jQuery UI の progressbar を利用すると、ダウンロード時やファイル転送時などに 作業の進捗状況を表すような プログレスバー を作成することができます。
今回は、progressbar の使用方法について、解説いたします。
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jQuery UI の progressbar を使用して プログレスバーを作成します。
スタートボタンをクリックしてみて下さい。
上のサンプルのソースコードは次の通りです。
<script type="text/javascript" src="https://code.jquery.com/ui/1.12.0/jquery-ui.min.js"></script>
<link rel="stylesheet" href="http://code.jquery.com/ui/1.12.1/themes/base/jquery-ui.css">
<script type="text/javascript">
$(function(){
$("#wkBtn").click(function(){
$("#wkPg").progressbar({
value: 0,
change: function() {
$("#wkText").text($("#wkPg").progressbar("value") + "%");
},
complete: function() {
$("#wkText").text($("#wkPg").progressbar("value") + "% 完了");
}
});
let id = setInterval(function() {
let val = $("#wkPg").progressbar("value");
$("#wkPg").progressbar("value", ++val);
if (val >= 100) {clearInterval(id)}
}, 10);
});
});
</script>
<div style="background-color:lightblue; padding:20px 20px 10px;">
<input type="button" id="wkBtn" value="スタート">
<div id="wkPg"></div>
<div id="wkText" style="bottom:10px;"></div>
</div>
HTML 要素を指定して progressbar を呼び出し、中に表示したい内容を記述します。
change イベントは、プログレスバーの値が変更された時に発生するイベントで、complete イベントは、プログレスバーの値が最大値に達した時に発生するイベントです。
そして、setInterval メソッドで、10ミリ秒おきにプログレスバーの値を更新しています。
jQuery UI の導入についてはjQuery【 jQuery UI 】UI の導入と使用方法をご参照下さい。
上のサンプルでは オプション「 value 」を設定していますが、progressbar には、以下のようなオプションがあります。
disabled | プログレスバーを無効化するか否かを指定 初期値:false |
---|---|
max | プログレスバーの最大値を指定 初期値:0 |
value | プログレスバーの値を指定 初期値:0 |
上のサンプルでは イベントの「 change 」「 complete 」を使用していますが、progressbar には、以下のようなイベントがあります。
change( event, ui ) | プログレスバーの値が変更された時に実行する |
---|---|
complete( event, ui ) | プログレスバーの値が最大値に達した時に実行する |
create( event, ui ) | プログレスバーが生成された時に実行する |
progressbar には、以下のようなメソッドがあります。
destroy() | プログレスバーの機能を完全に削除 「 $(“#wkPg”).progressbar(“destroy”); 」と記述 |
---|---|
disable() | プログレスバーを無効化 |
enable() | プログレスバーを有効化 |
option(optionName) | optionNameに指定したオプションの現在の値を取得 |
option() | オプションの各キーと値がペアとなったオブジェクトを返す |
option(optionName, value) | 引数のoptionNameに指定したオプションに値を設定 |
option(options) | 各キーと値がペアとなったオブジェクトをオプションに指定 |
value() | プログレスバーの現在の値を取得 |
value(value) | プログレスバーの現在の値を指定 |
widget() | プログレスバーを含めたjQueryオブジェクトを返す |
jQuery UI の progressbar について、いかがでしたでしょうか。
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