“風呂に浸からない人は必ず油っぽい独特の体臭があります”Xで話題に…
先日Xでは“体臭”に関するこんなポストが話題となった。
〈これは本質情報なんですが日頃風呂に浸からない人は風呂に毎日入ってても必ず油っぽい独特の体臭があります 臭いです 臭順応で気づけないだけです 足も皮膚が分厚いのでかなり臭いです。 物理的な理由なので臭くならない人なんていません。 風呂に浸かろう!〉
これは本質情報なんですが日頃風呂に浸からない人は風呂に毎日入ってても必ず油っぽい独特の体臭があります臭いです臭順応で気づけないだけです足も皮膚が分厚いのでかなり臭いです。
— Risa (@RISATRPG) October 25, 2024
物理的な理由なので臭くならない人なんていません。
風呂に浸かろう!
このポストに対して、コメントでは〈ちゃんと毎日お風呂は入ってるけど湯船入ってない人で臭い人見たことないんだけど、そんなにいるか?? 現代人だいたいシャワーだけじゃない?〉や〈まぁ体質もあると思うけど、お風呂1〜2日入らないくらいで無臭はムリだけどクサッ!とはならんだろ〉など、懐疑的な意見が目立っていた。
ネット上でたびたび囁かれているこの説は、はたして本当なのだろうか。
「結論からいうと、シャワーだけ浴びても、湯船に浸かっても体臭の除去率に変わりはありません。
この説に関する実験によると、シャワーを5分間浴び続けた状態と、湯船に10分間浸かり続けた場合のノネナールという加齢臭の原因物質の数値を比べると、その値に大差はなかったという結果が報告されています。
ですので、湯船に浸からないからといって体臭がきつくなるとは必ずしも言えないでしょう」(早坂氏、以下同)
この説は“正しくなかった”というわけだが、なぜ世間に広く伝わってしまっているのだろうか。
「おそらくこの説を主張する人の周囲にたまたま体臭が強い人がいたなど、主観的な話が多いような気がします。
湯船に浸かる文化のない国も多くありますが、そういった外国人の方が全員臭いというわけでもないですよね。
また、体を洗う際のシャワーの当て方、石鹸を使うか使わないかなども人によって違いますので、体臭は非常に個人差があるんです」
若い世代においてはシャワーだけで済ます人も増えているが、この説はたまたま世間に広まってしまった可能性が高いということを知れただけでも一安心だ。