これだけ大掛かりに導入したサービスなのでそう簡単には塞がれないと思いますが・・・傍目には過去禁止された金券配布と大差ないくらい、おトクすぎてヤバそうです。
ふるさと納税の最大手サービスのひとつ「さとふる」では、2022年11月29日からふるさと納税の返礼品で「PayPay商品券」を提供開始しました。
PayPay商品券とは、PayPayが使える店舗・サービスで、料金の支払いの代わりに使えるスマホ用の金券です(通常の支払いと併用も可能)。
寄付した自治体の加盟店にて、PayPayアプリからお使いいただけます。観光や旅行で地域を訪れた際に、寄付した自治体内の飲食、アクティビティ、宿泊施設での決済に利用することができます
以前から各地域系の金券がある自治体・ふるさと納税はありましたが、今回さとふるで導入されたPayPay商品券は、その導入の手軽さから2022年12月15日時点で268自治体での導入が予定されています。今後、さらに増えていくのでしょう。
ふるさと納税の仕組みとして、自分自身の住む自治体に寄付は出来ませんが、近隣・勤務地や親族・友人が住むエリアで良く行く場所・ショップなど、対応するお店さえあれば日常の飲食・買い物にすら使えてしまう可能性があります。
PayPay商品券を提供している・提供予定の自治体は以下に記載があります。
PayPay商品券が使えるお店は、寄付画面にある「利用可能加盟店一覧はこちら」というリストから見られます。
↑ こんな感じで、ジャンルごとにショップ名と住所リストが掲載されています。
*対応自治体・店舗は随時更新されるはずなので、各自で最新情報をチェックしてください。
現時点で確認したかぎり、個人営業・個人店舗のような小さな事業者でも対応するお店も多数含まれていますので・・・普通のふるさと納税では貰えないような商品・サービスの利用にもつかえてしまいそうです。
ふるさと納税の返礼品は通常「市価・定価の3割上限」に設定されていることが多く、そもそもの価格が高めの場合があります。一方で、PayPay商品券が使える店舗では割安・値引きされているお得な商品に使うことが出来る場合もあるはず。
PayPay商品券のもらい方・使い方は簡単で、
2. 寄附完了後に届くメール記載のURLから、PayPay商品券受け取り申請へ進む
3.PayPayアカウントと連携(初回時)を行い、PayPayアプリ・アカウントに商品券を紐づける
4. PayPay商品券が使えるお店で使う
これだけです(詳しい使い方は公式HP参照)。商品券は寄付の支払い完了・受け取り申請が完了次第すぐに付与されます(アカウントへの反映に数分かかる場合あり)。
PayPay商品券の有効期限は「寄付の申込日から180日」です。無期限ではありませんので、無計画に高額の寄付をPayPay商品券につぎ込むのはオススメしませんが、近隣の自治体で対応していればいくらでも使い道はあるでしょうから、まずは少額の寄付から試してみるのが良いでしょう。
利用にはPayPayアプリが必要です。初めて利用を考えているユーザーはiPhone, Androidスマホにアプリの導入を先にやりましょう(PayPayアプリのダウンロードは無料です/通信費等を除く)。
2022年12月時点でつぎつぎと新しい自治体が導入予定に追加されており、ますます商品券の消費がしやすくなる見込みです。
ふるさと納税をしたことがない、さとふるを使ったことがない、PayPayを使ったことがないという人も、面倒くさがらずにお得なふるさと納税を活用しましょう。ふるさと納税は税金がガンガン使われた仕組みですから、使わない人はそれだけ損をさせられていることに気づくべきです。
PayPay商品券の返礼品に、さらにさとふる側のキャンペーンも多数併用可能です。今は年度末のふるさと納税最盛期であるため、一番お得に寄付できるタイミングといえるでしょう。
※参加条件や対象外となる寄付があります。詳しくはさとふるのキャンペーンページをご確認ください