国民民主 「トリガー条項」凍結解除などの法案を国会に再提出

燃料価格の高騰対策をめぐり、国民民主党は、ことしの通常国会に提出した、ガソリン税の上乗せ部分の課税を停止する「トリガー条項」の凍結解除などを盛り込んだ法案を、国会に再提出しました。

この法案は国民民主党が6日、衆議院に単独で提出しました。

この中では、ガソリン税の上乗せ部分の課税を停止する「トリガー条項」の凍結解除を行い、1リットル当たりおよそ25円の引き下げを行うほか、引き下げられた価格を維持するため、2年後までをめどに「暫定税率」を廃止するなどとしています。

また「暫定税率」の廃止に伴い、政府に対して新たな税制の構築に必要な措置を講じるよう求めています。

この法案は、国民民主党がことしの通常国会に提出しましたが、廃案となっていました。

法案提出のあと、浜口政務調査会長は記者団に対し「もう一度われわれのスタンスを示そうという判断のもと提出した。ガソリン減税については暫定税率の廃止も含めて自民・公明両党との間で協議中だが、与党に私たちの考え方を示すいい機会にもなると思っている」と述べました。