レンタル819年間会員
マイガレ倶楽部を利用しての
インプレッション レポートです。
今回はZ900RSです。
以前Z900RS CAFEは
レポートしましたが
スタンダードと比べてみたくて
レンタルしてみました。
関連記事▼
Z900RS CAFEのインプレ:ゆっくりも速くも楽しめるネオレトロ
シート・ハンドルポジションの違い
前回Z900RS CAFEに
またがった時の感想は
シート高が高く、
足つき性が悪い。
ハンドルが変。
というのが正直なところです。
しかし、
今回のスタンダードモデル
Z900RSにまたがると
かかとは両足ペタリ。
ハンドルもちょうど良い位置。
シート高はスペックでも
- Z900RS CAFE シート高:820mm
- Z900RSシート高:800mm
と20mmも差があったので
乗った感じは違うだろうと
予測してはいましたが
予想以上の乗りやすさになりました。
やはり軽量とは言っても
200Kg以上あるわけですから
つま先で支えるのと
かかとまでペタリで支えるでは
雲泥の差があります。
交差点やUターン時の
ストレスが全然違います。
改めて見ても満足の装備
見た目はオーソドックスな
ネイキッドモデルですが、
やはりスポーツ志向の高い
Zシリーズのモデルですから
装備はスポーティで豪華です。
メーターは
デジタル&アナログ
非常に見やすく、
不満はないです。
フロントブレーキは
ラジアルポンプマスターに
ラジアルマウントキャリパー。
申し分ありません。
サスペンションは
フロント倒立フォーク
リアは
ホリゾンタル・バックリンクで
非常にスポーティながら
硬すぎず
峠道では意のままの
コントロールが可能です。
前回乗ったZ900RS CAFEは
ほとんど新車状態でしたが
今回のZ900RSは1万キロほど
走った状態。
新車に近い状態でも
ノーマルマフラーで
なかなかイカツイ排気音でしたが
もう音的にはアフターパーツみたいな
音がしていました。
トラクションコントロール
Z900RSの
トラクションコントロール
KTRCはNinja1000の
IMU付のものと比べれば
廉価版のものです。
乗り比べれば一目瞭然なのですが
とはいえ
前回のZ900RS CAFEの時は
OFFとモード1ではそんなに
違いは感じられませんでした。
おそらく新車に近い状態で
エンジンにアタリが
出ていなかったのでしょう。
今回レンタルした
Z900RSでは
OFFとモード1では
結構乗り味が違うな
という印象で、
KTRCモード1では
ギクシャクする感じ。
実際トラクションコントロールが
効いているはずなので
ビビらずにアクセルを開ければ
スリップダウンせずに
うまくコーナーを
曲がれるはずですが
どうもコントロールしにくい感じ。
KTRC OFFの方が
私はスムーズに走れたと思います。
あと、
走行中はKTRCを
OFFにできないのも
ちょっと不満点ですね。
市街地
車体は軽く、
足つきも良好。
ハンドルも程よい高さで
何のストレスも感じません。
強いて言うなら
若干トルクの谷が感じられ
KTRCがONの状態では
パワーバンド付近で
ギクシャクする感じです。
アクセルコントロールを
丁寧にすることで
改善可能なので
慣れの問題ですね。
高速道路
ネイキッドなので
防風性は皆無です。
パワーは十分にあって
追い越しや合流で
不安を感じることは
ないでしょう。
ギア比も良い感じで
6速入れっぱなしでも
ストレスを感じません。
峠道
このバイクは
峠道を走ることが
いちばん楽しいと思います。
硬すぎず柔らかすぎずの
サスセッティングで
乗り心地はよく
操作に対しても
気持ちよく応えてくれます。
KTRCをモード2にすれば
パワーは抑えられ
濡れた路面でも
安心して走れます。
Z900RSまとめ
Z900RS CAFEと
スタンダードモデルで
ここまで印象が
違うと思いませんでした。
個人的には圧倒的に
スタンダードモデルの
Z900RSの方がお気に入りです。
理由はやはりポジション。
足つきが良く
ハンドルもしっくりきます。
トータルバランスは
非常に高く、
次世代のスタンダードは
こういうバイクだと
感じるバイクでした。
バイクの乗換えを考えている人は
バイク王で評判より高く売るマル秘術
コチラも
あわせて読んでみて下さい。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。