イタリア・ミラノで9月16日から開催する展覧会『Legacy3.11』の企業スポンサーが諸々の事情から撤退して、私たちは緊急事態に直面しています。
このプロジェクトの総予算は1,000万円を超えますが、まずは展覧会をオープンする設営費用として最低でも約800万円が必須のため、苦渋の決断から急遽クラウドファンディングに挑戦します。
東日本大震災の記憶と生きる力を世界に伝える『Legacy3.11』展をイタリアで開催する貴重な機会を、みなさんの志と支援で、どうか実現させてください。
私たちLegacy3.11実行委員会のメンバーは、東日本大震災の記憶を次世代に伝え続けるため、2011年からこれまで、日本国内でさまざまな活動を行ってまいりました。
2022年に開催した展覧会『AWAKES / みんなの目覚め』も、その一環として、震災の影響を受けた地域の声をひろい、共同体の記憶を修復し、ナラティブに伝えることを目指して企画しました。参加したのは、東北に生まれ育ったアーティスト、東北に在住、もしくは現在も関わりをもって活動を続ける人たちです。
この会場・アーツ千代田3331にたまたま来場したイタリアの経済学者グイド・フェリッリ先生が「ぜひミラノで開催したい」と申し出てくださり、イタリア・ミラノ市や日本領事館にかけあって美術館とアーティストやスタッフの宿泊場所を無償提供してくださるという多大なご協力とご支援をいただきました。震災の記憶をアートによってミラノから世界へ伝えるという、非常に貴重な機会をご提供いただき、心から感謝してやみません。
ただ日本側は展覧会の運営と準備に必要な実費の資金を自ら準備する必要があり、私たちは資金調達のため、スポンサーや企業協賛を募る活動を全力で進めてきました。しかし、不安定な世界情勢、歴史的な円安とインフレ上昇の影響下で、主要スポンサーの企業が撤退したことによって、残念ながら協賛企業はほぼ全滅してしまいました。スタッフやアーティストが自費で渡航するにしても、作品の輸送や保険費、会場設営費、運営費、図録制作費などの膨大な経費のほとんどが不足している状況です。こうした事態を回避するための準備や施策のすべてが不十分だったと反省しています。
もともとこの展覧会は市民が手づくりしたD.I.Y型のアート展としてスタートしており、さまざまな有名企業が集まって各地を巡回展示する展覧会とは違って、マスコミや広告代理店も入っていません。スタッフはボランティアで活動しており、スポンサーや企業協賛の営業においては、ノウハウも量もネットワークも足りていませんでした。その結果、現時点で必要な資金のほとんどを確保できておらず、スタッフの渡航費や滞在費を自己負担しても約800万円を集めなくてはならないという厳しい状況に直面しています。
苦渋の決断からこのクラウドファンディングをスタートしますが、この状況の責任は、すべて日本側にあります。関係者の方々に改めて感謝を申し上げると共に、ご心配とご迷惑をおかけしており、大変申し訳ございません。
イタリアで準備を進めてくださっているグイド先生ご夫妻、美術館、ボランティアの皆さんの熱意と努力に応えるためにも、何としてでもこのプロジェクトを成功させたい、させなければならないと強く思っています。 どうか、私たちと共にこの展覧会を実現する力をお貸しください。
文化経済や地域開発研究が専門の経済学者であるグイド・フェリッリ先生は、東日本大震災が発生した直後の2011年、東京都のレジデンス・プログラム「トーキョーワンダーサイト」に参加、日本人が震災をどのよう受け止めて行動してきたのか聞き取り調査を行い、そのフィールドワークを1冊の記録集『3.11への文化からの応答 24人のクリエーター・文化人へのインタビュー』(赤々舎)として日本語で刊行されています。
グイド先生は「当時、被災地で話を聞かせてくれた人たちに<皆さんの声をこれからも必ず伝え続けますから>と約束したんです。その中には残念ながら既にお亡くなりになった方もいます。でも、私はあの時の約束を果たさなければならない」とこの展覧会の実現に向けた想いを話してくれました。震災から約13年経った現在もその想いは変わらず、本書の印税は全額、東日本大震災の被災地支援として送られ続けています。
東日本大震災から11年目にあたる2022年、市民による放射能測定運動からはじまったアート・コレクティヴによる展覧会『AWAKES/みんなの目覚め』をベースに、今なお東北で生きる人たちのナラティブを世界へ伝えるためにアップデートしたグループ展です。
参加アーティストには、赤城修司、河野透、中筋純など、東北に住むアーティストのほか、岩根愛、河村康輔、USUGROW、SIDE CORE、開発好明、Chim↑Pom from Smappa!Group、会田誠、糸井”ダダカン”寛二など東北に関わる多数のアーティストが名を連ねています。
またドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて』(舩橋淳監督)『切腹ピストルズ参上』(梅崎陽監督)『太陽の塔』(関根光才監督)の上映も予定。
