● よく見かけるやり方
事前に SSHクライアントを登録しておいた後、たとえばチェックアウト時に、リポジトリに
のような記述でつなぐ。
このとき、SSHクライアントには、TortoiseSVN に付属している TortoisePlink.exe を使う。
C:\Program Files\TortoiseSVN\bin\TortoisePlink.exe -l username -i private_key.PPK
●Putty の エージェント(pageant.exe) を使って、パスワード入力を省きたい
TortoisePlink.exe の代わりに、Putty と一緒に公開している
Plink.exe を使うと、Putty のエージェントが使えるようになり、パスワードの入力の手間が省ける。
ただし、Plink.exe だと、パカパカとウィンドウが開くらしいので(未確認)、
日本語版(ごった煮版)の、
Plinkw.exe を使うと、それも無くなり、非常に便利。
●SSHクライアントに、ユーザー名や鍵を指定したくない(複数の鍵を使い分けたい)
ある意味、ここからが本題。
SSHクライアントは、TortoiseSVN 全体の定義なので、SSHクライアントにユーザーIDや、秘密鍵のを固定で書いてしまうと、たとえば複数のリポジトリにつなぐようなとき、それぞれでユーザー名や鍵が異なる場合に困ってしまう。
もともと、ユーザー名は、リポジトリでつなぐ際に@の前に記述できるのと、Putty の エージェントで複数の鍵を事前に登録しておけることを利用すると、SSHクライアントに、ユーザーIDや、秘密鍵を記述しなくて良くなる。
具体的には
C:\Program Files\Putty\Plinkw.exe
のみでOK(もちろん、パスは各自の環境に合わせてください)
で、実際に使うときには、pageant.exe を事前に立ち上げて、認証を済ませておいてください。