d3d11まわりをいろいろ調整。
ここ最近迷走した感があったけど、これでひととおり大丈夫だと思う。
まず更新内容から。
QSVEnc / QSVEncC 共通
・1.08で、「d3d11を試さないように」というのが徹底されていなかった問題を修正。・d3d11は基本的にはd3d9より遅いようなので、必要な時以外はd3d9を使うようにした。
QSVEncC
・
--d3d9/--d3d11 オプションにより、(使用可能なら)強制的にモードを設定できるようにした。
d3d11モードが厄介だ
d3d11を使ったGPUメモリモード(d3d11モード)は、Win8 + 外部GPUでQSVを使う際に必要になるのだけど、どうも扱いづらい点があるみたい。
・強制終了/スリープなどすると、それ以降使用できなくなる。(原因不明)
・d3d9モード(これまでのGPUメモリモード)よりも遅いことがある。たいして変わらない時もあれば、大きく速度が落ちる場合もある。
・win7でd3d11モードを試行しようとするだけでAeroが切れることがあるらしい。(これはこちらでは再現できていないですが)
そこで、
・Win7ではd3d11は使わないように(1.08で徹底できてなかったのを修正) → Aero対策
・外部GPU付きでd3d11を使わないQSVを実行できない場合以外はd3d9を使うように。 → d3d11だと遅い対策
・一応d3d11も指定できるように。
とこんなかんじの更新に。
QSVEnc ダウンロード>>Intel Media SDKのソフトウェア用dllはfull版にのみ含めるようにしました。