そのほか東日本大震災や復興に関わるデータ資料や映像などを、みんなのデータサイト、せんだいメディアテーク、東日本大震災・原子力災害伝承館などのご協力のもと展示します。今回展示する作品を見ればおわかりのように、アーティストそして運営チームのスタッフも、美術界や文化人のみならず、さまざまな分野で生きる人たちが参加しています。
「3.11をさまざまな表現で次世代へと語り継いでいくこと。それは自分にとっても永遠の課題だし、世界共通の課題に繋がるはずだと思って、今回参加させていただきます」
河村康輔(『Legacy3.11』出展アーティスト)
俺たち切腹ピストルズが遅ればせながら今の形として覚醒したのがその『三・一一』で、悲しきかな現代のオチという物に出くわした。
切腹ピストルズで言うところの明治からの流れのオチだ。
例えば、表面的には便利になったが、同時に破壊や事故も便利手軽に起きてしまうのだ。本拠地では原発が爆発し津波で押し流されてる時に、離れた都会ではコンビニはからっぽ、電車止まって帰れない、というパニックがあった。
種類の違いはあっても、現代人の生活や幸せ、表現、多様性、未来のビジョンまでもすべては電源に集結されているようだ。
表面的に多様のようで、全ての理想が電源や兵器一つで終わるのが明るい近代と言われる今である。
変なの。
切腹ピストルズ総隊長・飯田団紅(映画「切腹ピストルズ参上!」出演)
「不幸にも日本で13年前に起きてしまった原発事故は、しかしやはり世界中の人々にとって有用な教訓になります。
周辺に多くの人々が生活を営んでいるところであのような事故が起きたら、どのような事態になるか。人々の心はどのように変化していくか。
そういうことを政府とは別に、民間組織が文化を媒介に伝えるのはとても大事なこと。僕も微力ながらお手伝いします」
会田誠(『Legacy3.11』出展アーティスト)
イタリア・ミラノ市および日本領事館の後援で展示会場として提供いただいた文化総合施設「ファブリカ・デル・ヴァポーレ(Fabbrica del Vapore)」は1899年に創設され、当初は蒸気機関車や鉄道関連の製品を製造、ミラノの産業発展に大きく貢献した歴史的な建築物です。
1990年代にミラノ市が購入後は総合文化施設として再開発され、2001年にはミラノ市を代表するアートと文化の総合拠点として正式にオープン。これまでアンディ・ウォーホール展(2022-2023)やフリーダ・カルロの回顧展(2020-2021)、現在はシェパード・フェアリー展(2024)が開催中で、美術展のほか、演劇、ダンス、音楽、ワークショップなどさまざまなイベントが開催されています。
『Legacy3.11展』の展示会場は約1300平米という広大な展示スペースを用意していただき、スタッフ一同、非常に光栄に思い心から感謝してやみません。しかし、歴史的な円安とインフレ上昇があいまって、今回の展示に関わる設営と運営費は、東京都内と比較して、実質3-4倍が見込まれています。
時間がありません。展覧会の開催まで、残り1ヶ月を切りました。この展覧会を成功させるには、私たちが、現状の窮状をお伝えし、展覧会に関わってくれたすべての人たちーー参加アーティスト、スタッフ、東北で生きるみなさんの声を広く伝え、みなさんの支援と応援をどれだけ集めることができるのかにかかっています。
グイド先生は「東日本大震災から生まれた作品や文化、コミュニティ、そしてクリエイティヴなレジリエンスは、世界各国に力とインスピレーションを与えることができるはず」と話してくれました。この展覧会の実現に向けて、どうか、あなたのお力を貸してください。ご支援いただいた資金は、展覧会の実現と成功に向けて、大切に使わせていただきます。またクラウドファンディングのみならず、スポンサーと協賛も引き続き募集しています。どうか、みなさまの温かいご支援と応援を、心からお待ちしております。
この緊急クラウドファンディング・キャンペーンのために急遽応援メッセージを寄せてくれた方々に感謝申し上げます。
「応援するなら、オリンピックよりもこっち!」
斎藤幸平(東京大学大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻准教授)
「自発性の強い市民参加型のアート展が日本からヨーロッパへ飛び出していこうとしている。雑多に見えるのは中央集権で動いていないからで、そうした動きはまさに草の根。土をしっかりつかんでもらうためにも是非とも外部の私たちの「自発」が必要ではないか。とりあえずクラファンから始まって、さらにヒゲ根は増えるでしょう」
いとうせいこう(クリエイター・作家)
「自然災害と人災によるやるせなさを、どうにか芽吹く力に変えようとする心が連なっている。クラファンは苦渋の選択だったかもしれないけれど、たくさんの方に応援されてこの展覧会が開催されることが、美しいと思います。(ボランティアで働いている方々が、ぶっ倒れないようにと祈っています!!!)」
