タレントのpecoさん(29)が、10日放送の日本テレビ系「上田と女がDEEPに吠える夜」に出演し、自身の息子に対する教育方針について語りました。
「男の子だから泣かないの」など性別による決めつけを避ける徹底した育児スタイルを披露し、ネット上では多くの共感や議論が巻き起こっています。
pecoのジェンダーフリーな教育方針
pecoさんは、6歳の息子に対し「男の子だから」「女の子だから」といった言葉を一切使わないようにしていると明かしました。
「絶対息子に『男の子だから泣かないの』なんて言ったことがない」と断言し、性別による固定観念を植え付けないことを心掛けているそうです。
さらに、買い物の際にも息子に選択肢を与えることを意識していると告白。
「息子が青を好きなのは知っているけど、青だけでなくピンクや他の色も差し出して『どれがいい?』と選ばせるようにしている」とのエピソードを披露しました。
「男は泣くな」による刷り込み
番組司会の上田晋也さんも自身の幼少期の体験を振り返り、「親戚から『男は人生で2回しか泣くな。生まれたときと母親が死んだときだけだ』と教えられて育った」と発言。
「感動的な場面でも心の中では泣いているけど、表に出せない」と語り、ジェンダーバイアスの影響が大人になっても残ることを実感している様子でした。
賛否が交錯
pecoさんの発言に対し、SNSでは多くの反応が寄せられています。
共感する声
「pecoさんの考え方、素晴らしい。子どもに自由な選択肢を与えるのは大切」
「『男の子だから強く』『女の子だから優しく』っていう固定観念、今の時代には合わない」
「うちの家庭でも真似したい。親の影響で子どもの視野が広がる気がする」
疑問や批判の声
「青とピンクを選ばせるって、結局は大人の操作じゃないの?」
「ジェンダーバイアスを避けるのはいいけど、やりすぎると逆に不自然じゃない?」
「男の子らしさや女の子らしさが悪いわけじゃない。性別に基づく役割を全否定するのは違う気がする」
育児経験者からの意見
「子どもは大人の押し付けではなく、自分で好みを決めていくもの。それを尊重するのが一番」
「固定観念を避けるのはいいけど、社会の中ではまだ性別による期待も多い。そのギャップにどう向き合うかも大事」
柔軟性と現実のバランスが重要
pecoさんの教育方針は、現代社会における育児の新しいアプローチを象徴しています。
しかし、子どもが成長する中で「ジェンダーバイアスが残る現実の社会」と向き合う場面も多く、家庭と社会のギャップに悩むこともあるでしょう。柔軟に対応しつつ、子どもが自分らしく成長できるよう、親がサポートすることが重要です。
一方で、上田晋也さんの「泣くな」という刷り込みの影響は、ジェンダーバイアスが持つ弊害を如実に示しています。
個々の感情を抑圧する教育が、成人後の心の健康や表現力に影響を与える可能性も指摘されており、今後の育児や教育の在り方に一石を投じるエピソードと言えるでしょう。
pecoさんが語った「性別にとらわれない教育方針」は、子どもが自分自身の選択を尊重できる未来を築くための一歩といえます。
ただし、ジェンダーフリーな育児は社会との調和や現実とのバランスも考慮する必要があり、親の姿勢が問われる課題でもあります。
この議論を通じて、子どもにとって何が最善かを考える機会が広がることを期待したいです。
(文=Share News Japan編集部)
ネット上のコメント
・だから何?…としか…🤷♂️
・男は男、女は女だろ。夫々特徴が有るのは当然だ。子宮が有る無しで、絶対に違いがあるのだ、それを認めろ。
・昭和のじじいには理解できません。でも令和でトランプも同じようなこと言ってるでしょ。
・私も特に使ってなかったかな?使う必要ないような。。子も既に31歳と27歳。
・男らしさ女らしさはあってもいい。みんなが中性になる必要ないし。
・お好きに。我が家は、男は男らしく、女は女らしく。
・どうぞご自由に。
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