中京大学と岐阜薬科大学は1月6日、全国初となるMBA(経営管理学修士)と博士(薬学・薬科学)の両方の学位が取得できるダブルディグリー制度に関する協定を締結した。医薬の研究と経営両面で活躍できる人材育成を目指していくという。 対象となる学生は、岐阜薬科大学大学院薬学研究科博士課程の在籍者で、大学院ビジネス・イノベーション研究科修士課程にも入学し、両大学院の学生として学習、研究に取り組むことでダブルディグリーが可能になるという。入学試験に合格し、さらに両大学院の学習・研究を行うことになるため、学生の強い意志と努力が要求される。 この連携により、医薬品の開発や流通および医薬品産業の経営分野の専門人材の育成、日本の医薬品産業のグローバル展開、博士課程在籍学生と社会人学生の協働・協学による新しい実践的学習モデルの提示が期待されている。