内容説明
大衆化と広域化によって際立った爛熟をみた中期以降の江戸文化。その担い手は生活を謳歌する江戸の庶民だった。日々の暮らしとライフサイクル、住まい、お洒落とよそおい、料理と食文化、娯楽と旅、流行・芸事、絵画・工芸、出版事情、寺子屋と教育、信仰と祭礼など、めくるめくばかりの多様な文化の展開を、気鋭の執筆陣が的確に解説。1冊でわかる江戸文化入門。
目次
第1章 江戸の暮らし
第2章 江戸の住まい
第3章 江戸のよそおい
第4章 江戸の食
第5章 遊興と旅
第6章 芸事とはやり
第7章 絵画と工芸
第8章 江戸時代の出版
第9章 江戸の教育
第10章 信仰と宗教
著者等紹介
竹内誠[タケウチマコト]
1933年、東京生まれ。東京学芸大学大学院博士課程修了。東京都江戸東京博物館館長、徳川林政史研究所所長。専攻は江戸文化史、近世都市史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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果てなき冒険たまこ
1
江戸の文化を項目ごとに紹介していく入門本。暮らしから始まって住まい・装い・食・旅・芸事・絵画・出版・教育・宗教と取り上げる範囲は広い。各項目もほんとざっくり取り上げてるからここから興味のある項目を深堀していくのが勉強法なんだろう。同時に読んだ江戸時代の地図本と併せてとても分かりやすかった。図書館で閃いて借りたけど全然あたり。江戸時代は面白いねぇ。2022/10/16
zero
0
△2010/02/27
dahatake
0
ボリュームのある内容だった。江戸時代の江戸の庶民の暮らしを垣間見ることが出来た。世帯や住まい。服装。食。行楽。絵画と工芸。出版。教育。宗教と寺社の役割。いずれも興味深かった。2023/10/27
サチ
0
レポートのために。2018/08/05
サチ
0
レポートの参考に。2018/07/26