L'art de croire 竹下節子ブログ
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竹下節子が考えてることの断片です。サイトはhttp://www.setukotakeshita.com/jamariastella2025Thu, 06 Mar 2025 00:05:17 +09002025-03-06T00:05:17+09:00hourly12013-06-01T12:00:00+00:00L'art de croire 竹下節子ブログhttps://md.exblog.jp/img/samplelogo.gif
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8080竹下節子が考えてることの断片です。サイトはhttp://www.setukotakeshita.com/日本語の駄洒落?
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http://spinou.exblog.jp/33666136/<![CDATA[少し前のこと、ネットで、大河ドラマの第一回のタイトルが「ありがた山の寒がらす」というもので、どういう意味かと思ったら、江戸の言葉遊びで、「ありがたや」という感謝のことばをはぐらかしたものだという。すなおに感謝しない照れ隠しという意味もあるともいう。はじめて知った。
ありがた山というのは御殿場にあるらしい。
私の知っているのは確か夢野久作の小説に出てきたもので、道端の「物乞い」が銭を恵んで...]]>雑感mariastellaThu, 23 Jan 2025 02:33:53 +09002025-01-23T02:33:53+09:00神が幸せな国
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http://spinou.exblog.jp/33682355/<![CDATA[「フランスにいる神のように幸せ」という表現がある。
特にドイツで有名な言い回しで、ナチスに広められさえしたという。
もとは、フランス革命の後、ヨーロッパで唯一ユダヤ人を平等な市民として公認したフランスのことを東欧のユダヤ人がイディッシュ語で評した表現だとも言われている。
そもそも「ユダヤ人」狩りの起源となったのは十字軍と同時にフラン...]]>フランスmariastellaSun, 16 Feb 2025 06:46:56 +09002025-02-16T06:46:56+09:00人生は和声進行
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アンドレ・マヌキアンの『音楽の超常の力』という本に、幸せとはいったん不安定になったり不安を掻き立てられたりしたところからうまく「収まる」のを感じることだ、みたいなことが書いてある。
和声進行は主和音から始まり、色々と展開しても最終的に主音に戻る。
ソファで休んでいたバッハのために、バッハの息子がチェンバロを弾いていた。父親が軽いいびきをかきはじめたので寝ついたと思った息子は途中の和音で...]]>音楽mariastellaSat, 11 Jan 2025 06:55:17 +09002025-01-11T06:55:17+09:00クイン・スロボディアンQuinn Slobodianによってトランプの正体を考える
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http://spinou.exblog.jp/33691781/<![CDATA[フランスの映画賞であるセザール賞の授賞式はいつも政治的な発言の場になる。
今年(2/28)はトランプとゼレンスキーがホワイトハウスで「喧嘩別れ」した直後にオープニング・セレモニーの中継だったので興味深くみてみた。
名誉セザール賞を授与されたジュリア・ロバーツに、「フランスに亡命するならどうぞ」などと呼び掛けるジョークもあった。
ひところほどアメリカンなフェミニズムやウォークの色は減ってい...]]>時事mariastellaSun, 02 Mar 2025 01:30:19 +09002025-03-02T01:30:19+09:002/8のコンサート
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http://spinou.exblog.jp/33678226/<![CDATA[2/8のパリでのコンサート、
プログラムはミオンのオペラバレエの組曲の他に、久しぶりにラモーのダンス曲を組み合わせた。すべて別のオペラから。ラモーが長生きしてたくさんのオペラ曲を残してくれてよかった。
Air pour les bergers - Le Temple de la Gloire, 1745Rigaudons 1 et 2 - Platée,1745
Air gracieu...]]>音楽mariastellaMon, 10 Feb 2025 03:51:31 +09002025-02-10T03:51:31+09:00同世代哲学者の老後感
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http://spinou.exblog.jp/33663476/<![CDATA[もうひと月前になるが、「健康ブログ」に「レクスプレス誌」に載ったアンドレ・コント=スポンヴィルのインタビュー記事について書いた。同世代で多くのメッセージを発している人が意外な老後感を披露しているのが驚きだったので、健康ブログと化している「たかが、肩」に載せたのだ。
ひょっとして興味ある人がいるかもしれないのでリンクを貼っておく。
]]>死生観mariastellaSun, 19 Jan 2025 04:02:25 +09002025-01-19T04:02:25+09:00未来はシニアの手に?
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http://spinou.exblog.jp/33676606/<![CDATA[愛読している秋葉忠利(元広島市長)さんのブログでの、核廃絶に向けた、理想論ではない現実的な戦略の検討にはいつも感心させられる。
シニアと言えば、秋葉さんより20歳くらい年上の藤永茂さんの平和と公正の志向が絶対に揺らがない姿勢も尊敬するばかりだ。最近のブログに大橋晴夫氏の原爆についての考察が転載されていた。
これは被爆者の側からというより、日米の政治側から見た加害の様相だ。
これ...]]>時事mariastellaFri, 07 Feb 2025 17:26:02 +09002025-02-07T17:26:02+09:00フランス語のジョーク
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http://spinou.exblog.jp/33264407/<![CDATA[La maîtresse demande :
--Toto, dans ta rédaction, tu as écrit trois fois le mot savon avec un S majuscule. Pourquoi?
