投稿の日本語スラッグを自動的に英字スラッグに書き換える手順
投稿のスラッグを設定しない場合、タイトルの一部がスラッグとして自動的に設定されます。
パーマリンクの設定によってはこの限りではありません。
今回ご紹介する方法では、日本語スラッグを自動的に英字スラッグ(【ポストタイプ-投稿ID】)に書き換えることができます。
やることは2つだけです。
- functions.phpにコードを追記する。
- 日本語スラッグが英字スラッグに書き換わるか確認をする。
個別に見ていきましょう。
手順1:functions.phpにコードを追記する
以下のコードをfunctions.phpに追記してください。
function auto_post_slug( $slug, $post_ID, $post_status, $post_type ) {
if ( preg_match( '/(%[0-9a-f]{2})+/', $slug ) ) {
$slug = utf8_uri_encode( $post_type ) . '-' . $post_ID;
}
return $slug;
}
add_filter( 'wp_unique_post_slug', 'auto_post_slug', 10, 4 );
上記のコードをfunctions.phpに追記するだけで、投稿の日本語スラッグが自動的に英字スラッグに書き変わるようになります。
手順2:日本語スラッグが英字スラッグに書き換わるか確認をする
手順1が終わったら、日本語スラッグが英字スラッグに書き換わるか確認しましょう。
新規投稿画面を開き、適当な日本語タイトルで投稿を下書き保存してください。
通常ですと、上記のようにタイトルの一部が自動的にスラッグとして採用されます。
パーマリンクの設定によっては、日本語スラッグが設定されない場合もあります。
今回のカスタマイズを行っていると、上記のように自動的に英字スラッグが設定されます。
上記の画像は、投稿IDが【17454】の投稿のため、スラッグは【post-17454】となっています。
上記のようにスラッグは自由に変更可能です。
日本語スラッグは設定できませんので注意してください(後述)。
今回の方法の注意点
今回の方法を採用するときは、二つの注意点があります。
- 手動でも日本語スラッグは設定できなくなる。
- 過去の投稿のスラッグにも適応される。
個別に見ていきましょう。
注意点1:手動でも日本語スラッグは設定できなくなる
投稿のスラッグは、手動で任意の文字列に変更することができます。
今回の方法を採用した後でも、手動で投稿のスラッグを変更することは可能です。
ただし、日本語のスラッグは一切設定できなくなります。
スラッグに日本語を手動で設定しても、自動的に【ポストタイプ-投稿ID】に書き換わります。
手動でも日本語スラッグが設定できなくなるので注意してください。
注意点2:過去の投稿のスラッグにも適応される
今回の方法を採用すると、過去の投稿のスラッグにも書き換えが適応されます。
過去の投稿で日本語スラッグを採用している場合、その投稿のスラッグも自動的に【ポストタイプ-投稿ID】に書き換わります。
結果として投稿のURLが変わってしまいますので、大量の404エラーが生じることになります。
過去の投稿で日本語スラッグを使っている場合は、この点を注意してください。
リダイレクトを設定するなど適切な対応が必要となります。
まとめ
WordPressの投稿の日本語スラッグを自動的に英字スラッグに書き換える方法をご紹介しました。
- functions.phpにコードを追記する。
- 日本語スラッグが英字スラッグに書き換わるか確認をする。
2ステップで、日本語スラッグが自動的に英字スラッグに書き換わるようになります。
書き換わる英字スラッグは【ポストタイプ-投稿ID】(例:post-100)です。
スラッグの設定忘れでスラッグが日本語になるのを回避したい方は試してみてください。。
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