●『21世紀の資本論』が問う、中間層への警告

 

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●『21世紀の資本論』が問う、中間層への警告 http://toyokeizai.net/articles/-/43050

彼は、こう言っている。「私の主張を裏付ける端的な例は、日本社会だ」(週間東洋経済:2014.7.26 P.32)。「誰もが成長を実感し、ささやかながらも豊かさを享受できた社会。それがすでに過去のものというのは、現代に生きる日本人の実感といっても、いいのではないか。好景気を実感するよりも、人生という長いレースで貧困側に転落しないか、その不安におののいている人のほうが多いのではないだろうか」。

★”Capital in the 21st century – Thomas Piketty http://piketty.pse.ens.fr/files/Piketty2014Capital21c.pdf
「『21世紀の資本論』が問う、中間層への警告」で、いま話題のピケティ。彼の米国でのプレゼン資料。著書をささえる豊富なデータが開示されている。

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○「競争と共生」の経済を目指して~グローバリゼーションに踏み出せますか?

 

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

○「競争と共生」の経済を目指して~グローバリゼーションに踏み出せますか? http://www.mizuho-msrc.com/yoshikuni/pdf/20140626_E140620.pdf
民主主義に一旦目を伏せて、グローバリゼーション(市場主義)と国家主権で成長を希求する中国。むしろ国家主権を捨て、グローバリゼーション(市場主義)民主主義で次の時代を造ろうとしているユーロ。相変わらず、寝たふりを決め込んでグローバリゼーション(市場主義)に消極的で、民主主義と国家主権で繁栄を手に入れ、そこにしがみつこうという日本。司馬遼太郎はかつて呼び掛けている。グローバリズムへ めらいつつも、 「踏み出す」ことを。ただしそのアプローチはこうだ、「日本を普遍化させてゆくしかないのではないでしょうか。要するに、 『日本人はいいやつらだ』というものを再生産してゆくことしかない」。

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●特別対談 加藤陽子(東京大学教授)×高木徹(NHKディレクター)—「国際メディアと日本人」

 

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●特別対談 加藤陽子(東京大学教授)×高木徹(NHKディレクター)—「国際メディアと日本人」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39345#gunosy
「現在の日本では、「国内で通じる論理」と「国際メディア情報戦で通じる論理」がすごく乖離している」。世界各地で紛争が起こり、しかも紛争当事者のどちらが正しく、どちらが悪いのか、すぐにはわからない、正邪はCNNやBBCなどの英語圏のテレビ局が国際的な影響力の下で決めていく、それが「ポスト冷戦」の現実。そこが日本人に理解をしてもらえない、もどかしさ。しかしたとえば、「映画も重要な情報源になりうる。(略)多様性に目をつぶらないことを徹底するだけでも、状況はかなり違」ってくるだろう、と。

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