どうも、無知ゆえに千手観音様を困らせたかもしれない桜田洋です。あくまで、洋が感じたような気がするお話なので、不思議なこともあるんだな〜と面白がってくれれば幸いです。
「千手観音様が手を貸してくれる」という話は確か、母からの入れ知恵だと思います。神道や仏教に関する話を読み聞きするのが好きな母から聞いて、よく参拝していた大きなお寺の千手観音様に、拝借しに参った次第でございます。しかし、あんなにたくさんある手のどれを借りたら良いかわからなかった洋は、筆のように見えた「払子」と呼ばれるらしい道具を持った手を借りようとしてしまったのでした。まるで「仁和寺にある法師」と言う昔話のような話。
「仁和寺にある法師」と言うお話は、岩清水の八幡宮に参拝できぬまま歳をとったことを悔やんだ1人の法師が、かなりの距離を旅して参拝しに行ったが、八幡宮が山の上にあることを知らず、その麓にある極楽寺などを参拝して帰ってきてしまった…と言う話なのです。徒然草、と言う作品のうちの一つなのですが、全文読むことをお勧めいたします。中学生で習ったような気がする。
インスタで漫画を描き始めた時は、この「徒然草」のように思ったことを心のままに面白く描きたいな〜なんて軽く思っていましたが、
徒然草レベルの完成度は難易度高い。