Ryzen9 5950Xのメモリ設定
Ryzen9 5950X 記事一覧
Ryzen9 5950Xの準備編
Ryzen9 5950Xで自作PC (組み立て)
Ryzen9 5950Xのメモリ設定
Ryzen9 5950XでのPBOとCOの効果
Ryzen9 5950Xでベンチマーク
Ryzen9 5950Xのメモリ・キャッシュ帯域
初代Ryzenは結構メモリにシビアだった印象だが、Zen2以降はだいぶ高クロックのメモリも回るようになってきたように思う。
今回用意したのはDDR4-3600のメモリ(G.skill F4-3600C19D-32GVRB)なので、さほど大変ではなく、XMPを適用して電圧を調整してテストして終了、という感じ。
このあたりのメモリの設定は、ZenTimingsというソフトで確認できるので便利。
DDR4-3600ぐらいだと、Zen3では基本的にはXMPでプロファイルを選択して、メモリ電圧(DRAM Voltage)をメモリ指定の値(ここでは1.35V)にすればよいだけ。
今回は、[Advanced Memory Settings]の中にあるのTiming設定でXMP相当の値を確認したのち(左)、Gear Down ModeをDisabledに変更した(右)。 [いずれも画像クリックで拡大]
さらにSOC電圧(VCORE SOC)がAutoだと高め(1.2V)になってしまうのが気になったので関連する電圧を手動で設定。
下のはSOC電圧を1.0Vとしたもの。1.2V→1.0VだとRyzen Master読みでそれなりにSOCの消費電力が下がる。
そのほかのメモリ関連の電圧は、[Settings] > [AMD Overclocking](左) の中にあって、[VDDP Voltage Control] [VDDG Voltage Control] という項目がある。
[クリックで拡大]
下は、最終的にVDDP 900mV(左), VDDG CCD 950mV, VDDG IOD 950mV(右) としたもの。
[クリックで拡大]
SOC電圧等については何パターンか試したうちの一部を抜粋すると下のような感じで、うちの石ではDDR4-3600では1.0V程度が下限のようだった。
メモリのテストをするには、
・OCCT
・memtest86+
・prime95
・DRAM Calculator for RYZENの「MEMbench」
などで負荷をかけてエラーが出ないか確認する感じになるけど、今回は最初のうちの簡単なテストは比較的楽なOCCTでチェックして、大丈夫そうと感じてから最後にDRAM Calculator for RYZENの「MEMbench」のタブで実行できるテストで再確認した。
DRAM Calculator for RYZENでのテストは、Settingsの[MEMbench mode]を"Memtest"にして、[Task scope]を100か400にして[Run]するだけ。(Task scope = 400とするとかなり時間かかるので注意)
下のように、すべてのスレッドのTask scope(%)の数字が上がっていって、[Task scope]の値になるまで、Errorsが0であればよいと思う。
memtest86+でがっつりチェックしたわけではないけど、おおむねDDR4-3600で安定して動作することが確認できたので、これでこの後PBOとかで遊んでみたいと思う。
Ryzen9 5950X 記事一覧
Ryzen9 5950Xの準備編
Ryzen9 5950Xで自作PC (組み立て)
Ryzen9 5950Xのメモリ設定
Ryzen9 5950XでのPBOとCOの効果
Ryzen9 5950Xでベンチマーク
Ryzen9 5950Xのメモリ・キャッシュ帯域
Ryzen9 5950Xの準備編
Ryzen9 5950Xで自作PC (組み立て)
Ryzen9 5950Xのメモリ設定
Ryzen9 5950XでのPBOとCOの効果
Ryzen9 5950Xでベンチマーク
Ryzen9 5950Xのメモリ・キャッシュ帯域
初代Ryzenは結構メモリにシビアだった印象だが、Zen2以降はだいぶ高クロックのメモリも回るようになってきたように思う。
今回用意したのはDDR4-3600のメモリ(G.skill F4-3600C19D-32GVRB)なので、さほど大変ではなく、XMPを適用して電圧を調整してテストして終了、という感じ。
このあたりのメモリの設定は、ZenTimingsというソフトで確認できるので便利。
DDR4-3600ぐらいだと、Zen3では基本的にはXMPでプロファイルを選択して、メモリ電圧(DRAM Voltage)をメモリ指定の値(ここでは1.35V)にすればよいだけ。
今回は、[Advanced Memory Settings]の中にあるのTiming設定でXMP相当の値を確認したのち(左)、Gear Down ModeをDisabledに変更した(右)。 [いずれも画像クリックで拡大]
さらにSOC電圧(VCORE SOC)がAutoだと高め(1.2V)になってしまうのが気になったので関連する電圧を手動で設定。
下のはSOC電圧を1.0Vとしたもの。1.2V→1.0VだとRyzen Master読みでそれなりにSOCの消費電力が下がる。
そのほかのメモリ関連の電圧は、[Settings] > [AMD Overclocking](左) の中にあって、[VDDP Voltage Control] [VDDG Voltage Control] という項目がある。
[クリックで拡大]
下は、最終的にVDDP 900mV(左), VDDG CCD 950mV, VDDG IOD 950mV(右) としたもの。
[クリックで拡大]
SOC電圧等については何パターンか試したうちの一部を抜粋すると下のような感じで、うちの石ではDDR4-3600では1.0V程度が下限のようだった。
DRAM Clock | DRAM Voltage | VDDCR SOC | CLDO VDDP | VDDG CCD | VDDG IOD | Result | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3600 MHz | 1.35 V | 1.1 V | 960 mV | 1000 mV | 1000 mV | OK |
2 | 3600 MHz | 1.35 V | 1.0 V | 900 mV | 950 mV | 950 mV | OK |
3 | 3600 MHz | 1.35 V | 0.975 V | 900 mV | 950 mV | 950 mV | Error |
メモリのテストをするには、
・OCCT
・memtest86+
・prime95
・DRAM Calculator for RYZENの「MEMbench」
などで負荷をかけてエラーが出ないか確認する感じになるけど、今回は最初のうちの簡単なテストは比較的楽なOCCTでチェックして、大丈夫そうと感じてから最後にDRAM Calculator for RYZENの「MEMbench」のタブで実行できるテストで再確認した。
DRAM Calculator for RYZENでのテストは、Settingsの[MEMbench mode]を"Memtest"にして、[Task scope]を100か400にして[Run]するだけ。(Task scope = 400とするとかなり時間かかるので注意)
下のように、すべてのスレッドのTask scope(%)の数字が上がっていって、[Task scope]の値になるまで、Errorsが0であればよいと思う。
memtest86+でがっつりチェックしたわけではないけど、おおむねDDR4-3600で安定して動作することが確認できたので、これでこの後PBOとかで遊んでみたいと思う。
Ryzen9 5950X 記事一覧
Ryzen9 5950Xの準備編
Ryzen9 5950Xで自作PC (組み立て)
Ryzen9 5950Xのメモリ設定
Ryzen9 5950XでのPBOとCOの効果
Ryzen9 5950Xでベンチマーク
Ryzen9 5950Xのメモリ・キャッシュ帯域