの交響曲第1番。17日(土)のサントリーホールである。オーケストラは一年ぶりだが、小澤さんを聴くのは10年ぶり。ボストンが毎年やっ…

世話になった人の悪口は決して言わない

大事なことだと思うのだが。

すくっと立つ人

12月13日に開催したブロガーの集まり、「シュンポシオン横浜」から一カ月が経った。 父親が急にこの世から退出したおかげで、あれこれと些事が発生し、それが玉突きのように日常の営みに影響を及ぼしている。ブログ書きもまだ元の通りに動かすことができてい…

肩の力を抜いて、本気で

『米と僕』のスガハラさんがしばらくパソコンやブログから距離を置く生活をしてみたいと、肩の力を抜いた自然な調子でお書きになっています。文章は軽いタッチですが、裏に込められている意思にはきっぱりとしたものがあり、要はいまは仕事に時間と意識を集…

会ってみなけりゃ分からない

東京では勢川びきさんと馬場さん、脇さんが、大阪では平林さんと吉岡さんが年明け早々お会いになり、充実した時間を過ごされたご様子です。■素晴らしき若者たち(『 勢川びきのX記:4コマブログ』2009年1月10日) ■シュッポGP R1 in Osaka(『天ニ星 地ニ花…

水村美苗著『本格小説』、あるいは昨日の『日本語が亡びるとき』批判を批判的に眺める

昨日のエントリーでは、『日本語が亡びるとき』に関し、著者の語り口のある部分、または思想に対して批判を書いた。水村さんがもっとも意図したであろう、近代日本文学の(再)評価と日本語の豊かな将来とを理論的に連結したいという試みについて僕が評価し…

水村美苗著『日本語が亡びるとき』

水村美苗著『日本語が亡びるとき』を読んだ。これだけネット上で話題になっている本だし、そこそこの読後感は期待していたが、この読書は“とんでも”な内容を含めていろいろな意味で面白かった。著者の偏見に寄り添うように語るならば、僕には「小説家が書く…

見事に耄碌した吉本隆明を見て思う

NHK教育放送で放映された「吉本隆明 語る」を見ました。83歳になった吉本さんが昨夏に行った講演の様子をつづった1時間半の番組です。車椅子にTシャツ姿で演台にのぼった吉本さんは見事にしょぼくれたおじいさんになっていました。何度か雑誌のグラビアや書…

吉本隆明がテレビに

皆様今年もよろしくお願いします。さきほど福岡より戻りました。新幹線の自由席は1時間少々並んで座りましたが、博多から東京まで立ったまま戻る人もたくさんいて、途中の駅からはさらにどんどん混んでくる。正月に新幹線を使ったことがない身としては、聞き…