「私が邪魔か！」とにかく義母を怒らせないようにしないと・・・

2022/06/14

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とにかく義母を怒らせないようにしないと・・・

義母は、一人暮らしをしていた時の習慣で、自分の部屋があってもリビングで過ごすのが当たり前になっています。

認知症の初期にいる義母に、その習慣を変えさせるのは残酷です。変化は高齢者にとって何よりのストレスだからです。

そうじゃなくても、何十年も住んだ大きな家から建売の小さなわが家へ呼び寄せられたのです。もうそれだけで大きな変化。

とにかく、出来るだけ義母に落ち着いた状態で暮らしてもらうのが優先です。変化が必要でも最小限になるように。

揉めに揉めた過去も、ほとんど忘れてしまっている義母ですが、怒らせることがないよう気を付けています。

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「たまには自分の部屋でテレビを見てください」、こう言えるわけがありません。

「私が邪魔か！！！」と鬼のような顔をして大声を出すのが、目に見えているからです。これが認知症の被害妄想だとわかっていても、そばにいる家族は辛いものですが・・・。

義母にそれがいつ起きるか、どんなきっかけでスイッチが入るか、まだまだ予想がつかないことが多いです。

ですから夫婦ともに、義母にビクビクしている状態です。

それでもデイサービスには行ってくれるので、助かっています。これを当たり前に思ってはいけません。

一日中リビングを義母に占領されていても、夫婦ともに仕方ないと諦めています。2階にある小さなテレビを二人で分け合って。

一緒にリビングで過ごせばいい？

いえ、無理です。大音量のテレビに耐え続けるのも、義母のしんどい話に付きあうのも無理。

出来る限り離れるようにしています。今ならまだそれが出来るので。

義母の体調のことを第一に考え頑張っているつもりですが、できないことはしないと割り切るのも大事なはず。そうしないと、この暮らしが続けられなくなると思うからです。

最後に

前向きにあきらめる癖がつきました。夫も同じです。

あきらめるという言葉にはマイナスなイメージがありましたが、実際はそうでもありません。開き直るに近い感覚です。

とにかく、義母を怒らせないようにするのが、家族みんなにとってベターなのは確かです。

今日も、無事に1日を乗り切ることだけ考えて仕事します。

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