誰も言わないペット業界の真実

ワンちゃんネコちゃんの健康や安全、本当にたくさん気になることありますよね？
でも、残念ながら世の中では教えてくれません。
なぜなのか？

1つ目は「業界の構造」です。

近年拡大の一途を辿るペット用品売り場では「ペットの健康を守る完全栄養食」「匂いが残らず処理が簡単な猫砂」「ノミ取り首輪」「歯磨きいらずのデンタルガム」と、心踊る商品がたくさんあります。

でも、その中にはメーカーの都合で生まれた商品も多く、必ずしもあなたの愛犬・愛猫の健康にいいものとは限りません。中には健康を害するようなものまであるのが現実です。

しかし、莫大な資金を投入した商品の売上げを最大限伸ばすことは企業の最大の使命。自社製品を少しでもよく見せる上で、飼い主さんにいちいちデメリットを教えようとしないのは、当然とも言えます。

2つ目は、「獣医療の構造」です。
例えば、本当は手の施しようのない高齢のペットに、無駄な延命治療を勧める医療機関は残念ながら多く存在します。

その結果、後になって「あれでよかったのか」と悩む飼い主さんは後を断ちません。愛犬・愛猫は自分の寿命を悟っていて、別れの時が来るまで飼い主さんと静かに過ごすことを望んでいた可能性もあるのです。

今、ペットの平均寿命は伸び、高齢ペットの割合も増えてきています。
ここ5年でも平均寿命は「8%」ほど上昇、15歳前後の犬猫にとっての1年はかなり早いので、平均寿命が4～5年延びた計算です。

人間の世界では、高齢化が進む中でガンや認知症が増え、医療費も増えました。
ペットも同じです。
長寿化に伴ってペットの病気は多様化し、高齢になるほど怪我のリスクも増えます。

そしてこれこそ、業界から見れば「ビジネスチャンス」というわけです。
もちろん誰も飼い主さんにそうは言いませんが……

事実、ペット業界がここ数年で伸ばしてきた分野の一つが、高齢ペットのケアと治療です。

いま飼い主に求められること

では、本当の意味で、あなたのうちのワンちゃんネコちゃんの健康を守り、幸せで長生きしてもらうために、飼い主さんが今からできることって何でしょうか？

それは、

・商品や医療の提供者の話を鵜呑みにせず、飼い主自身が正しい判断力や知識を身につけること

・愛犬・愛猫が発している「ちょっとしたサイン」に気づき、正しく対応してあげられること

ではないでしょうか？

それを叶えるために私たちにできることを考えました。

そして、ここに1つの新しいサービスが誕生しました。

それが、実績と経験を兼ね添えた専門家のアドバイスを毎月届ける「ペットのための健活メディア」で、その名も「うちのコ元気くらぶ」です。

飼い主さんが備えておきたい
正しい判断力と知識とは？

例えば、愛犬・愛猫にさらに健康に長生きしてもらうためには持っておくべき視点を2つだけお伝えしますと、

1つ目は「意外な盲点」に気づける力です。

冒頭に書いた「ペットだけでなく家族全員の体調まで「最悪」にする屋内環境」には、いくつかありますが、そのうち一つは「エアコン」にあったりします。
意外ですよね？

家庭のペットの死因トップ「がん」の原因の一つは「体内汚染」ですが、これは、化学物質や質の悪い食品、病原体、薬物の大量摂取などによって起こります。そして体内に汚染源が蓄積される過程で組織破壊が起き、免疫力が低下していきます。

エアコンもそんな免疫力が低下する原因の「一つ」になっている場合があり、その原因が「黒カビ」なのです。
こんな風に、普段の情報源からはなかなか気づくことのできない「盲点」はたくさんあります。

2つ目は、「備え」への感度です。

今、多くの飼い主さんが不安を抱えていることに「自然災害」があります。
東日本大震災や熊本地震、毎年のように各地で起きる水害の多くでペットの「置き去り」が発生しています。

すぐに戻ってくるつもりで、ペットを残して一時避難したまま二度と会えなくなってしまった人や、ペット同伴で避難所に入れてもらえず泣く泣く置き去りにしてきた人もいれば、家の近くで飢えた状態で犬が救出されたケース、家で犬猫が息絶えてしまっていたケースもあります。

愛するペットと生き別れになってしまった飼い主さんの精神的ダメージは、計り知れません。
「もっとこうしてあげればよかった」と後悔や罪の意識に苦しむ方もいるでしょう。

だからこそ伝えたいのは、「いざという時」にペットの命を守れるかどうかは飼い主さんの日頃の備えにかかっているということです。

日頃から持っておくべき情報、行っておくべき備蓄とは何か？
居住地域のリスク、避難ルートはどうで、避難所で迷惑にならないために普段からしておきたい「しつけ」とはどんなものか？
目の前でペットが意識を失ってしまった時、飼い主が真っ先に取るべき処置とは何か？

東日本大震災では、少なくとも数千匹のペットが犠牲になったと言われています。
災害大国の日本において、実はこの「災害を乗り越えられるかどうか」が、愛するペットの「長生き」を左右する重要なカギであることを知っておいてください。

…このように、健康に対する高い知性や想像力がなければ気づくことも辿り着くこともできないことはたくさんありますし、命を守るために飼い主さんに知っておいていただきたいことも多岐にわたります。

だから私たちの役目は、飼い主さんが備えておきたい正しい判断力と知識を身につける学びの場となることです。