コンプレックスと思っているところが、チャームポイントだったりする。
きのうは、職場の女性がマスクをとったときの顔を見て衝撃を受けた。アラフォーだったら子供の頃に矯正できただろうに、という歯並びだったからだ。かくいう私も歯並びをはじめ、マスクの下はコンプレックスだらけだ。
若い頃、会社の女性社長に笑うときに口に手を当てるのはやめろと言われ、気をつけるうちにその癖はすっかり抜けたものの、いまだ大口開けて笑えないし、笑顔の美しい人を見ると本当にうらやましく思う。
そんなことを考えていたら、ふとカフェ時代に、カメラ好きなお客様がおっしゃっていたことを思い出した。その方は、いつもライブの時にミュージシャンの方々を撮っているのよね。
「本人がコンプレックスと思っているところが、意外とチャームポイントだったりするんだよね」。う~ん、なんとなくわかる気もする。欠点こそが個性で、きれいな人でもその一点があることで、完璧さがくずれて愛嬌や親しみやすさが生まれたりもするのかも。さすがファインダーを通して人を観察しているだけある。鋭いなぁ。
ならば、私のコンプレックスもチャームポイントなのか?いまだそうは思えないけど、人にはそう見えてると思えば少しは救われる。
写真は、そのお客様がカフェを閉店するときにプレゼントしてくださったフォトブック。皆さんに愛され、「ソラ」はしあわせな店だったなぁ。その時代、私はきっといい顔をしていたと思う。
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