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思い出の、ナン。
「ナマステって、何ぃ?」
あたしの後ろの席のオジサンが、お店の、インド人のオジサンに聞いていた。
「オハヨウ・コンニチワ・コンバンワ。」
「へぇ、みんなおんなじ?かね。」
「ソウソウ、オナジ。」
全席喫煙OKのお店なので、
食事を終えた方達はプカプカとタバコをふかしている。
天井が高く隣との距離があるし、
最初から喫煙OKと知っているから、それほど気にはならない。
この、インド人のおじさんは、
何度か来ているあたしのことを、覚えているのか?
いないのか?
フレンドリーな雰囲気ではないからわかんない。
昔は、インドレストランといえば、インド人コックさんが働いていた。
ネパール人は少なかったし、
いたとしても、インド人の振りをしていたような記憶です。
20年ほど前に知り合ったネパール人も、
本当はパカスという名前なのに、あたしに教えてくれたのは、
インド名で。
源氏名を使いながら、インド人のふりをしていた。
今、インドレストランで働いているのは、インド人よりもネパール人が多い。
名古屋のインドレストランで、インド人を見つける方が難しいくらいかも。
ナマステの2人は、インド人のおじさんで。
確か、ムンバイ出身だと言っていた。
インド人おじさんの作るお料理は、インドの味がする、
あたしは、そんな気がするの。
おじさんの作るお料理はランチしか食べたことないんだけど、
日本のおじさん風に表現するなら、
なんといっても、ナンがうまい!・・・お後がよろしいようで(笑)
ナマステのナンは、パカス君を思い出す味。
インドレストランでナンの修業をしていた、
趣味はナンを焼くことだ!と話してくれた、
あの、パカス君の作るナンが、あたしは好きだった。
週に1度通って。
カレーは大したことなかったんだけど、でも、とにかくナンが美味しかったの。
インドのレストランでの修業では、
全てを教えてもらえる訳ではないそうで、
それは日本の職人の世界と同じで、下働きから始まる、と聞いた。
選ばれたものだけが、さらに上のことに携われる訳なのですが、
そこには民族差別もあるでしょう。
パカス君が名古屋にいたのは20年くらい前で、
その頃は、まだ、
インドへ行くネパール人も、日本にくるネパール人も少なかった。
今、どれくらいのネパール人がインドへ行って、
どれだけの修業をして日本に来ているのか?
それはあたしにもわからないけど、
他のネパール人に聞いた話でも、彼はナンを焼いていたらしいと。
ナマステのナンが、本当のインドのナンなのかはわからない。
あたしはインドへもネパールへも行ったことがないから、リアルに感じることはできないのだけど、
ナマステのナンは、
パカス君のナンを思い出す。
インド人のコックさんが作る、インドカレー&ナン♪
ある、日曜日の午後。
久しぶりにナマステさんへ行ってみる。
お店の方は私のこと覚えているのかな?いないのかな?わからない。
でも、コックさんとちょっと目が合って、少しはにかんだようだったから、
もしかしたら覚えていてくれたのかもしれないな。
その日の日替わりカレーは、チキンカレーでした。
お連れさまは、この日替わりのランチで、
私は、いつものように野菜のカレーをいただくことにしました。
お連れさまは、どこへ行ってもほとんどライスを選択します。
だから、私はお連れさまのご飯を、ちょっぴりご飯もいただくの。
今日も、お連れさまのライスを少しだけ・・・、
「あっ。」
びっくりした、このサフランライスにクミンが入っている。
ジーラライスが、ランチセットでいただけるなんて、思ってもいなかった。
帰るときに、ホール担当のインドの方に、
「今日のサフランライス、ジーラライスだったでしょ。」
インドのコックさんは、一瞬驚いたような顔をしたんだけど、
すぐに得意そうな表情に変わって、
「そうです。ジーラ入れてアリマス。」と。
やるじゃん♪
たぶん、ライスを注文する人が少ないから、
自分たちの賄い用にクミンを入れたのかもしれないね。
でも、こういうのが美味しいと思う。
いつも、ジーラが入っていたらイイのにな。
ちょっと嬉しかった、日曜日の午後でした。
<2014年2月 訪問>
インド人のコックさんが作る、ナン&カレー。
今では、ちょっぴり珍しいものになっているような気がするの。
インドレストランの殆どのお店は、ネパール人コックさんによって作られたインド料理。
インド料理なのに、インド人が作っている訳じゃないのよね。
でも、このナマステ新瑞店さんは、インド人のコックさんが作っていらっしゃる。
ふかふかの甘~いナン。
名古屋のインド料理店の殆どのお店が、甘さとフカフカさを競い合っているなか、
ナマステさんのナンは、甘くない、ふかふかでもない。
パリッと食べごたえのある、もっちりした食感に、ほんのり塩味を効かせてあるんです。
パンにも、柔らかい食感で甘口のものもあれば、
ハードでちょっぴり塩味を聞かせてあるフランスパンのようなものもあるように、
ナンにも種類があって。
それぞれの好みで美味しく感じるか?そうでないか?の、問題なんじゃないかな?と思います。
このお店のナンは、ちょっぴりハード系。
どんなパンに似ているのか?といえば、ソフトなフランスパンのような感じなの。
それよりかはキメがこまかくて、ふんわりしているんだけど、
甘いナンとは違って、ほんのりと塩味を感じるナンは、カレーによく合うなと思う。
ゴパン、なんていうパンが一時期はやったんだけど、ゴパンは惣菜と良くあうじゃない?
