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Sansanが実践する Platform EngineeringとSREの協創

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December 11, 2025

Sansanが実践する Platform EngineeringとSREの協創

■ イベント
Platform Engineeringの進め方とコミュニケーション ~組織の壁への向き合い方~
https://findy.connpass.com/event/375302/

■ 発表者
技術本部 Platform Engineering Unit
水谷 高朗

■ 技術本部 採用情報
https://media.sansan-engineering.com

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December 11, 2025
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  1. ⽔⾕ ⾼朗 Platform Engineering Unit Application Platform Group 2014年 Sansan株式会社⼊社

    名刺データ化部⾨のインフラエンジニアとして オンプレミスからPublic Cloudへの移⾏、RDBMS、 全⽂検索エンジンの最適化に従事しながら、 新規事業のインフラエンジニアを担当 2024年Platform Engineering Unitの⺟体となる部⾨で SRE組織の起ち上げを担当 2025年6⽉より現職
  2. © Sansan, Inc. Platform Engineering Unit アプリケーション基盤 App Platform Group

    認証基盤 Identity Platform Group 今⽇は こっちの 話
  3. © Sansan, Inc. そこで Platform Engineering Platform Engineeringとは? 開発者がセルフサービスで利⽤できる、 信頼性の⾼いプラットフォームを

    提供する取り組み ⽬的 開発者の認知負荷を下げ、 開発者体験 (DX) を向上させる Point ツール導⼊が⽬的ではない。
  4. - 予算の確保 - まずはPoCということで始めた - Platform Engineering知らない状態 - Google CloudさんのPlatform

    Engineering Jump Startという ワークショップに参加しPlatform Engineeringのベストプラクティス を学びました 誕⽣の前にしたこと
  5. 主な活動: - GKEを中⼼とした基盤開発・運⽤ > CI/CD > Terraform module, CLIツール >

    Docs > AI Agent - Feedback > ユーザアンケート > ユーザインタビュー > Office hour スタンス: - Platformをプロダクトとして捉え、 開発者(顧客)に提供する > HEARTフレームワークを利⽤した開発者体験の測定 > RICEスコアによる優先度付け Platform Engineering Team Platform Engineering
  6. ミッション: - アプリ開発チームのセルフサービス化を「伴⾛」し 最終的にSREが必要の無い組織にする 主な活動: - Embed: アプリチームのMTGに参加、⽂脈を理解する。 - Enablement:

    代わりに作業するのではなく、 プラットフォームの使い⽅を教え、⾃⾛できるようにする。 - Feedback: 現場の声を拾う スタンス: - 代⾏ではなく出来るようになるのを⽀援する Embedded SRE Team Embedded SRE
  7. まとめ - ⼩さいことから⼤きくしていこう - 知らない事はプロに頼ろう 導⼊するために - 社内営業は⼤事 そもそもPlatformを 社内で認知してもらわないと

    始まらない - Platform Engineeringの⽬的は認知負荷の低減 > 「Product」として扱わないと使われない > 「作るチーム」と「伴⾛するチーム」の 両輪が成功の鍵 ⽬的を忘れない - HEARTフレームワーク - RICEスコア 客観的に評価できる仕組み
  8. - 「その開発、認知負荷⾼すぎませんか?」Platform Engineeringで 始める開発者体験カイゼン術 - SREが実現する開発者体験の⾰新 - Platform Engineering Jump

    Startに参加して学んだこと - Sansanの技術基盤を関⻄から築く。新設組織で未来を創る、 エンジニアの挑戦 - 全社横断のプラットフォーム組織。ゼロイチの魅⼒がここに 参考資料