Textile記法

更新日
作成日 2007/10/13

Redmineでは、チケットの説明、コメント、wikiなどでTextile記法やMarkdown記法が使えます。ここでは、Textile記法を紹介します。

Textile記法の詳細なリファレンスは、 Textile Markup Language Documentation で閲覧できます。
また、テキスト入力エリア上部のツールバーの右端にあるヘルプボタンからも記法を参照できます。

文字に対する書式

Textile 説明・表示例
*太字*
_斜体_
+下線+
-取消線-
??引用??
@コード@ @で囲まれた部分は等幅フォントで表示されます。
行内にソースコードを記述するときなどに使用します。複数行にわたるソースコードの場合は <pre> を使用してください。
<notextile></notextile> タグの内側ではTextileを無効にします。

段落に対する書式

Textileでは空行を段落の区切りと見なします。段落に対してはセンタリング、右寄せ、インデントなどの処理を行うことができます。

Textile 説明・表示例
p>. 右寄せ
p=. センタリング
p(. 左インデント(段落の左側にスペースを確保)。
1個の"("が1em(1文字分の幅)の左インデントに対応。

表示例:
p). 右インデント(段落の右側にスペースを確保)。
1個の")"が1em(1文字分の幅)の右インデントに対応。

表示例(右寄せ+右インデント):
bq. 引用。

表示例:

箇条書き(リストと番号付きリスト)

Textile 説明・表示例
* the
* quick
** brown
*** fox
*** jumps
** over
** the
* lazy
* dog

# the
# quick
## brown
### fox
### jumps
## over
## the
# lazy
# dog

見出し

h1.からh6.まで使用できます。

Textile 説明・表示例
h1. 見出し1

h2. 見出し2

h3. 見出し3

h4. 見出し4

h5. 見出し5

h6. 見出し6

水平線

Textile 説明・表示例
--- 水平線(画面幅いっぱいの横線)を表示します。HTMLの<hr/>に相当します。

リンク

リンクの記述の前後は、改行か半角スペースでなければなりません。日本語の文の中で前後に半角スペースを入れずにリンクの記述を行ってもリンクとして認識されません。注意してください。

<例>
○: サーバに "Redmine":http://redmine.jp/ をインストール。
×: サーバに"Redmine":http://redmine.jp/をインストール。

Textile 説明・表示例
"Redmine.JP":http://redmine.jp/ Redmine.JP

テーブル(表)

Textile 説明・表示例
|コード|県名|位置|
|31|鳥取県|島根の右|
|32|島根県|鳥取の左|
文字列を"|"で囲むとテーブルとして表示されます。

表示例:
|_. 県名 |_. 県の魚|
|鳥取県|ヒラメ|
|島根県|トビウオ|
“_. "を付けると、そのセルはテーブルヘッダ(HTML: <th>)として表示されます。

表示例:
|_. セルの属性一覧|
|<. 左寄せ|
|>. 右寄せ|
|=. センタリング|
|/2^. 上揃え|行1|
|行2|
|/2~. 下揃え|行3|
|行4|
|\2. colspan|
|列1|列2|
\n.”で横方向にセルを結合することができます。nには結合するセルの数を指定します。

表示例:
|/2. rowspan|行1|
|行2|
/n.”で縦方向にセルを結合することができます。nには結合するセルの数を指定します。

表示例:

テキスト入力エリア上部のツールバーにあるテーブル挿入ボタンからもテーブルを作成できます。
Wikiツールバーのテーブル挿入ボタン – Redmineの意外と知らない便利な機能(Redmine.JP Blog)

整形済みテキスト

ソースコードなど、整形やTextileによる加工を行わせずそのまま表示したいテキストは <pre> で囲みます。

<pre>
#include <stdio.h>

void main() {
    printf("Hello, World.
");
}
</pre>

整形済みテキスト + シンタックスハイライト

一部の言語のソースコードはシンタックスハイライトを行って見やすく表示することもできます。この機能はTextileの機能ではなくRedmineでのみ利用可能な独自の拡張です。

シンタックスハイライトを行うには<pre>の内側でコード全体を<code>タグで囲み、class属性でソースコードの種別を指定してください。記述方法や対応形式の詳細は以下のページでご確認ください。

関連情報