i7 5960XでRAM Disk
i7 5960Xのマシンにはメモリを8GBx4=32GBほど載せたが、32GBもあってなんに使うかというとRAM Diskに使う。
RAM Diskがあると、firefoxやIEの一時ファイル置き場などに使用できるほか、x264guiExの一時フォルダに指定して、muxを高速化できる。
HDDにmuxするファイルがあると、小さなファイルであればどうということはないmuxの時間も、200MBを超えてくるとそれなりに時間かかるし、1GBもあったりするとやってられないくらい時間かかる。
ところが、一時フォルダをRAM Diskに設定することで、HDDアクセスをなくせるので、muxが劇的に速くなる。
で、実際どのくらいの速度なのか、SoftPerfect RAM Diskを使ったRAM Diskをベンチマークして、4770K+DDR3メモリと比較した。
環境
CPUのクロックが違うのは勘弁して下さい。
結果 5960X + DDR4-2400 Quad-Channel
結果 4770K + DDR3-2400 Dual-Channel
というわけで、Quad-Channelのわりにはいまいち…という結果になった。
やはり、DDR3とDDR4の違いなのだろうか?
傾向としては、
・連続読み込み/連続書き込みはDDR3のほうが速い。
・ランダム読み込みは同じくらい。
・ランダム書き込みはDDR4のほうが速い。
ただ、「マイコミジャーナル - 「Haswell-E」徹底検証!! - Core i7-5960Xで試す新世代8コアの実力」によれば、
・1スレッドだと、読み込み/書き込み速度は4770Kと5960Xでほとんど変わらない。(RMMT-グラフ25, RMMT-グラフ26)
一方で、
・5960Xの連続アクセスのレイテンシは4770Kより増加 (Sandra-グラフ18)
・5960Xのランダムアクセスのレイテンシは4770Kより減少 (Sandra-グラフ19)
という感じだそうなので、まあそういうもんなのかな、という気もする。
正直、RAM Diskともなると、速すぎてベンチマークのスコアの差が体感できたりはしないけど、まあ数字を出してみると面白い、ということで。
RAM Diskがあると、firefoxやIEの一時ファイル置き場などに使用できるほか、x264guiExの一時フォルダに指定して、muxを高速化できる。
HDDにmuxするファイルがあると、小さなファイルであればどうということはないmuxの時間も、200MBを超えてくるとそれなりに時間かかるし、1GBもあったりするとやってられないくらい時間かかる。
ところが、一時フォルダをRAM Diskに設定することで、HDDアクセスをなくせるので、muxが劇的に速くなる。
で、実際どのくらいの速度なのか、SoftPerfect RAM Diskを使ったRAM Diskをベンチマークして、4770K+DDR3メモリと比較した。
環境
CPU | Intel Core i7 5960X | Intel Core i7 4770K |
OS | Win8.1 x64 | Win8.1 x64 |
動作周波数 (OC) | Core 4.4GHz / UnCore 3.6GHz | Core 3.9GHz / UnCore 3.9GHz |
動作電圧 (OC) | Core 1.280V | Core 1.125V |
キャッシュ容量 | L3=20MB | L3=8MB |
メモリ | Avexir 32GB (8GBx4) | G.Skill 16GB (4GBx4) |
メモリ速度 | DDR4-2400 Quad Channel | DDR3-2400 Dual Channel |
理論帯域 | 76.8 GB/s | 38.4 GB/s |
メモリタイミング | 16-16-16-39-2 | 11-12-12-31-2 |
メモリ電圧 | 1.2V | 1.65V |
CPUのクロックが違うのは勘弁して下さい。
結果 5960X + DDR4-2400 Quad-Channel
結果 4770K + DDR3-2400 Dual-Channel
というわけで、Quad-Channelのわりにはいまいち…という結果になった。
やはり、DDR3とDDR4の違いなのだろうか?
傾向としては、
・連続読み込み/連続書き込みはDDR3のほうが速い。
・ランダム読み込みは同じくらい。
・ランダム書き込みはDDR4のほうが速い。
ただ、「マイコミジャーナル - 「Haswell-E」徹底検証!! - Core i7-5960Xで試す新世代8コアの実力」によれば、
・1スレッドだと、読み込み/書き込み速度は4770Kと5960Xでほとんど変わらない。(RMMT-グラフ25, RMMT-グラフ26)
一方で、
・5960Xの連続アクセスのレイテンシは4770Kより増加 (Sandra-グラフ18)
・5960Xのランダムアクセスのレイテンシは4770Kより減少 (Sandra-グラフ19)
という感じだそうなので、まあそういうもんなのかな、という気もする。
正直、RAM Diskともなると、速すぎてベンチマークのスコアの差が体感できたりはしないけど、まあ数字を出してみると面白い、ということで。