研究活動レポート / 金子 健太郎

金子健太郎フェローの研究室がSEMICON Japan アカデミアAward 2024で優秀賞を受賞しました

2024 / 12 / 23

2024 / 12 / 23

2024年12月11日、東京ビッグサイトで開催された国内最大級の半導体産業に関する展示会・会議であるSEMICON Japanにて、アカデミアAward 2024の最終審査が行われました。この最終審査は研究室主宰者である教員と学生によるプレゼンテーションにより審査されるため、金子健太郎フェローと研究室修士課程2回生の服部太政さん、大塚知紀さん(ともに理工学研究科電子システム専攻)が「酸化物半導体を用いた多様な素子開拓」についてプレゼンテーションを行い、優秀賞を受賞しました。授賞式はSEMICON Japan 2024 GALAにて半導体業界での各界の著名人が出席する豪華な雰囲気の中で行われました。

 

アカデミアAwardとは、SEMICON Japanに出展する大学・高等専門学校の研究室を対象とし、半導体関連の優れた研究を表彰する賞です。3回目の開催となる本大会では、今回参加する80の研究室のうち36研究室からエントリーがあり過去最多でした。この中から2次審査に進出した8研究室がSEMICON Japan内のステージでプレゼンテーションを行い、「革新性・発明力」「市場性」「技術パートナー・ネットワーク構築力」「表現力・プレゼンテーション」「次世代育成力・チーム力」の5項目で審査されました。受賞した上位3研究室のみSEMICON Japan 2024 GALAの授賞式に参加する事が出来ます。金子健太郎フェローと一緒にプレゼンテーションを行った服部太政さん、大塚知紀さんは直前までアメリカのボストンで開催されていた世界最大の材料系国際学会であるMRS Fall Meetingで学会発表しており、金子研の国内外での研究活動の活発さを示す事になりました。また、当日の金子研ブースでは、研究室4回生の木村航介さんと藤田健斗さん(ともに理工学部電気電子工学科)が来場者に向けて熱心に研究内容を説明していました。

 

〇金子健太郎フェロー受賞コメント

この度は大変名誉ある賞を研究室として頂き誠にありがとうございます。当研究室の教育研究活動がSEMICON Japan様より高く評価され、本学初の受賞に至った事は大変嬉しく思います。また、2次審査に進んだ研究室のうち、受賞した上位3研究室のみがGALAの授賞式に出席出来るという大変緊張感のある審査の中、受賞出来た事は正直ホッとしています。当日の各大学研究室のプレゼンテーションは大変レベルが高く、どの研究室が受賞してもおかしくない中での受賞ですので、これもひとえに研究室メンバーの日頃の頑張りのお陰だと思います。当日のプレゼンテーション会場には、当研究室がお世話になっている多くの企業様が応援団として駆けつけて下さり、大きなパワーを頂きました。あらためて、当研究室が多くの方々に支えられている事を実感しました。みなさまありがとうございました。

 

詳しくは以下のページをご覧ください。

SEMICON Japanウェブサイト

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