全国の10~60代の男女を対象に、iPhoneとAndroidのどちらが好きかを調査しました。また、今後よくなってほしい/期待したいスマホの機能や特徴についても聞いてみました。

◆Topics◆
1.全体でiPhoneが好きな人は6割超、Androidが好きな人は4割弱2.今後、よくなってほしい/期待するスマホの機能や特徴は?
1.全体でiPhoneが好きな人は6割超、Androidが好きな人は4割弱
いま自分が使っているスマホとは関係なく、iPhoneとAndroidのどちらが好きかを直感でお答えいただきました。
全体では、「iPhoneが好き」「どちらかといえばiPhoneが好き」を合わせた【iPhoneが好きな人】は6割超という結果に。また、「Androidが好き」「どちらかといえばAndroidが好き」を合わせた【Androidが好きな人】は4割弱となりました。
年代別にみると、【iPhoneが好きな人】はすべての年代で半数を超えており、若い年代ほどその割合が高くなる傾向がみられます。特に10~20代では7割超と高い割合です。
一方で、年代が上がるほど【Androidが好きな人】の割合が高くなっており、40~60代では4割超。なかでも、「Androidが好き」という人は30代以降で2割超となっています。
iPhoneはAndroidよりも価格が高い傾向があり、Android対応スマホのほうが、手に取りやすい価格だったり、操作が簡単な機種があったりすることなどが好きな理由となっているのかもしれません。
男女別にみると、【iPhoneが好きな人】は男女ともに6割前後でしたが、やや女性のほうが高い割合でした。もっとも高いのは10代女性で約7割。一方、【Androidが好きな人】は、40~50代男性で3割弱と高めでした。
2.今後、よくなってほしい/期待するスマホの機能や特徴は?
スマホの主な機能や特徴のうち、今後さらによくなってほしい・期待したいと思うことについて聞きました。
全体のTOP2は「本体価格が手ごろになる」「電池が長持ちするようになる」で、どちらも7割弱と高い割合です。3位以降は、「衝撃に強くなる」「スマホ本体のストレージ容量が大きくなる」「本体が熱くならない」が、4割台後半で続きます。
男女別にみると、全体的に女性のほうが各項目の割合が高めで、スマホに対する要望が多いようです。中でも「スマホ本体のストレージ容量が大きくなる」は女性のほうが高く、10~40代女性では5割台~6割強でした。
そのほかにも、「本体価格が手ごろになる」「本体が熱くならない」「データ移行が簡単/コピー機能がある」「汚れにくい/傷つきにくい」「高性能なカメラがある」といった項目も女性の割合が高くなっていました。
10~30代女性では「高性能なカメラがある」の割合が4割近くと特に高いことから、スマホで写真・動画を撮る人が多い様子がうかがえます。また、ストレージ容量への期待も、それらの画像や動画を多く保存したいというという意識のあらわれかもしれません。
年代別にみても、順位に差はあるものの「本体価格が手ごろになる」「電池が長持ちするようになる」がすべての年代でTOP2となりました。年齢に関係なく、価格や電池の持ちについては改善を期待している人が多いことがわかります。
10代では、「スマホ本体のストレージ容量が大きくなる」「本体が熱くならない」が他の年代と比べて高めの割合です。また、ランキング外ですが「高機能なカメラがある」が3割台後半と高くなっていました。10代ではストレージやカメラ機能など、写真や動画の撮影に関連する項目が挙がっていました。
40~50代では、「本体価格が手ごろになる」が7割強の高い割合に。新しいスマホ機種では10万円以上など高額なものも多く、世帯当たりのスマホの普及率が進んでおり費用を抑えたいと思う人も多いのかもしれません。
さらに、年代が上がるにつれて、「データ移行が簡単/コピー機能がある」の割合が高くなる傾向もみられました。
そのほかにも、ランキング外となりましたが「身分証明書になる」は10~20代で3割弱。スマホの利用に慣れている年代では、必要なものをスマホにまとめたいといった要望もあるのかもしれませんね。
毎年新しい機種が販売されるスマホ。写真や動画が高画質で撮影できたり、ストレージの容量も増えてきたりと、高機能なものが増えてきています。iPhoneもAndroidもそれぞれよさがあり、使う人の好みや理由もさまざま。今後もどんな機能が搭載されていくのか楽しみですね。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年8月5日~2022年8月8日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります【調査データの引用・転載について】
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