東京都教育委員会は、平成27年度版の防災教育副読本「地震と安全」を作成し、都内国公私立学校の全学年の全児童・生徒に配布した。都内の学校で行われている防災教育について理解してもらい、家庭や地域における防災対策の参考にしてほしいという。 東京都教育委員会では、昭和48年から、地震発生時の児童・生徒の事故防止および安全確保を図るため、地震に対する知識や地震による理解および地震発生時の心得などについて指導を行う資料として、防災教育副読本を毎年度作成している。 同冊子は、小学校1年生~3年生版、小学校4年生~6年生版、中学校版、高等学校版があり、「地震と安全」について年齢に応じて考えられる本になっている。 児童・生徒ひとりひとりが、地震による災害から、自分やほかの人を守る力を身に付けられるよう、都内国公私立学校の全学年の全児童・生徒に配布したほか、東京都教育委員会のホームページからも閲覧できるようになっている。