iPhoneで緊急電話をかける

iPhoneでは緊急時にすばやく助けを求めることができます。緊急SOSを使えば、すばやく簡単に助けを求めて、緊急連絡先に通知できます。

iPhoneがロックされているときに緊急電話をかける

パスコード画面で、「緊急」をタップします。
緊急電話番号をダイヤルして（日本の場合は119など）、をタップします。

緊急SOSを使う（インド以外の地域）

iPhone 8以降: サイドボタンといずれかの音量ボタンを押さえたままにします。「緊急SOS」スライダが表示されたら、iPhoneからアラームサウンドが鳴り、カウントダウンが開始されるまで、そのまま押さえたままにします。（カウントダウンをスキップするには、「緊急SOS」スライダをドラッグします。）カウントダウンが終了すると、緊急通報サービスに電話が発信されます。
また、サイドボタンを5回クリックして緊急SOSを開始するように設定することもできます。「設定」＞「緊急SOS」と選択して、「サイドボタンで通話」をオンにします。
その他のモデル: サイドボタンまたはスリープ/スリープ解除ボタン（モデルによる）を5回クリックしてから「緊急SOS」スライダをドラッグします。

緊急電話を切ると、緊急電話をかけたことが緊急連絡先に通知され、現在地が送信されます（現在地が利用可能な場合）。

緊急SOSを使う（インド）

iPhone X以降: サイドボタンをトリプルクリックします。または、アクセシビリティのショートカットをオンにしている場合は、サイドボタンといずれかの音量ボタンを、スライダが表示されるまで押さえたままにしてから、「緊急SOS」をドラッグします。
その他のモデル: サイドボタンまたはスリープ/スリープ解除ボタン（モデルによる）をトリプルクリックします。

デフォルトでは、iPhoneからアラームサウンドが鳴り、カウントダウンが行われた後、緊急通報サービスに電話が発信されます。

緊急電話を切ると、緊急電話をかけたことが緊急連絡先に通知され、現在地が送信されます（現在地が利用可能な場合）。

緊急SOSの設定を変更する

「設定」＞「緊急SOS」と選択します。
次のいずれかを行います:
- 自動通報のオン/オフを切り替える: 「自動通報」をオンにした場合、緊急SOSを開始すると、iPhoneからアラームサウンドが鳴り、カウントダウンが行われた後、地域の緊急通報サービスに電話が発信されます。
- カウントダウンの音のオン/オフを切り替える: 「カウントダウンで音を出す」がオンの場合、サイレントモードやおやすみモードがオンのときもアラームサウンドが鳴ります。
- 緊急連絡先を管理する: 「“ヘルスケア”で緊急連絡先を設定」または「“ヘルスケア”で緊急連絡先を編集」をタップします。iPhoneのヘルスケアでメディカルIDを作成するを参照してください。

iPhoneの緊急電話に関する重要な情報

携帯電話サービスを使用可能な場合、多くの場所ではiPhoneから緊急電話をかけられますが、緊急時にiPhoneを唯一の連絡手段にすることは避けてください。iPhoneがアクティベートされていない場合、iPhoneが特定のモバイルネットワークで使用できないか動作するように構成されていない場合、またはiPhoneにSIMカードがないか、SIMカードがPINロックされている場合（該当する場合）は、モバイルネットワークによってはiPhoneからの緊急電話を受け付けないことがあります。
特定の地域では、緊急電話をかけたときに、緊急サービスプロバイダが位置情報（特定可能な場合）にアクセスすることがあります。
Wi-Fi経由での緊急電話の制限を理解するには、ご利用の通信事業者の緊急電話情報を確認してください。
CDMAでは、緊急電話を終了すると、iPhoneが数分間緊急電話モードに入り、緊急通報サービスからかけ直してもらうことができます。この間、データ転送およびメッセージはブロックされます。
デュアルSIM搭載モデルで通話しているときは、別の回線への着信（緊急通報サービスからの着信も含む）は直接留守番電話（通信事業者で使用可能な場合）に転送されます。不在着信通知は表示されません。
話し中や圏外などの条件に応じて別の回線に自動電話転送するよう設定した場合、着信は留守番電話に転送されません。利用可否や設定方法については、ご利用の通信事業者にお問い合わせください。

役に立ちましたか？

iPhone ユーザガイド