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050-5571-1081
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
店名 |
季彩や ひで
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、海鮮、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
050-5571-1081 |
予約可否 |
予約可 ■ご予約のキャンセルについて |
住所 | |
交通手段 |
神楽坂1番出口 徒歩2分 神楽坂駅から241m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T8011101078900 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
28席 (カウンター10席 テーブル席18席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングございます。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2014年12月3日 |
電話番号 |
03-6265-3778 |
備考 | |
初投稿者 |
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愛媛県宇和島の新鮮素材を活かした料理店。
飯田橋駅からは徒歩で10分位離れた神楽坂の奥の方に店はあります。
入り口の扉を開けて中に入るとL字型のカウンター席があり、カウンターの内側に厨房があります。さらに、カウンター席の脇を通り抜けて奥に進むと、別な部屋が出現し広い空間が開けてテーブル席が現れる奥行きのある作りになっています。
この日は、季彩や宇和島コース5,000円税別をいただきました。
5,000円であるにもかかわらず、前菜、お造り、煮物、焼き物、肉料理、揚げ物、椀物、鯛飯、とひと通りの料理が供されるc/pの高いコースとなっています。
照明をやや落とした店内は、何故がしっとりとした空気が流れています。
3名の男性スタッフは、調理に2名、サービスに1名という体勢です。
8名位座れそうなカウンター席には、反対側の隅にカップル、真ん中辺のL字型の角付近に1名の先客がおられます。
はじめに瓶ビールをいただきましたが、そのグラスの綺麗なことに驚きます。
小ぶりのタンブラーは一切の曇り無く、磨き上げられています。
カウンター席のテーブル板の奥の上の方に間接照明がありますので、磨き込まれたグラスも料理もとても綺麗に目に映ります。
最初に供された前菜は6点盛り。
どれもが宇和島の郷土料理とのことですが、はじめていただいて驚いたのがおから寿司。
おからをしゃりに見立て、サヨリが寿司だねとして使われた料理ですが、おからに酢を使った甘酸っぱいおからは初めていただくもの。
おそらくたくさんはいただけないのでしょうが、小さな一口大のおから寿司は味といい、食感といい、大変楽しい料理でした。
ここで燗酒に移ります。
燗酒は石鎚。
愛媛県西条市氷見でこだわりをもって造られている酒です。
石鎚は初めていただくお酒ですが、やや温度を低く温められたぬる燗は、和の料理に寄り添うように自らはあまり主張することがないが、確実に料理の味を引き立てる、そんな銘酒と感じました。
薄い甘味と薄い酸味がバランスしながら一瞬見せるふくよかさがすーっと消えていく様が口中に現れる、そんなお酒です。
さて、期待のお造りです。
名物の鯛、鯖、アオリイカ、鰹の4点です。
どれもが大変厚く切りつけられています。
熟練の料理人が刺身を厚く切りつけるということは、魚自体の美味しさが大変に高い場合のみに出来る所作と考える私です。あに図らんや、実際にいただいてみて、やはりその考えは間違っていなかったことが証明されました。
まずは鯛。
普段口にしている鯛とは違いねっとりとした旨味が溢れます。宇和島の名前を汚すことはありません。
アオリイカや鯖は私の大好物で、毎日いただいても良いほど好きですが、この日の白眉は鰹。
この旨み成分が凝縮したねっちりとした鰹の身は、たたいた皮目の香ばしさと血の酸味と身の旨味とが詰まっていて、ひとつの宇宙みたいな感覚を受けました。
いや、美味しい造りに出会いました。
その後は、焼き物、天ぷら、鹿肉、おろしびたしなどが供されもはやお腹はパンパン。
締めの鯛めしは漬けになった鯛が上品に白飯に載った一品。
またまた驚いたのが、その鯛めしのお供に供された麦味噌という名前の汁料理。
これも初めていただく料理。
大振りのお腕にたっぷりと盛られた汁は酒粕の色。
いただいてみると、割と尖った味がする汁。
なんだろう、これが麦味噌そのものの味なんだろうか?
間違いなく発酵系の味がするが、尖った酸味が強烈。
カウンター席の愛媛県人らしきお客さんも皆美味しそうに懐かしそうに麦味噌なる料理を召し上がっておられる。
これまた、唯一無二のお味。
初めての料理や、驚きの連続の大変楽しいお店でした。
5,000円のコースは食べきれないほどの料理が供されて、しかもどれも美味しく大満足。
季節が変わったら、また訪れてみたいお店でした。