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Japan
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[ PRESS RELEASE ]
2005年7月5日
株式会社TKC
富士通株式会社
マイクロソフト株式会社

TKCがWindows ServerTMを搭載した最新の基幹IAサーバの採用を決定

〜富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUESTTM」をASPサーバとして採用〜

株式会社TKC(代表取締役社長:飯塚真玄、以下、TKC)はこのほど、TKCが提供するASPサービスを支えるミッションクリティカルシステムに、マイクロソフト株式会社(代表執行役社長:ダレン ヒューストン、以下、マイクロソフト)のMicrosoft® Windows ServerTMを搭載した富士通株式会社(代表取締役社長:