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店名 |
ランチョン
|
---|---|
ジャンル | ビアホール、洋食、ヨーロッパ料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3233-0866 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
神保町駅より徒歩1分 神保町駅から120m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
110席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、ソファー席あり、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える |
サービス | 2時間半以上の宴会可、ソムリエがいる、テイクアウト、複数言語メニューあり(英語) |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1909年11月 |
お店のPR |
ランチョンの名前の由来
ランチョンの店名は英語で Luncheon(ちょっと気取ったランチ)です。西洋料理店として1909年(明治42年)開業。当時は店名がなくても「洋食屋」で通っていたのです。ところが常連でハイカラな学生たちから「店の名前が無いのは不便だ!ランチョンと呼ぶのはどうだ」と横文字で名付けられた初代店主は意味すら分からぬまま有難く頂戴したのだそうです。お陰様で今日まで100年以上、大切に使わせて頂いております。 |
初投稿者 |
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帯広単身赴任時代は、私にとって、その後の人生を大きく変える一大転換点となりました。
実は、帯広に赴任する前は、いわゆる経営の中枢に近い部署で4年近く勤務していたので、帯広勤務の内示が出た時は、それこそ晴天の霹靂でした。
当時の私は40代後半。半沢直樹で言えば、僻地にある中小企業の経理部長として出向させられるような気持ちといったところかもしれませんね。
当時は半沢直樹の「は」の字も無かった時代ですので、モデルみたいなものがあったわけではないのですが、心境としては、山より大きな猪は出ないみたいな気持ちで、とにかく目の前の任務をしっかりこなすことに専念しようと気を取り直したものです。
ところが、蓋を開けてみたら、そんな不安をよそに、帯広ではそれこそ公私にユートピアみたいな生活が待っていたわけですから分からないものです。
ユートピアと言っても、単に自由気ままに生活するということではなくて、最も大きかったのは仕事面での充実。
会社に入ってからこれだけ仕事で充実した時期を過ごせたのは後にも先にもこの時が絶頂だったと言えると思います。
年も50歳手前のいわゆるアラフィフの時代でしたので、この時期にこういう体験が出来たというのはほんと運が良かったと思います。
その帯広での仕事で、重要なパートナーとなってくれた人物の一人がこの日席を共にしたMさんです。
Mさんは、やはり単身赴任だったのですが、帯広住まいでは先輩に当たり、帯広での生活の色んなアドバイスもしてくれました。
また、仕事でも色んな協力を相互にしたりしながら仕事の充実に大いに貢献してくれましたし、プライベートでは温泉巡りやばんえい競馬、そば祭りなどによくご一緒させてもらったほか、Mさんも根っからのグルメでもあったので、その面でも私と気が合い、色んなお店に連れて行ってもらったり、紹介してもらったりしました。
帯広を去ったのはMさんの方が先だったのですが、その後もお付き合いは続いており、勤務地はバラバラであっても、年数回は会ってお酒を飲むような関係を続けてきました。
今はお互い第二の職場に勤めているわけですが、その勤務先の距離が300m~400mほどしか離れておらず、これもとても奇遇です。
それでも、コロナ禍の中で飲み会はなかなかセットしづらい状況にあったのですが、この度、Mさんの方から、コロナも落ち着いているし、今のうちに久々に一献どうですか?との嬉しいお誘いがありました。
私の方も職場での飲み会こそ未だ自粛中ではありますが、個人的なものは徐々に復活させつつあるところでもあり、二つ返事でOKと回答し、この日の会合となりました。
通常の人ならお店選びは私の役割りということになるのですが、Mさんの場合は、いいお店にかなり通じていることもあり、お願いして候補のお店を挙げてもらったところ、当店と蕎麦屋さんの「たかせ」の2店をリストアップしてこられました。
共に未訪店であり、どちらでも良かったのですが、たかせの方は近々ランチ友を案内する候補店になっていたこともあり、今回は当店でとお願いしました。
当店は、靖国通りにある1909年(明治42年)創業のビアホールで、神保町のお店の中でも有数の老舗店でもあります。
そんな当店ですが、開店した当時は、店にはまだ名前がなかったそうです。
と言うのも、ビールと洋食を出す店など周りには全くなく、名前で差別化する必要などなかったかららしいんですね。
ただ、当時の常連だった東京音大(現・東京芸術大学)の学生たちが「ランチョン」とネーミングして、それがそのまま現在に至っているとのことです。
この日はMさんが18時からで予約を入れておいてくれましたので、その15分前にお店に到着しました。
場所は、靖国通り沿いの神保町交差点から駿河台下交差点方面へ100mほど進んだ左手ビル(神保町サンビルディング)の2階。同じビルの地下には、こちらも神保町で有数の老舗であるカレーの「共栄堂」が入っています。
最初に案内されたのは相席前提の席でしたが、予約したのに相席?みたいなことを伝えたら席はすぐに相席ではない席に変えてくれました。これは有り難かったですね。
18時10分前にMさんも到着し、アサヒ生ビールで乾杯して会食の開始です。
生ビールはとにかく泡がたっぷりでとても美味しいです。
おつまみは、とりあえずスモークサーモン、ポテト&チョリソー、生野菜スティックを頼みました。
料理のお値段は決して安くはなく、各料理もビジュアル的には今ひとつ冴えない感じもしたのですが、食べ進むうちにどれもキチンとした手抜きの無い料理であることが分かります。
スモークサーモンは、トラウトサーモンだとは思いますが、その中でも上質のものを使っていると思われ、肉厚ですし、とろけるような食感もあります。
ポテト&チョリソーは見た目はイマイチでも、なかなか味わい深い味付けで、ポテトもチョリソーも調理による劣化をあまり感じません。
銀座ライオンあたりのポテトやチョリソーとは明らかにひと味違いますね。
生野菜スティック(セロリ、にんじん、大根、きゅうり)にはマヨネーズが添えられていますが、それ以外にドレッシングも付きます。マヨネーズも濃厚で美味しいのですが、ドレッシングもなかなかの逸品で、どちらで食べてもとても美味しかったです。
ビールは、”ピルスナーウルケル”と”こはくのとき”という生ビールを追加しました。
ピルスナーウルケルは、3年前の中央旅行の時にチェコのプラハで楽しんだ歴史あるビールで、ホップの風味が強いのが特徴。とても美味しかったです。
2人とも相応の年になって、帯広時代と比べると食が細くなっており、つまみは、追加でチーズ盛り合わせを頼んで終了。帯広時代は十勝産のチーズがとても身近にあったこともあり、どこか懐かしく、帯広時代の話に花が咲きました。
この日の会計は、〆て約9,600円で、一人@4,800円ほどですから決して安くはありませんが、ビールも料理も美味しかったですし、十分満足出来ました。
歴史あるお店の中には、名前だけ?と思われるお店も散見されるところですが、当店は一味違いましたね。
この日も終始満席に近い盛況ぶりでしたし、長続きするお店はそれだけの訳があると感じさせてくれました。
これからも定期的に飲みましょうと約束してこの日はお開きになりましたが、久しぶりに心から楽しめたひと時で、誘ってくれたMさんには感謝したいですね。