あんな感じかな。
もっちりして、ちょっぴり弾力があって、パリッと焼きあがって、ちょっぴり塩味なところが。
パリッとふっくら焼きあがったナンにカレーをつけて戴いて時に思い出したのは、
インドの家庭料理だった。
このお店のお料理に華やかさはないのだけれど、
スープのようなカレーには、ホールスパイスがゴロゴロと入っていて、
ほどよいスパイス感を出している。
ナンよりもチャパティが似合いそうな、そんな野菜カレーだった。
このお店に、バスマティライスがあったらなぁ、、、
本当にシャイなコックさんなので、あんまりお話しないのだけれど、
「美味しかったです♪」
と、話しかけたら、とても素敵な笑顔をくださいました。
明るい人もいれば、ちょっぴりはにかみやさんもいる、
みんなが同じ性格ではないと思うから、ちょっと話しかけてあげてみて♪
野菜カレーランチ☆
ランチのサラダ&マンゴージュース☆
しっかりした食感の、ふっくらナン♪
野菜カレーランチ
日替わりのほうれん草チキン♪
野菜カレー&ナン♪
もっちりナン♪
野菜カレー&ナン♪
チキンカレーと、ジーラライス♪
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Wolfskin
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店名 |
掲載保留
ナマステ 新瑞橋店
|
---|---|
ジャンル | インド料理、インドカレー |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄 桜通線 名城線 新瑞橋駅より 徒歩2分 新瑞橋駅から68m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
席数 |
50席 |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可) |
貸切 |
可 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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近ごろ、街中を賑やかにしている、インドネパールレストラン。
インドとネパールの国旗が掲げられているお店の店主及び従業員は、
ほぼ、ネパール人。
インド人ではないのが現実だ。
ある日、あたしは東京にいて、某店で食事をしていた。
食事が済んだころに、お店の電話が鳴った。
店主の話を聞いていると、
どうやら、テレビ局からの取材依頼らしい。
何か困ったような店主の受け答えに、取材内容が気になって聞いてみた。
お店への取材依頼の内容は、
「インド料理店のコックは実はネパール人だ!」という企画での取材らしい。
あたしの食事していたお店は、インド人の経営するインド人が作った、
本物のインド料理を出すお店なの。
どうして、わざわざ名古屋から、その企画のために取材依頼をしたのか?不思議で仕方なかった。
インドネパール料理店は、名古屋にもたくさんある。
お店のメニューに、モモ(ネパールの餃子)、チャウミン(ネパールの焼きそば)があれば、
間違いなくネパール人のお店だ。
取材するなら、そちらへいくべきではないのか?と思いながら、
インド料理やネパール料理に対しての理解が、遅れている名古屋のことを店主に伝えた。
仮に、その取材は、ナマステにもするべきではない。
このお店は、インド人のインドレストランなのだから。
コックさんも、ホールの方も、インド人。
だから、ここには、ネパールの国旗もないし、
ネパールのお料理もない。
インド人が作るカレーと、ネパール人が作るカレーは、違う。
お料理によって使うスパイスも違ってくるから、国が違えば、味もスタイルも違って当たり前なんだけど、
ひとくくりにカレーとしてしまうのは、少し悲しい気がする。
ネパール人の中にも、インドへ行って修業して良いお料理を作るコックさんももちろんいるので、
ネパール人の作るインド料理が全て偽物ではない。
けれど、イミテーションがあるのも事実で。
そのイミテーションを見つけることに、意味があるのか?と言えば、
あたしは、ないと思う。
インド人の作る、インド料理。
ネパール人の作る、ネパール料理。
それを正しく伝えてくれるテレビ局が名古屋にあれば、
インド人にとっても、ネパール人にとっても幸せなことで、
あたしたち日本人にとっても、
本当の、南アジア料理の、
美味しさを知るきっかけになれると思う。
ナマステは、インド人コックさんの、インド料理レストラン。
昔、名古屋の街角にあった小さなインドレストランのような、
誰かに媚びない、お料理を作っているお店です。