[QSVEnc.auo/QSVEncC共通]・動作環境を変更。動作環境をWindows 10, Aviutl 1.00以降に。Microsoftのサポート期間の終了したWin7はもちろん、申し訳ないのですが実質的にWin8.1の対応も難しいので…。
・Media SDKを2019 R1に更新。・プロセスのGPU使用率情報を使用するように。これまでシステム全体のGPU/エンコーダ使用率を表示していたのを、Win10のパフォーマンスカウンタを参照してプロセス単独の使用率を表示できるようになった。
[QSVEncC]・HDR関連のmeta情報を入力ファイルからコピーできるように。 (--master-display copy, --max-cll copy)
・ffmpeg関連のdllを更新。AV1のソフトウェアデコードが可能に。
dav1d-0.5.2
!new! libogg-1.3.3 → 1.3.4
twolame-0.3.13 → 0.4.0
wavpack-5.1.0 → 5.2.0
libxml2-2.9.9 → 2.9.10
QSVEnc ダウンロード>>ダウンロード (ミラー) >>OneDriveの調子がいまいちの時はミラー(GDrive)からどうぞ。同じものです。QSVEncBenchmark.zipはベンチマーク用です。(重いので注意)。run_benchmark.batをダブルクリックで実行です。
QSVEncCのオプションについてはこちら。
QSVEncCオプション一覧>ソースはこちら
3.28まではwindows10に対応してない古いCPUでも互換モードで7に設定して使えば正常に使用できていたのですが
3.29を同じように使用するとエラーで即終了してしまいますね。
QSVEncCの話です
ベースとなっているモジュール等も一新したので、その影響もあるかもしれません。
記事中にもありますように、基本的にはWin10でしか動かないかもしれません。ダウンロードリンク先の「QSVEnc_3.xx」フォルダの中の古いバージョンの公開は続けますので、そちらをお使いいただければと思います。
Win10で互換モードは今後使えないかもしれないという事ですね
3.28のdllだけ3.29の物に変えた場合、問題起こる可能性はありますか?
> 3.28のdllだけ3.29の物に変えた場合、問題起こる可能性はありますか?
基本的には問題ないはずですが、そのようなテストは実施していないのでなんとも言えません。
dllだけ更新でも一応使えてるようです
ありがとうございました
教えてください。
最近、QSVEncCがエンコード中に突然死してしまう現象が頻発するようになりました。
エンコードに失敗したファイルでは何度試しても再現します。
ログでも以下のように、エラーメッセージも表示されずぷっつりと終っています。
[93.5%] 89463 frames: 110.73 fps, 2149 kb/s, remain 0:00:56, GPU 55%, VD 31%, est out size 817.8MB
[93.6%] 89548 frames: 110.73 fps, 2149 kb/s, remain 0:00:55, GPU 51%, VD 30%, est out size 817.9MB
[93.6%] 89548 frames: 110.62 fps, 2149 kb/s, remain 0:00:55, GPU 25%, VD 14%, est out size 817.6MB
[93.6%] 89548 frames: 110.49 fps, 2149 kb/s, remain 0:00:55, est out size 817.6MB
[93.6%] 89548 frames: 110.38 fps, 2149 kb/s, remain 0:00:55, est out size 817.6MB
[93.6%] 89548 frames: 110.27 fps, 2149 kb/s, remain 0:00:55, est out size 817.6MB
何か原因がわかりますでしょうか?
設定オプションやログの冒頭部分についても、ここによろしければ貼らせていただきます。
ちなみにQSVEncC異常終了時の戻り値は-1073741819となっていました。
> 最近、QSVEncCがエンコード中に突然死してしまう現象が頻発する
「最近」とは、具体的にはQSVEnc 3.29に更新したら…という意味合いでしょうか? (QSVEnc 3.28までは大丈夫だったということでしょうか?)
> 何か原因がわかりますでしょうか?
正直わからないです…。突然死するタイプは再現できないと調査が難しいです。おそらく入力ファイルがないと難しそうな気もしますが、ひとまずこちらでもすこし試してみたいので、よろしければ下記情報をいただけますでしょうか。
・実行時のコマンドオプションはどういったものを指定されていますか?
・システムの環境の情報はどうなっていますか? (ログの冒頭部分)
当方のQSVEncCのアップデートは3.24から3.28に飛んでまして、感覚的にはこのころからでした。
今、3.24に戻してみたところ完走したので、この間のアップデートで問題が生じたようです。
コマンドオプションは"-c h264 --la-icq 32 --la-depth 50 --avhw --interlace tff --gop-len 30 --vpp-denoise 20 --output-res 1280x720 --vpp-scaling fine --audio-codec aac --avsync vfr --audio-ignore-decode-error 30"です。
ログ冒頭部分は以下でした。
cop3.WinBRCSize value changed 30 -> 0 by driver
cop3.WinBRCMaxAvgKbps value changed 15000 -> 0 by driver
cop3.WinBRCMaxAvgKbps value changed 15000 -> 0 by driver
cop3.WinBRCSize value changed 30 -> 0 by driver
QSVEncC (x64) 3.29 (r1706) by rigaya, Jan 19 2020 00:07:17 (VC 1924/Win/avx2)
OS Windows 10 x64 (17763)
CPU Info Intel Pentium(R) N3700 @ 1.60GHz [TB: 2.40GHz] (4C/4T) <Airmont>
GPU Info Intel HD Graphics (16EU) 200-700MHz (20.19.15.4531)
Media SDK QuickSyncVideo (hardware encoder) PG, 1st GPU, API v1.19
Async Depth 6 frames
Buffer Memory d3d11, 1 input buffer, 109 work buffer
Input Info avqsv: MPEG2, 1440x1080, 30000/1001 fps
VPP Enabled Deinterlace (normal)
Denoise, strength 20
Resizer, 1440x1080 -> 1280x720 (fine)
AVSync vfr
Output H.264/AVC High @ Level 3.1
1280x720p 1:1 29.970fps (30000/1001fps)
avwriter: h264, #1:aac/2ch -> aac/2ch/192kbps,
#2:aac/2ch -> aac/2ch/192kbps => mp4
Target usage 4 - balanced
Encode Mode LA-ICQ (Intelligent Const. Quality with Lookahead)
Lookahead depth 50 frames, quality medium
Windowed RC off
ICQ Quality 32
QP Limit min: none, max: none
Trellis Auto
Ref frames 3 frames
Bframes 3 frames, B-pyramid: on
Max GOP Length 30 frames
改善可能であればうれしいです。
まずは3.29で入れてしまった不具合を修正しました。エンコード終了時付近で異常終了(戻り値は-1073741819)する問題が解消するはずです。
QSVEnc 3.30:
https://rigaya34589.blog.fc2.com/blog-entry-1208.htmlこれで改善できているとよいのですが…。もし、「これでもだめだ!」となると、入力ファイルによって発生したりしなかったりする問題かもしれません。
すみませんが時間のある時にでも、3.30を確認いただけますでしょうか。