コムアイ(アーティスト)
「この挑発的な挑戦を応援したい。ミラノの後は、何事もなかった事のように再稼働に勤しむ指導者と信奉者がいる国での開催も希望する」
ミュージシャン・DJ 沖野修也(Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Sextet)
「戦争、虐殺、暴動、格差、差別、自然災害、気候変動…いくつもの危機が次々と容赦なく押し寄せてくる“ポリクライシス”の時代に私たちが忘れかけている何かを思い出させてくれる、そんなアートが日本から世界に広がると信じている!」
キニマンス塚本ニキ(翻訳者・ラジオパーソナリティ)
3.11や気候変動をテーマに、いろいろな気づきを与える作品を発表し続ける有太マンとNippon AWAKESを応援しています。またこの展示会が核となり、多くの人が繋がることで社会がアップデートされることを期待しています。
株式会社UPDATER 代表取締役 大石英司
No Rain No Rainbow
雨降って地固まる
ピンチはチャンス
すべてを糧にするためのアート展。
窪塚洋介
タイトル:Legacy3.11 The power of art and creativity in 3.11: Japan past, present and future
期間:2024年9月16日〜10月12日
場所:ファブリカ・デル・ヴァポーレ(ミラノ市)内 Ex Cisterne
料金: 入場無料
参加アーティスト(順不同): 中筋純・藤田望人・会田誠・河村康輔・プロジェクトFUKUSHIMA!・河野透・Wide Awakes・Chim↑Pom from Smappa!Group・USUGROW・浦裕幸・片平仁・赤城修司・snipe1・岩根愛・橋の下世界音楽祭(鈴木聡・USUGROW)・開発好明・SIDE CORE・小林憲明・廣海充南子・NPO法人みんなのデータサイト・糸井寛二(ダダカン)・梅原真・平井有太・水沼久直・梅沢和木・Nippon AWAKES
上映作品(順不同):
映画『フタバから遠く離れて』舩橋淳監督(2012)
映画『切腹ピストルズ参上』梅崎陽監督(2019)
映画『太陽の塔』関根光才監督(2018)
展示期間中の特別イベント(予定):
・ミラノの展示会場と「おれたちの伝承館」(福島・小高)をつなぐオンライン交流会
・東北の米を使用したおにぎりを来場者へ提供
資料提供:3がつ11にちをわすれないためにセンター(せんだいメディアテーク)、東日本大震災・原子力災害伝承館ほか
主催:Legacy 3.11展実行委員会
後援:ミラノ市、在ミラノ日本国総領事館、ファブリカ・デル・ヴァポーレ、テンピオ
協賛:Onitsuka Tiger
2024年8月 クラウドファンディング開始
9月9日 設営チームが準備のため渡伊
9月16日〜10月12日 展覧会開催
10月31日 クラウドファンディング終了
11月1日 図録・リターン制作開始
2025年3月末(予定)図録・リターン発送完了
(※支援者と個別に日程調整が必要なものを除く)
設営費・資材調達・レンタル費・印刷費 240万
作品運送費 70万
アーティストへの謝礼 45万
図録制作費 180万
翻訳費 20万
広報費 35万
リターン品製作費・発送費210万
合計 800万円
ほとんどの資金が確保できていない状況です。現時点でスタッフの渡航費用や滞在費(スタッフ5名分・約200万円)は自己負担を覚悟していますが、展覧会の設営や準備に関わる開催に実費、そして当クラウドファンディングの返礼品の制作や配送費などを含む約800万円を、ぜひ皆様のお力でご支援いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
震災直後から、被災地支援や放射能測定を自身のアートとして捉えて現地で地道な活動を続けてきた有太マンこと、平井有太(Nippon AWAKES)。2冊の著書『福島』『ビオクラシー』(2015・2016、SEEDS出版)を皮切りに、東日本大震災をテーマにした展覧会の開催を企画中、平井の友人でありニューヨークのアーティストであるホセ・パルラが、平井がコロナ禍に出した宣言(2020)に賛同。
ちょうど同時期にパルラ主宰の世界的なムーブメント「Wide Awakes」に展覧会の主旨が共鳴することを互いに確認し合ったことにより、その名義を一部踏襲した『 AWAKES みんなの目覚め』展が開催、国内外から高い評価を博す。
*Nippon AWAKES展示実績
個展(平井):「ビオクラシー」(高円寺 Garter、2016)
グループ展(平井):「原子の現場」(鞆の津ミュージアム、2017)、「If Only Radiation Had Color: The Era of Fukushima」(X & BEYOND コペンハーゲン、2017)、 「ビオクラシー」(はじまりの美術館、2018)、「清山飯坂温泉芸術祭 SIAF2018」(旅館清山、2018)、「The 10th」(w/Lady Aiko@深川、2021)、
