これまで鎌倉在住イラストレーターとのコラボや、ライフスタイルブランドによるプロデュースなど、こだわりのオシャレ雑貨が目を引いてきた「鎌倉パスタ」の福袋。

今年は生活雑貨の王様「LOFT」がプロデュース! レトロデザインの文房具で人気の「古川紙工株式会社」のアイテムが登場したという。


・「鎌倉パスタ」の福袋(税込3500円)

販売価格は昨年に引き続き3500円の1種類、セット内容は以下のとおりだ。

①オリジナルデザイン巾着バッグ
②オリジナルデザインブランケット
③鎌どれ 焙煎ごまドレッシング(200ml)
④デジタルチケット3000円分


このうち①と②がLOFTプロデュースのオリジナルグッズとなる。メインの「オリジナルデザイン巾着バッグ」を見たとき、思わず「ちょ、ちょ、ちょ、コレすっごくいいんじゃない!?」と心中で声が出た。

上部に持ち手があるほか、ヒモで絞れるようになっている個性的な巾着デザイン。美濃和紙の老舗「古川紙工株式会社」が手がけたそう。

福袋において、トートバッグはもう定番中の定番。たくさん買っていると「いかにもおまけ」風のありきたりな、あるいは安っぽいデザインに出会うことも少なくない。見た瞬間「使わないなぁ」と即決してしまうものも正直ある。

けれどこの巾着バッグは、ひと目ぼれのように1軍決定。すぐに連想したのが旅行カバンのバッグinバッグだ。

着替えなどを収納して、移動時はかさばらないよう口を絞らずボストンバッグにイン。布が薄手で、トロリとやわらかいので邪魔にならない。ホテルに着いたら、そのまま引き出しに入れたり、持ち手の部分でハンガーに下げたりもできる。

イラストもどこかレトロな印象。くすみカラーの素朴な生地が、落ち着いた雰囲気をかもし出す。そもそも鎌倉パスタは和風パスタのお店だから、めちゃくちゃ雰囲気が出ている。

サイズは410×410mmの正方形で、ゆったりした袋状だから内容物の形を問わない。衣類でもノートでもしっかり収まってくれそう。


同じく古川紙工の「オリジナルデザインブランケット」は、巾着バッグと同じレトロテイストのイラストがちりばめられている。

さりげないタッチなので写真では見にくいけれど、このクリームソーダに注目! 色鉛筆画やチョークアートが持っている、「素朴だけどシズル感があって活き活きしている」という印象そのもの。 



「鎌どれ 焙煎ごまドレッシング」は店舗でも使用されているもの。醤油風味の「だし入り玉ねぎ」に対し、クリーミーな甘さがあるのが「焙煎ごま」だ。さっそく使おう。


最後に、食事の支払いに使えるデジタルチケット3000円分。手持ちのスマートフォンに登録することになるので、ガラケーの人や、そもそも携帯を持っていない人は使えない点にだけ注意。

1500円単位になっていて、1会計につき2枚(3000円分)までの使用制限があるのだけれど、そもそも福袋1つに入っているのが3000円分なのでまったく問題なし!

1500円というのは、メニュー内ほとんどの「普通盛り」パスタが収まる金額。無駄なく使おう。

これだけで福袋の購入価格(3500円)に迫る金額だから、残りの雑貨がわずか500円で手に入る! 万人にとって同じ価値とは言えないけれど、筆者は「もらって嬉しい」と思える好みのテイストの雑貨だった。これでもう100円ショップの衣類袋とはおさらばだ!



・一部店舗で当日販売も実施

12月中にWeb予約を受け付けており、あとは引き換えるのみの人が多いはずだが、一部店舗にて当日販売もあり。筆者のようにアイテムのデザインにビビッときたら迷わずゲットしておこう。

どうしても食事券の損得に視線が行き、おまけのような扱いになりやすい飲食店のオリジナルグッズ。グッズをもらって嬉しい、後日店舗で食事をして嬉しい、二度楽しめるお手本のようなグルメ福袋が今年の鎌倉パスタだ!


参考リンク:鎌倉パスタ
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.

▼絵本のような優しいタッチの食べ物イラスト

▼すべすべ手ざわりのオリジナルブランケット

▼オリジナルブランケットは600mm×900mmサイズ