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富士通とノベルがサポート契約を締結〜富士通が「Novell SUSE LINUX Enterprise Server」をサポート〜
本契約の締結により、富士通および富士通グループ会社とノベルは、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUESTTM(プライムクエスト)」もしくはIAサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」と、ノベルのLinuxディストリビューション「SUSE LINUX Enterprise Sever」を用いたソリューションの提供を、北米、アジア・パシフィック、日本において開始します。 【富士通とノベルの協業】これまでも、富士通グループ会社とノベルは、Linux分野で業務提携を行なっています。 富士通・シーメンス・コンピューターズとノベルの一事業部門であるSUSEは、2000年より欧州・中近東・アフリカ地域において、IAサーバ「PRIMERGY」と「SUSE LINUX Enterprise Server」の提供とサポートを行なっています。 富士通とノベルは、2004年4月に共同開発契約を締結しており、Linuxのミッションクリティカルな技術と機能を共同で研究しています。 本契約の締結は、これまでの富士通および富士通グループ会社とノベルとの提携に加えて実施されるものです。 【富士通のLinuxへの取り組み】富士通は、2002年10月にLinuxによる事業展開を発表し、オープンソースソフトウェアLinuxをITインフラの基盤OSの一つと位置付け、サーバとミドルウェアを拡充し、サービスおよびサポートの強化などを行なっています。これまで、Webシステムから基幹システムまで幅広くLinuxを適用し、数多くシステム構築の実績があります。 2005年4月には、大規模システム向け基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」の販売を開始し、ミッションクリティカルなLinuxソリューションをさらに強化しています。 【ノベルのLinuxへの取り組み】ノベルは、欧州で実績のあるLinuxディストリビューション「SUSE LINUX」に、Netwareで培ったノウハウやUNIXライセンスなどノベルが持つ技術・ノウハウを融合し、先進的なLinuxによるソリューションをお客様に提供しています。 2004年8月に販売を開始した「SUSE LINUX Enterprise Server 9」は、最新のLinuxカーネル2.6に対応した初のエンタープライズLinuxディストリビューションです。その卓越した安定性と拡張性により、企業のみならず自治体などの基幹システムで広く採用され、ワールドワイドでの豊富な稼働実績を持っています。 【富士通株式会社 コメント】「富士通は、2002年10月に発表したLinuxによる事業展開に基づき、Linuxによるソリューションをワールドワイドに提供しています。今回の米国ノベル社との契約の締結は、Linuxプラットフォームでの付加価値ソリューションを提供するという、当社の目的に合致するものです。両社が技術・販売・サポートで協力することで、先進的なミッションクリティカルLinuxソリューションを世界中のお客様に提供します。」 (サーバシステム事業本部 Linuxソフトウェア開発統括部長 泉水 澄) 【ノベル コメント】「この度のノベルと富士通の提携の強化は、お客様に新たな利益をご提供します。これは、Linux上で先進的なデータセンターとハイ・パフォーマンス・コンピューティングを展開するというノベルの戦略を実現する重要な一歩といえるでしょう」。 (エグゼクティブ・バイスプレジデント 兼 ワールドワイド・フィールドオペレーション担当プレジデント ロン・ホフセピアン) 【富士通・シーメンス・コンピューターズ コメント】「富士通・シーメンス・コンピューターズは、今回の富士通とノベルの契約を高く評価します。今回の契約は、ミッションクリティカルなLinux市場において、富士通グループのグローバルな相乗効果を高めるとともに、お客様のアプリケーションにとって、より良い環境を提供することになると考えます。」 (エンタープライズ プロダクト エクゼクティブ・バイス・プレジデント ディーター ヘルツォーク) 【商標について】
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