福岡県内限定：今後も通い続けたい名店10選「2020年マイベストレストラン」

地産地消に拘り、旬の食材を最高の調理で頂ける真の意味での名店。
こちらが福岡にあることが嬉しいですね。
正統派の日本料理とは趣が異なりますが、こちらと出会い京都に行く必要がなくなりました。
お値段以上の価値を感じるお料理がとても美味しいのは勿論、
日本酒のペアリングは個人的には日本一の内容だと思います。
これだけ通っても毎回感動があり、ホスピタリティも素晴らしい。

那珂川という車でしか行けない不便な立地にも関わらず、
全国からこちらのお料理を求める方がいらっしゃる人気店。
シェフの感性の高いお料理は、盛り付けも美しく、まさに「お皿の上のアート」
食材の旨味を知り尽くした調理で、どのお料理も美味しく
いつもシェフの世界に魅了されています。

大野城という郊外にありながら、全国からグルメな方々がいらっしゃる人気店。
福岡はこの数年鮨バブルでお値段が高騰する中、内容からすると2万円弱という価格も良心的。
握りも美味しいのですが、毎回創意工夫される割烹顔負けの「つまみ」が素晴らしい。
ネックは予約困難なことですね。

この4年ほど香港に行っていないのですが、
返還前の香港大好き（年に3～4回行きました）＆広東料理が好きで、香港に住む友人のお陰もあり名店や会員制のお店も含め広東料理を100店以上で味わってきました。
高級中華不毛の地と言われる福岡で、今後も通いたいと思える中華店はこちらだけです。
広東・四川などをベースに、和の要素も加味したシェフオリジナルのお料理。
基本である上湯のお味も合いますし、北京ダック・鱶鰭を入れたコースを1万円で頂けるのは破格。
何よりシェフのお人柄が素敵で、客に美味しい物を食べさせたいという思いが伝わります。

フランスや福岡の有名店などで研鑽されたシェフが昨年オープンされた
「お魚とお野菜に拘るフレンチ」。
多才な奥様も素敵な方で、気配りの行き届いたサービスをされます。
シェフのお料理は以前のお店にいらしたときから好みだったのですが
さらに進化され、盛り付けも美しく美味しいお料理を頂けます。
「スープドポアゾン」やお魚の火入れは秀逸。

赤酢のシャリを使用するお店が多い中、米酢を使用したシャリを頂ける希少なお店。
まだお若い店主ご夫妻のお人柄がチャーミングで、愉しくお食事でき笑顔が溢れる居心地のいい空間。
お任せも博多では12000円と良心的価格なのも魅力的。
呑兵衛好みのお酒が進むつまみも美味しいですし、〆の「トロタク」はトロたっぷりで圧巻。

今や押しも押されもせぬ福岡を代表し、全国からお客様がいらっしゃる有名人気店。
つまみも美味しいのですが、鮪やあん肝が秀逸。
福岡では1～2貫しか鮪を出さないお店が多いのですが、いつも3貫出され鮪好きには嬉しい。
何よりご主人堺さんの一見・常連を分け隔てせず、気配りされるお人柄が素晴らしいですね。
一度来店した客の好みや名前を思えるのは昔の鮨店では当たり前でしたけれど、
今ではそれを出来るお店が少なくなりました。
でも、堺さんは全てをきちんと記憶されているのに感心します。
客を大切にされているのが解ります。

有名店などで研鑽されたシェフが織りなす「和と融合したフレンチ」の世界。
スペシャリテの「Wコンソメ」から始まるコースは、時にはフレンチと言うより和食の会席料理に感じることも。
どのお料理も独創性があり愉しめますが、
中でもお肉の質・火入れが秀逸でステーキ店で頂くよりも美味しい。
ソムリエさんのサービスも心地よく、気軽にフレンチを愉しめるいいお店です。

2019年に南区平和から糸島に移転されました。移転前から何度も伺いシェフのお料理の完成度の高さに驚き美味しく頂いておりました。
糸島に移転されてからは「地産地消」に拘れ、お料理は以前よりも優しい味わいに。
ただ以前よりも、移転されたからの方がお味は好みです。
場所も不便ですしネットでしか予約できないのがネックですけれど、
シェフのお料理はまた味わいたくなる魅力があります。

店主さんは以前同じ場所にあったお店からのお付き合いで,
彼のお料理が好きで通っていました。
此所をオープンされてからも、玄海の美味しいお魚を頂きたくなるとこちらに伺います。
お魚が美味しいのは勿論、お野菜にも拘られ、何よりお味付けが合います。
店主さんのお人柄も好きで応援している客として老婆心から言わせて頂くと。
オープンして早6年半、お料理は美味しく毎回満足しているのですが、調理の腕がある方ですので、そろそろ次のステージに飛躍されることを期待したいですね。