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いま、とある美少女が、ちょっとした悩みを抱えているという。彼女はマレーシア出身のジョイス・チューちゃん(17)。隙のないキュートな顔立ちの美少女なのだが、彼女は韓国人に間違われて困っているらしい。果ては「韓国で整形しているんでしょ」とまで言われることさえあるそうだ。

そんなジョイスちゃんが、歌で「韓国人と言わないで!」という思いを発信して話題となっている。動画のタイトルは「MALAYSIA CHABOR by Joyce Chu 四葉草@Red People」。どんな内容なのかというと――

・歌詞の内容

「アンニョンハセヨって言わないで
私はシンガポールの近くのJB(マレーシア・ジョホールバル)から来たの
カムサハムニダって言われても『?』
私はマレーシアの女の子なの」

「キムチが美味しいのは知ってるよ
でも私は(東南アジア料理の)チェンドルとクルプックの方が好き
私は英語と中国語とマレー語しかできないの
どうか韓国出身だと言わないで」(『請別再說me from 韓國』歌詞より)

・整形疑惑まで持ち出されて困惑

さらに歌詞の中で「毎日フォローしてくれるのは嬉しい」としながら、ネット上で「彼女の顔は全部ニセモノだ」と言われていることも知っていると吐露。

また、「韓国人男性はもう連絡してこないで」、さらに「韓国ドラマの内容はウソばかりだから見過ぎないでね」とまで歌っているのだ。

・360万回超の大ヒットに!

歌詞だけ見ていると、「可愛すぎるのも大変だなぁ」と思ってしまう。しかし、カントリー風の音楽に、可愛いジョイスちゃんがニコニコ笑顔で歌っているさまを見ていると、なんだか妙にほっこりとしてしまう。ネットユーザーの間でも「耳に残る “洗脳曲” 」と話題になり、再生回数は360万回を突破中だ!

・ジョイスちゃん「マレーシア人に誇りを持って欲しい」

歌詞の内容もピリリと風刺が効いているため、もしや韓国のことが嫌いなのではと思ってしまうが、ジョイスちゃんは「決して嫌いというわけでない」と話している。彼女自身、韓国の女の子も韓国のメイクも大好きだそうだ。

“韓国人に間違われる=可愛い” ということなので、「本当は喜ぶべきだと思う」とジョイスちゃんは話す。しかし喜べないのは、マレーシアには韓国に憧れ、一方で自分の容姿は絶望的と自信を持てない人がいるからだという。

彼女は「そんなことない!! マレーシアの女の子だってできる!」と力強く話す。マレーシア人にも誇りを持ってほしい、それを伝えたいからこの曲を歌っているとのことである。

参照元:YouTube [1] [2]聨合新聞(中国語)
執筆:沢井メグ

▼こちらがその歌である

▼ジョイスちゃんが曲への思いを述べた動画、6:02~曲の弾き方講座もあるぞ!