大会のタイム計測!!と無意識

こんにちは ヤマモト です! 
今回は居合道大会や昇段審査での“タイム計測”についてです。 
もうすぐ第50回和歌山県下居合道大会があります(2024/7/15)
水鏡館からは八名が参加します✨
大会に出るからにはやっぱり勝ちたいですし、もちろん“優勝🏆”を目指しているので稽古にも熱が入ります😆
 私自身もいつも以上に意識した稽古をしています(普段から意識して稽古していればいいんですけどね😅💦)
 
そして大会や昇段審査では、古流2本と全剣連居合3本(指定技)があり計5種類の技で競い合います。
“刀礼”と言って始める前の礼式と技5本、そして技が終われば終わりの刀礼をする。
これらの所作を“6分”以内で終わらせなければなりません、タイム計測は四段以上の選手の試合に実施されます。
このタイム計測が焦りを生むんです⤵😖
試合中は時計等はなく、仮に時計が有っても見る間はありません! 仮想敵から目を離してはダメなので キョロキョロする訳にはいきませんので完全に体内時計のみが頼りです。 
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ちなみに普段通りにやると だいたい5分30秒〜5分50くらいで終わります。しかし最近の私の課題が“残心”をしっかりとると言う稽古をしていますので 最近タイム計測した所 “7分10秒”と言うタイムが出ました💦さすがにゆっくりし過ぎですね⤵😅
 
それに加えて、横で演武している方の動きに釣られてしまい体内時計はめちゃくちゃになり自分のいつも通りの振りができなくなってしまいます💦
私の中ではこのタイム計測と言う物が厄介でして...タイムを気にし出すと⏱どうしても 焦りからか残心が疎(おろそ)かになってしまい 納刀が早くなったり 切り付けが早くなったり 本当にいい事がありません⤵
しかし、しっかりと自分の動き(残心等のタイミング)を稽古する事でどんな時でもいつも通りの「平常心」で技を抜けると言うのが大会でタイム計測がある目的の1つだと私は思います。
 
 
いつもと違う場面の大会や審査などで、いつも通りの技が「平常心」で振れる事に稽古量が出るのでは無いでしょうか?
私の様に緊張で技が早くなったり、逆に意識し過ぎて遅くなったり 審査員の方や見学者に「いい所を見せてやろう( ≖ᴗ≖​)」と力が入っている内はまだまだ稽古不足なのでしょうねぇ💦
“無意識にいつも通りの技ができている”と言うのが理想に近いのでは無いでしょうか? 
 
私は四段になったばかりで、 切先の位置や足の位置やスピード感を頭で考えて 常に「合っているかなぁ?」「この位置で良かったよね?」と....敵に対しての意識よりも自問自答の方が多い様な気がします⤵💦  
稽古をしているといつの日にかはタイムなど意識せずに無意識に基本動作が出来て 敵にだけ集中してどんな場面でもいつも通りの技が出来る日が来るのでしょうか?😭
考えいてもわからないので、いつか来るその日までしっかり愛刀と共に稽古をしようと思います😅
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