グループ展(Nippon AWAKES):「日本の目覚め」(本と川と街 The Bee’s Knees、2021)、「ソーシャル ~測って、生きる。」(EARTH+GALLERY、2022)、「AWAKES みんなの目覚め」(アーツ千代田3331、2022)
この時に展覧会の企画と運営のアートコレクティブが自然発生的に発足し、現在の「Legacy3.11展実行委員会」へと繋がった。実行委員会事務局スタッフは「母親として子どもに安心安全な未来を作りたい」という想いでNPO法人みんなのデータサイトで活動を続けてきた中村奈保子。そしてこれまで数多くの市民活動に参与した経験をもつ柳澤史樹。柳澤は今回の『Legacy3.11』展のため、平井と一般社団法人「Nippon Awakes」を立ち上げ、今回の事務局長を務めています。この他、日本とイタリアのそれぞれで年齢も肩書きも異なるボランティアが集まって運営されています。
クラウドファンディングの責任者であり、本展事務局長を務める柳澤史樹です。
まずはじめに、このページにお越しくださった方々と、今回イタリア側の窓口として尽力、奔走してくれたグイド先生、その意を汲んでくださったミラノ市ならびに在ミラノ日本領事館の関係者各位に対して心から感謝すると同時に、ご心配とご迷惑をおかけしていることをお詫びいたします。
「あの地震を過去のものにせず、未来への遺産にしたい」という思いだけが、私たちを支えてきました。
約2年前から話し合いを続け、昨年末にグイド先生から展覧会場を正式に契約したという連絡をいただいた後、半年以上にわたり展示の準備と並行して、資金調達のためスポンサーや協賛を募る営業活動など、思いつくことは全てやってきました。
しかし頼みの綱だった企業の撤退により、資金が圧倒的に不足している状態です。悔しく、忸怩たる思いですが、今回はどうぞ、私たちにお力を貸してください。ご理解とご支援のほど、心からお願い申し上げます。
Legacy 3.11実行委員会(一般社団法人Nippon AWAKES内)
Email: [email protected]
電話: 090-6134-1397(柳澤)
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディング終了御礼(全支援者のみなさまへ)
2024/11/05 10:33Legacy3.11展実行委員会 柳澤です。ご報告が遅くなりましたが、先日10月31日に、約2ヶ月にわたるクラウドファンディングは、471人もの方から5,018,400円もの支援をいただき、無事終了しました。メンバー一同、心より御礼申し上げます。 2年前に東京で開催した「AWAKES /みんなの目覚め展」に端を発した本展は、構想から企画、そして正式決定に併せた契約や準備、協賛を得るための活動など、すべてをメンバーの手弁当で進めてきました。その後、協賛がほとんど得られないという現実に直面し、このクラウドファンディングを決定してからは、展覧会開催の準備に加えてクラファンの準備も並行して行うこととなり、メンバー全員がすべてのエネルギーを注ぎ込みチャレンジしてきました。とはいえ、私たちの「東日本大震災からの人々の生きる姿を未来への遺産として伝えたい」という思いだけで始まった本プロジェクトが、どこまでご理解・ご賛同のもとご支援いただけるのかは、正直なところ全くの未知数でした。そんな状況のなか、目標の800万円には到達できなかったものの、たったの2ヶ月でこれだけのご支援をいただけたことは、今回ご参画くださったアーティストの皆様のお力、プロジェクトに賛同くださるお一人お一人のお力、そしてプロジェクトに賛同して応援メッセージを寄せてくださった方々のおかげに他ならず、改めてここに感謝申し上げます。 これまでもご報告してきましたように、本展は在ミラノ日本総領事やIULM大学生など、日伊ふくめ多くの方々が高く評価してくださり、私たちとしても本当に嬉しく感動的な体験を多数させていただきました。また本展は、世界が今抱えている戦争・貧困・格差社会等の様々な課題に対しての1つの提示であると評価され、今後の国内外での開催のチャンスも掴むことができました。在ミラノ日本総領事小林敏明様。奥様も「絶対観たほうがいいと主人に言われて」と来展くださいました。平井の講義を聴くミラノIULM大学の学生たち。自由参加に関わらず100人ほど来てくれました。小林憲明さんの「ダキシメルオモイ」丹野さん親子。「震災で亡くなった息子さんの公太くんを海外旅行に連れてってほしい」というお母さんとの約束も果たせて本当によかったです。到着が遅れ胃が痛くなりましたが、今となってはいい思い出。