ほっくほくのかぼちゃの煮物。今年もだんだん気温が下がってきて、その温かさと優しい甘さが身にしみる時期になってきた。

できることなら毎日でも食べたいけれど……かぼちゃって、ちょっと煮込むのに時間がかかるんだよね。

煮汁を作る時にどの調味料をどのくらい合わせればいいのかをいまいち覚えきれないこともあって、なんとなく調理のハードルが高いように感じていたのだが……

キッコーマンが公開していたレシピで作ってみたら、信じられない出来事が起こった。


・早すぎる

レシピのタイトルは「かぼちゃの豆乳煮」。詳しい作り方や材料などはこちらに掲載されているので、気になった方は是非見てみてほしい。


それではさっそく作っていこう。

まずはかぼちゃの皮を剥いて一口サイズに切り、豆乳みりんを合わせて作った煮汁と一緒に耐熱容器に入れる。


あとはラップをかけてレンジで加熱すれば……


完成!!


・仕上がりやいかに……!?

……はっっっっや!!!!!! 鍋を使って煮込んだ時とは比べ物にならないスピードだ。

2種類の液体を混ぜるだけで煮汁が完成することにも驚いた。忘れっぽい筆者でも、これならさすがに量も含めて覚えられる。

過去に紹介してきた様々なレシピの中でも、完成までの手間が最小レベルだった。

加熱しすぎて煮汁がなくなってしまい、底を焦がしてしまう心配がないのも嬉しい。


──でも、本当にこの短時間で火が通ってるのかな? だって鍋を使っても時間がかかる、こんなに分厚い塊だよ……? 

固かったらもうちょっと加熱時間を足そう、と半信半疑のまま食べてみると……


柔らかっ……


驚いたことに、鍋で煮込んだ時と何ら変わりない柔らかさがそこにはあった。何も知らないままこのかぼちゃを食べたら、レンジで作ったとは想像もできないだろう。

どのかぼちゃを食べてみても真ん中までしっかりと火が通っていて、咀嚼すると口の中でほろほろと崩れていく。


もちろん味付けもバッチリ。かぼちゃそのものの甘みがふわっと広がって、ほっと一息つけるような優しい味に仕上がっていた。

煮汁にしっかり漬かっていた部分は豆乳の味がするのかな? と思っていたけれど、それらしき味を感じることはなかった。

筆者は豆乳そのものの風味が少々苦手なので「口に合わなかったらどうしよう……」とちょっと不安に思っていたのだが、全くいらない心配だったな。


・もう戻れない

これほど手軽にかぼちゃに火を通す方法があったとは……

今後、自分でかぼちゃの煮物を作る時はこの作り方一択になりそうだ。キッコーマンさん、いい方法を教えてくださってありがとうございます!!

レンジに任せておくだけで、誰でも簡単にかぼちゃの煮物が作れるレシピ。皆さんも是非このレシピで、旬を迎えたかぼちゃをたっぷり味わってみてはいかがだろうか。

参考リンク:キッコーマン
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.