Googleアナリティクスでコンバージョン設定を行なう際に、同一URLの場合はコンバージョン設定が出来ないと諦めて、お問い合わせフォームなどをコンバージョンページとして設定していないでしょうか?はい。私はしてました(笑)。
実は同一URLでもコンバージョン設定をする方法があるようですので、手順をメモしておこうと思います。
同一URLとはどういうことか
同一URLとは、お問い合わせフォーム、確認ページ、お問い合わせ完了ページ(サンキューページ)のURLが同じ場合の時のことを言います。例えば下記の例のような場合です。
●お問い合わせフォーム
http://shinmai-web.com/contact/
●確認ページ
http://shinmai-web.com/contact/
●お問い合わせ完了ページ(サンキューページ)
http://shinmai-web.com/contact/
ページは遷移しているにもかかわらず、URLが変わらないと。
この場合、http://shinmai-web.com/contact/ をコンバージョンページに設定すると、お問い合わせフォームにアクセスした訪問もコンバージョンとして計測されるため、コンバージョンを正しく計測できません。
仮想URLを設定
上記のような同一のURLの場合は、それぞれのページに仮想URLを設定し、トラッキングコードに一行修正することで、対応することができます。
例えば、下記のように3つのページに仮想URLを割り当てます。割り当てると言っても、とりあえずこのようなURLにしようかな、と考えます。
●お問い合わせフォーム仮想
http://shinmai-web.com/contact/form
●確認ページ仮想
http://shinmai-web.com/contact/kakunin
●お問い合わせ完了ページ仮想(サンキューページ)
http://shinmai-web.com/contact/finish
赤字の部分ですね。任意なので好きな文字列を考えてください。
トラッキングコードを修正
各ページのトラッキングコードを修正します。
〇お問い合わせフォームのトラッキングコードの上から3行目
_gaq.push([‘_trackPageview’]);
を
_gaq.push([‘_trackPageview’, ‘/contact/form’]);
に変更します。
〇確認ページのトラッキングコードの上から3行目
_gaq.push([‘_trackPageview’]);
を
_gaq.push([‘_trackPageview’, ‘/contact/kakunin’]);
に変更します。
〇お問い合わせ完了ページ(サンキューページ)のトラッキングコードの上から3行目
_gaq.push([‘_trackPageview’]);
を
_gaq.push([‘_trackPageview’, ‘/contact/finish’]);
に変更します。
以上で終了です。
コンバージョン設定
後は、通常のコンバージョン設定のようにお問い合わせ完了ページをコンバージョンページにして設定をしていただければOKです。
Googleアナリティクスで目標(コンバージョン)を設定する
目標到達プロセスも仮想URLを設定すれば、問題なく取れました!
最後はGoogleアナリティクスでしっかり確認してくださいね。
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今日はここまでです。
チャオ!