33老後セミリタイア

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【読書感想】「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

 

三宅香帆さんの

「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

を紹介します。

 

要約:オタクの自分語りが書籍に

  • 「伝われ」「(語彙力)」のような、ありきたりな表現では伝わらない
  • 他人の言葉と距離をとらないと自分の言葉を作れない
  • 他人の感想を見るのは自分の感想を書いてから
  • 具体的に何が良かったのか、感情を交えてメモする

 

感想:オタ語り、キモくて上等!

 

  • 「この著者、メモ厨かよ!相当なキモオタだなぁ」という読後感(褒めてます)
  • 「他人の感想を見るな」という主張はその通りだ、著者が読者にやたらと共感を求めてくる仕草がまさにそれ
  • 共感するほど自分を見失う、だから「他人の感想を見るな」
  • そう考えると、関係を絶った孤独や閉鎖空間に身を置くことでオリジナリティを発揮できることになる
  • 文章の重量は軽い、感覚的に分かるように書かれているから若い人向けだと思う
  • オタクの自分語りも工夫すればコンテンツになる
  • 今まで自分がブログやってきたことを改めて考える機会ができました

 

 

 

工夫のないフィードバックしか得られないアイドルは不幸だ

 

推す側は推しを選べる。

一方、推される側は選べない。

 

自分がいるから推しが存在すると勘違いしてしまう、どこにでもある現象。

 

恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である

 

この格言が、ここでも突き刺さる。

 

無能な味方同士の足の引っ張り合いではなく、有能な敵と勝負する勇姿を見たい。

 

 

お題「この前読んだ本」

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