2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ビジョンとドリーム

梅田望夫さんが予告していた「アエラ」の対談記事が出た。茂木健一郎さんと梅田望夫さんという、いま多くの人にとってもっとも読みたい対談を実現させるのはさすが朝日新聞社様である(先日のエントリーで朝日新聞の悪口を言ったので、ここではちょっとよい…

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威張らない

一昨日、梅田望夫さんと西垣通さんの朝日新聞インタビュー記事に関する感想をアップした際に、権力を持っている者が威張らない社会が理想の社会だと思うと書いた。もちろん、衣食住足りてということではあるけれども。何れにせよ、日本の社会は権力を持つと…

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梅田さんにリンクを貼っていただく

朝起きて自分のサイトを開いたら、梅田望夫さんの『My Life Between Silicon Valley and Japan』から引きも切らずのお客さんで、いっこうに減る様子がない。定期的に更新を重ねだしてまだ一ヶ月半の我が四阿(あずまや)は少しずつお客さんが増えてきたばか…

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メディアの憂鬱

今朝の朝日新聞を開けたらWeb2.0をめぐる西垣通さんと梅田望夫さんの主張を対論風に掲載する記事が掲載されていた。数日前に梅田さんの話を聞いたばかりなので、どうしたって眼は引きつけられる。出勤前にパンに食らいつきながら、限られた時間をこの記事…

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まともな精神を維持するために

昨日のこと、朝の6時半に自宅を出てマンションの階段を下り始めたところで、黒い大きなかげとすれ違う。はっと顔をそちらに向けたら、カメラを片手に帰宅途中のK君の笑顔があった。K君は、同じマンションに住む高校時代からの友人だ。歴史を持つ建築事務所で…

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梅田望夫さんにお会いする

『ウェブ進化論』の梅田望夫さんにお会いした。勤め先のお客様向けイベントにお越しいただきご講演をいただいたのだ。僕はこのクローズドなイベントの主催者の片割れであったこともあり、ご講演の具体的な内容についてここで紹介するのはご勘弁いただくこと…

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Put Your Mind to It

すべては、消費者のために。―P&Gのマーケティングで学んだこと。作者: 和田浩子出版社/メーカー: トランスワールドジャパン発売日: 2006/07/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (9件) を見る和田浩子さんは、P&Gでマーケティン…

鬱と音楽

2年近く続いたんじゃないかと思うが、少し前に軽い鬱に悩まされる時期があった。おそらく典型的な「ミドルエイジ・クライシス」なのではないかと思う。転職し、仕事に関する環境が激変して、それまでのように思い通りにことが進まない。そうこうしているうち…

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カポーティ『冷血』の美しさ

関内駅、みなとみらい地区を通って横浜駅まで15Kmほどのウォーキングに出かける。ささやかな運動不足解消つもりだったが、歩くのは考え事をする時間としてもとてもいい。インターネットやテレビで気が散ることもないし、ごろっと横になって昼寝してしまうこ…

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消化不良? 消化不能!

ビッグバン宇宙論 (上)作者: サイモン・シン,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/22メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 51回この商品を含むブログ (133件) を見るサイモン・シン著『ビッグバン進化論』を読了した。宇宙の不思議を読み解こうと…

アマオケは楽しい

中学・高校で一緒だったU君からワグネル・ソサエティー・OBオーケストラの定期演奏会のチケットを送ってもらう。1974年創設のオケの第60回記念の演奏会は8月6日のサントリーホール。プーランクの『牝鹿』組曲とベートーヴェンの第9というおしゃれな取り合わ…

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アナログ機器の倍音

品川の某所で「品川縣ビール」に出会った。何でも品川は明治になって一時「品川縣(けん)」だったのだそうだ。昔の品川は偉かったのだ。その偉かった品川には文明開化にまつわる逸話がいくつもあるようで、実は我が国でビールが初めてトライされたのは品川…

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はじめにスピーカーありき

二十年前にウェストミンスターを聴いて以来、なんとなくそうかなと思いながら確信を持てずにいたことが6月のザ・キット屋東京試聴会に参加してみてようやく腑に落ちたので、そのことをメモしておこうと思う。それは、オーディオの醍醐味というのは、つまると…

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素敵なオフィスで働きたい

今をときめく超先端企業グーグルの新しいオフィスがMetropolis Magazineで紹介されている。写真がたくさん掲載されているので、クリックして大きい画像で御覧下さい。おもちゃ箱風のデザインの中にオープンスペースが心地よく準備され、それでいながらプライ…

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村上春樹の優れた音楽エッセイ

意味がなければスイングはない作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/11/25メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 194回この商品を含むブログ (197件) を見る いったいフランツ・シューベルトはどのような目的を胸に秘めて、かなり長大な、も…

ビジネス2.0が選ぶ『今重要な50人』

昨日の炎天下の陸上見物で体は赤く火照り、ばて気味。今日は料理の素材を買い出しにスーパーに出向いた以外はおとなしく一日家にこもり、本を読んだり、CDを聴いたり。トレヴァー・ピノックの「ブランデンブルク協奏曲」を久しぶりに引っ張り出してきてかけ…

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はてなのアメリカ進出によせて

気温35度。炎熱燃える三ツ沢陸上競技場で子供の100m走見物。12秒20で自己記録を100分の3秒更新する。陸上競技は過酷でとても純粋なスポーツだと最近感心することしきりである。毎回力一杯走ってコンマ数秒の自己記録更新を争う。結果が数字で突きつけられ、…