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店名 |
カフェ・ミュゼ
|
---|---|
ジャンル | ヨーロッパ料理、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
093-616-9777 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
枝光駅から1,608m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX) 電子マネー可 QRコード決済可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 美術館駐車場を利用 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、海が見える |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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千草ホテルからタクシーに乗ってO氏を連れて北九州市立美術館に向かった。
北九州在住のマイレビュアーさんが京都在住のマレビュアーさんを案内しているレビューを見て真似をしたのだ。
「美術館に行きませんか?」と誘ったら逡巡なく「行きましょう」と言うから向かったのだけれど、
このO氏、根本的に喜んでいるのか、どうでもイイのか、楽しいのか楽しくないのかサッパリ分からない。
タクシーに乗ってもボンヤリと外を見詰めているだけである。まったく息が詰まるような思いだった。
なんだか忌々しくなってきた。美術館などキャラじゃない場所じゃなくて角打ちに拉致連行したら良かったか。
私がそんなことを考えているのとは関係なく、タクシーは小高い山に登って行く。美術館が見えてきた。
昭和49年開館の建物は建築家・磯崎新(いそざき あらた)の設計による。
この人は丹下健三の門下生であり、大阪万博のお祭り広場を師弟で合作した。大阪にも所縁がある人だ。
タクシーを降りてふとO氏を振り返ると嬉しそうな顔をして美術館を見上げている。
「これは素晴らしい!あの拡散波動砲を撃つアンドロメダを連想させますね!」とか言い出した。
宇宙戦艦ヤマトに出て来た土方艦長座乗の地球防衛軍連合宇宙艦隊旗艦・アンドロメダのことである。
(おまえ、そっち系かよ!!)何かのオタクであろうとは思っていたが・・・・。
「なんか本当にアンドロメダに乗り込んでるみたいです」エスカレーターに乗ってこう言って慶ぶ。
広いエントランスに入ってO氏は相変わらずキョロキョロしながら目を輝かせているが、私は真っ青になった。
しまった下調べしていなかった!なんと!企画展とかなにもやっていないのだ。道理で閑散としておるわい!
浮世絵展とかウルトラマン展とかのポスターはあったがこれも未だ始まっていなかった。
しかしO氏はそんな私の「真っ青」も何処吹く風。常設の展示物や資料などを嬉しそうに丁寧に見ている。
「Oさん、お茶でもしませんか?この階にカフェがありますから」
【カフェ・ミュゼ】ここ北九州美術館2階にある。北九州市街、響灘、下関が一望に見渡せる。
「おーっ!アンドロメダの第一艦橋に入った感じ!」とかわけの分からんことを叫ぶO氏。
少々気持ち悪くなって来たが、まぁ仮にも得意先が喜んでいるのだから良しとしよう。
窓際の席に座ってホッと一息。阿呆はほっといて私だけサッサと和風パフェ@360円(税別)を注文した。
するとO氏はフルーツミニパフェ@360円(税別)で追随して来た。やっぱりコイツは阿呆だ。
私の様に苦み走った中年の魅力溢れるカッコいいおっさんが喰うから可愛くて婦女子は参ってしまうのだ。
オタクが喰ったら「そのまんま」ではないか。人間「己を知る」ことほど難しいことはない見本である。
パフェでエネルギーを充填し、水を飲んで渇きを癒し、御不浄を使って後顧の憂いをなくし・・・。
「さぁて帰りましょうか、JRお駅まで送りますわ」と言ったらなんとO氏、
「美術館の周りを散策しますから先に帰って下さい」とか言いやがった。私だけ帰れる訳がない。
なるほど色んなオブジェが美術館の前庭や敷地内の色んな場所に設置されていて面白い。
グルリと歩いて美術館の後ろにも廻る。丘の上の美術館である。ハッキリ言ってゴルフ場を歩いてるみたいだ。
「おーっ!この建物の後ろ側は宇宙空母ギャラクティカの後ろの部分とよく似てませんか?」とO氏。
(そんなん言われても知りまへんがな)
小一時間も散策しただろうか?やっと「帰りましょうか?」と言うてくれおった。
タクシーに乗ったらO氏は元のO氏に戻ってしまっていた。
外を眺めているかと思えばスマホを弄り、タブレットを取り出して何やら検索したりしている。
しかしこのO氏の、人も無げな振る舞いにはさすがの私も恐れ入ってしまった。
人とのコミュニケーションよりも機械とのコミュニケーションの方が好きなのであり大切なのであろう。
映画「宇宙戦艦ヤマト2」の中で真田 志郎が戦艦アンドロメダについて古代 進にこう言っている。
「血の一滴も通わないメカニズムの結晶だ。戦いは人間がするものなのに」
このO氏はアニメの肝心なところを見ていない。オタクの風上にも置けない徒輩である。
美術館の最寄り駅ではないのだけれど、JR折尾駅まで行った。
そこでO氏をトットと見送ってしまって折尾の町を楽しむことにする。
そうでもしてストレスを解消しておかないと悪くすれば病気になる。助かっても口内炎は間違いない。
再開発の槌音が喧しい折尾の町。あの「健さん」が青春時代を過ごした町である。
健さんが出身した高校の生徒たちが元気に帰っていく。
この時はまさかあの大好きな健さんが逝ってしまわれるなどと想像もしていなかったのに。。。。