メンバーの中村を凄く慕ってくれ、素晴らしい詩を一生懸命書いてくれたダニちゃん(中)、心のこもった画とお土産を持ってきてくれたアジアちゃん(左から二人め)これは発起人の平井が聞いた話ですが、企業などの協賛が受けられない状況で「とにかく突破してみせる」という思いのチャレンジが、期せずして評価をいただけたという事実もありました。 それを思えば、今回到達できず、私たちの自己負担となった不足分は、今後の活動への投資と考えることもできるほど、価値あるものだと思っています。 つまり「一度でも海外でこの展覧会を開けていい記念でした」ということではなく、これをきっかけに、持続可能なプロジェクトとして継続していくことで、その価値はさらに大きくなって戻ってくると確信しています。 しかしこの活動の継続には、みなさまの力が必要不可欠です。本プロジェクトのみならず、その他の活動などは逐次SNSなどで発信していきますので、ぜひフォローいただき、あたたかく見守ってくださいますようお願いします。また、メンバーとして私たちと一緒にチャレンジしてみたいと思ってくださる方々も心からお待ちしています。なお、今後こちらの活動報告は、リターンについてのご連絡等で引き続き使わせていただきますので、今しばらくフォローしてくださいますようお願いいたします。 改めて、この度のあたたかいご支援、誠にありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。Legacy3.11実行委員会(事務局 一般社団法人Nippon AWAKES)メンバー一同【今後のNippon AWAKESの活動を逐次発信していきます!ぜひ私たちのSNSをフォローお願いします。】◉X https://x.com/311committee◉Instagram https://www.instagram.com/nipponawakes/◉Facebook https://www.facebook.com/nipponawakes◉公式サイト https://profile.nipponawakes.com/【映像で振り返るLegacy3.11展】★ #legacy311 展、ミラノでの設営の様子が、素晴らしい動画としてまとめられました。https://youtu.be/adqBTJ6UhJI *中山ラリ監督★8万5千フォロワー #tempiodelfuturoperduto に、#legacy311 についてと、平井のインタビュー(英語)。https://www.instagram.com/reel/DAqs2mQMGyH/?igsh=MW44bDdxN3pxdzFxOA==★ミラノ大学のティックトッカーJasonくんによる、Legacy3.11展紹介動画!https://www.instagram.com/reel/DAdcW5fNRTL/?igsh=MTBvYTVleHIwZDU5bA==★「Legacy 3.11展」開会準備中の会場を一巡 ※撮影:橋本康二さんhttps://youtu.be/N_w49FlGV24?si=FAR3S07F2ec-COEd★「Legacy 3.11展」2024年9月16日、オープニングの日 ※撮影:橋本康二さんhttps://youtu.be/_CCneDTTm5E?si=PtxpjhLzQo8h5YMk★帰国後、Dommune宇川さんのご厚意で緊急クラウドファンディング応援番組https://www.youtube.com/live/hvKL50doUE4?si=FSNW-DpZNRp_7U_X【会場や現地サポーターのご協力で掲載された地元メディア(イタリア)】Artribune https://www.artribune.com/mostre-evento-arte/legacy-3-11/itinerarinellarte.it https://www.itinerarinellarte.it/it/mostre/legacy-3-11-the-power-of-art-and-creativity-from-3-11-japan-past-present-and-future-10412Milanopost https://www.milanopost.info/2024/09/25/fabbrica-del-vapore-fino-al-18-ottobre-legacy-3-11/iodonna https://www.iodonna.it/attualita/eventi-e-mostre/foto-racconto/il-festival-della-fotografia-etica-a-lodi-e-gli-altri-eventi-da-non-perdere/?img=15 もっと見る
実行委員会より心を込めて御礼のメッセージ
2024/11/02 17:43こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
緊急企画!10/30(水)19時〜ストリーミングサイト「DOMMUNE」にて『Legacy3.11』展の特別番組を放送!