-- Ben, pour moi, c'était forcément un nom propre!
先生がたずねました。
「トト、あなたは作文の...]]>フランス語mariastellaTue, 20 Feb 2024 01:41:34 +09002024-02-20T01:41:34+09:00Un autre monde
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http://spinou.exblog.jp/33675587/<![CDATA[2022年に公開された社会派映画をArteで視聴した。
コロナ禍後はすっかり新作映画を観に行かなくなったから何でも新鮮で、ヴァンサン・ランドンとステファヌ・ブリゼのコンビは妥協のない映画作りだから興味があった。
今まで労働者側から描いていたものを今度は管理職側から描く。
マルチナショナル企業のフランスのトップ役が、テレビのプレゼンテーターだったマリー・ドリュケルで、美女で冷...]]>映画mariastellaThu, 06 Feb 2025 07:34:16 +09002025-02-06T07:34:16+09:00バイル―かベイルーか 再び
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http://spinou.exblog.jp/33675457/<![CDATA[以前もどこかに書いたのだけれど、今のフランスの危うい議会で、二度目の首相に指名されたフランソワ・バイルーの読み方について。日本語表記はバイルかバイルー(フランス語は最後の母音が少し長くなるのでバイルーが近い)だが、フランスのメディアでは相変わらず「バイルー」と「ベイルー」が混在している。「yはi+i」だから、教科書的に行くとBai+ilouでベイルー。友人であるバロックダンサーのChrist...]]>フランス語mariastellaWed, 05 Feb 2025 23:12:47 +09002025-02-05T23:12:47+09:00「天翔る聖女」、再び
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http://spinou.exblog.jp/33673842/<![CDATA[「天翔る聖女」とは、『パリのマリア』(筑摩書房)の中で、紹介した3人目の「奇跡の聖女」である修道女イヴォンヌ・エメを形容した言葉だ。
この人は、第二次世界大戦の時にユダヤ人やレジスタンスの活動家を修道院に匿った功績で戦後ドゴール将軍から功労を称えられた。(傷ついたレジスタンス要因をナチスが追って来た時、修道女の服を着せて聖堂で祈りの姿勢を取らせて救ったなど)
複数の勲章をもらっている。
...]]>本mariastellaMon, 03 Feb 2025 17:52:46 +09002025-02-03T17:52:46+09:00もう一つの訃報 マルティーヌ
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http://spinou.exblog.jp/33673485/<![CDATA[マルティーヌと出会ったのは1980年代の終わり頃だったろうか。コンセルヴァトワールでソルフェージュを教えていた先生の娘セシルがコンセルヴァトワールのバレエのクラスでなく、当時フランスの国鉄の建物で教えていたマルティーヌのクラスに通っていたことに興味を持った。マルティーヌの生徒たちの発表会に行ったら、青年ダンサーが2人て活躍していしていた。クラシックバレエのクラスは女子がほとんどだから珍しいと...]]>思い出mariastellaMon, 03 Feb 2025 06:49:02 +09002025-02-03T06:49:02+09:00荒井献先生の思い出
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http://spinou.exblog.jp/33673194/<![CDATA[遅きに失するとはいえ、昨年8月に荒井献先生がご逝去されたことを知ってご冥福をいのります。
下にリンクされたブログを読んで、専制のメッセージがちゃんと伝わっていることに感激した。
これまで多くの先生方の薫陶を受けてきたけれど、荒井先生は、おうちに招いてくださった数少ない先生で、大学時代に限ると唯一の先生だった。
しかも、ゼミなどで普段親しくしてもらっているという関係ではなく、教養学部...]]>思い出mariastellaSun, 02 Feb 2025 18:48:44 +09002025-02-02T18:48:44+09:00尼僧の友人が亡くなった
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http://spinou.exblog.jp/33667540/<![CDATA[1/16と17日の間の夜に、マリーが亡くなったことを2日後に知らされた。教えてくれたのは、もう40年以上も前、20代前半にインドの僧院に渡り、そこですでに尼僧として修業していたマリーと知り合ったチベット仏教の尼僧だ。マリーはパリ近郊のチベット仏教コミュニティとは距離を置くようになって、ミャンマー仏教のコミュニティと近い関係にあった。
パリでは生活のために国際弁護士事務所で助手を務めていたが、...]]>思い出mariastellaSat, 25 Jan 2025 07:55:17 +09002025-01-25T07:55:17+09:00≪ je ne me laisserai plus faire ≫ 「もうされるままにはならない」
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http://spinou.exblog.jp/33668203/<![CDATA[Canal+のテレビ映画。
後味は微妙。
なぜ視聴したかというと、無神論者の女性の友人と、カトリック雑誌の両方からの「推薦」があったからだ。推薦者の取り合わせに興味がわいた。
また、主演のヨランド・モローは実力派で、私が信頼する数少ない女優の一人だからだ。
資金援助をしてくれていた息子の死で高齢者施設からの退去を通告されたヒロインが、施設のキッチンから包丁を盗んで、レンタカーを借りた後...]]>映画mariastellaSun, 26 Jan 2025 08:19:00 +09002025-01-26T08:19:00+09:00https://www.excite.co.jp/https://www.exblog.jp/https://ssl2.excite.co.jp/