このページの本文へ移動

富士通

  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. 「Oracle Linux」「Oracle VM」向けサービスを強化

PRESS RELEASE (サービス)

2012年10月29日
富士通株式会社

「Oracle Linux」「Oracle VM」向けサービスを強化

国内サーバベンダーで初めて「Oracle Linux」「Oracle VM」向けサポートサービスを提供

当社は、オラクル・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドショアズ、以下、オラクル)との協業を拡大し、Linux OS「Oracle Linux(注1)」および、サーバ仮想化ソフトウェア「Oracle VM(注1)」に関するサービスメニューを強化します。これにより、導入から運用までのあらゆるシーンにおいて、お客様を支援していきます。

このたび、当社は、「Oracle Linux」「Oracle VM」向けのファーストラインサポートサービスを国内サーバベンダーで初めて提供開始します。本サービスは、「Oracle Linux」「Oracle VM」について、当社サポートセンター(OSC(注2))でのコール受付および技術支援を行うものです。

当社は、当社PCサーバ「PRIMERGY」上での「Oracle Linux」「Oracle VM」の検証、評価を実施し、動作認証をいち早く獲得することで、オラクルソフトウェアとの組合せによる協業ビジネスを拡大しています。このような取組みが評価され、当社は日本オラクル株式会社より「Oracle Excellence Awards(注3)」のLinux部門を受賞しています。

このたび、これらの活動を通して蓄積した高い技術ノウハウを活用し、「Oracle Linux」「Oracle VM」向けファーストラインサポートサービスを提供することにより、お客様の「Oracle Linux」「Oracle VM」システムの安定稼働を支援していきます。

「Oracle Linux」「Oracle VM」向けファーストラインサポートサービスの概要

  1. 当社サポートセンター(OSC)によるワンストップでのサポート

    当社サポートセンター(OSC)が窓口となって、24時間365日、「Oracle Linux」「Oracle VM」に関するコール受付を行い、運用継続を目的とした回避処置や解決策の質問・相談受付による支援をワンストップで提供します。

  2. 対応サーバおよびサポート版数
    • ラック型サーバ「PRIMERGY RX300 S7」: 「Oracle Linux 6.3」以降、「Oracle VM 3.1」以降
    • ラック型サーバ「PRIMERGY RX500 S7」: 「Oracle Linux 6.3」以降、「Oracle VM 3.1」以降(11月下旬対応予定)
    • ブレードサーバ「PRIMERGY BX924 S3」: 「Oracle Linux 6.3」以降、「Oracle VM 3.1」以降(12月下旬対応予定)

    基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」も順次、「Oracle Linux」「Oracle VM」の最新版数に対応予定です。

当社では従来より、「Oracle Linux」「Oracle VM」に関する以下のサービスを提供しています。

「Oracle Linux」「Oracle VM」向けソリューションサービスの概要

  1. 統合アセスメント/設計・構築

    サーバ統合アセスメントによりサーバ統合効果を算出し、「Oracle Linux」「Oracle VM」による仮想化統合基盤をご提案します。

  2. バックアップ・リカバリ・ソリューション

    「Oracle Linux」「Oracle VM」におけるデータベースバックアップ・リカバリ環境を構築し、操作ミスを防止し確実なリカバリを実現します。

  3. 統合運用監視ソリューション

    運用管理ソフトウェアを活用し、仮想化統合基盤の運用監視を一元化できる環境を構築します。

  4. DBマイグレーション

    「Oracle Linux」「Oracle VM」環境への最適なデータベース移行(DBマイグレーション)を実施します。

  5. テンプレート作成支援

    プライベートクラウド環境向け「Oracle VM」テンプレートの作成を支援します。

オラクル・コーポレーション チーフコーポレートアーキテクト エドワード スクリーベン様のコメント

私たちは「Oracle Linux」と「Oracle VM」において、富士通と新たなパートナーシップを構築できることを大変喜ばしく思っております。「Oracle Linux」と「Oracle VM」は、堅牢で効率的なITというお客様の需要に応えながら、素早い展開を実現し、また、総所有コストを削減する最適の基盤です。富士通がオラクルとサーバ技術およびソフトウェア技術において今後ますます強固なパートナーシップを展開し、「Oracle Linux」と仮想化普及のイニシアティブが推進されることを歓迎いたします。

商標について

OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

文中の社名、商品名などは各社の商標または登録商標である場合があります。

以上

注釈

注1 Oracle Linux、Oracle VM:
Oracle Linuxは、オラクルが提供するLinuxディストリビューションの一つ。Oracle Linux、Oracle VMは、オラクルのWebサイトから無償提供されている。
注2 OSC:
One-stop Solution Center。当社の運用保守サービス「SupportDesk」を契約したお客様専用の総合サポートセンター。
注3 Oracle Excellence Awards:
日本オラクル株式会社が、パートナープログラム「Oracle PartnerNetwork Specialized」に参加しているパートナー企業から、ビジネス発展に最も寄与したパートナーを選出し表彰するもの。

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。