2024/10/29 16:03こんにちは!Legacy3.11展後方支援チームの鈴木です。クラウドファンファンディングも満了日まで、あと残り2日間と差し迫ってきました。 正直なところ、たった2ヶ月近くで約350万近くもの支援金が集まったのは驚くべき事実ではないかと思っています。 が、しかし。 この歴史的な円安のさなか、欧州はイタリア・ミラノまで展覧会を出前する....というのは並大抵なことではありません。事実私は8月のポーランド出張に合わせてミラノに行ってきましたが、現地の物価は東京都内の2〜3倍で連日白目になりました。(クレカの請求書を見るのが恐ろしいです)そんななか、ほぼD.I.Yで半年間という短い時間内に1か月に渡る大規模展示を開催した結果、その実費は総額1000万近くに達しているとかいないとかの情報も漏れ伝わってきています。しかしそのほとんどが持ち出し。運営スタッフや設営チームは、ほぼ全員何かしらの自腹を切って自主参加しているという状態。いとうせいこうさん曰く、まさに海を超えた「草の根アート活動」なのです。 その台所事情とは裏腹に、今回の展覧会は、既に他国の美術館からもお誘いの声が集まるほど盛況で、現地で大きなインパクトを残せたことは確かで、私も現地の来場者から非常に熱い反応を幾つも目の当たりにました。しかしまずはこのミラノ展の経費だけでも回収しなければ、次回以降の展覧会の開催にも繋がらない....という難問に直面していることもまた事実です。そこで明日10/30(水)19時〜、カルチャーストリーミングサイト「DOMMUNE」にて現地報告会を企画しました! DOMMUNEへの持ち込み企画は、通常、最低限の人件費や実費の支払いが必須なのですが、今回は苦境を察したDOMMUNE主宰である宇川直宏さんがひと肌脱いでくださり、完全無料、つまりDOMMUNE側の費用持ち出しで特別番組を放送してくださることになりました!(宇川さん本当にありがとうございます...涙) あまりにも急な緊急企画となって恐縮ですが、明日30日(水)の夜のお時間を少しだけ、私たちにいただけないでしょうか。もし当日ご都合がつく方は、ぜひ東京・渋谷のDOMMUNEスタジオにいらしてください! 現地で直接感想や質問を投げていただき、この放送を盛り上げていただけると、クラウドファンディングも最後ギリギリでの追い込みをかけることができるのではないか...と切に願うばかりです。当日は 19時~21時の前半は本展参加アーティストと運営チームスタッフによる現地報告レポート、 そして21時~23時の後半は東日本大震災をテーマにしたDJイベントを予定しています。 後半は、なんと、沖野修也さんが京都から駆けつけてDJをしてくださることに....!!! そのほか今回初めてDJを披露してくれる参加アーティストも控えていますので、どうぞお楽しみに◎スタジオでのご参加が難しい方は、ぜひぜひオンラインでご視聴ください。番組は無料でご視聴できますが、どうぞこのクラファンサイトで投げ銭のご用意をお願いいたします! そして勘のいい皆さんは既に想像つかれているかと思いますが、今回(も)緊急実施のため、告知がまったくできておりません....。 SNSでの告知拡散へのご協力をいただけると非常に心強いです。 また当日は生放送を鑑賞しながら質問や感想の呟きや投稿などもいただけると、出演者・スタッフ全員が歓喜します。どうか、皆さんのお力添えを貸してやってください。何卒よろしくお願い致します。オンライン視聴はこちらから↓◆DOMMUNE 公式サイトhttps://www.dommune.com◆DOMMUNE YouTubehttps://www.youtube.com/user/dommune鈴木沓子 もっと見る
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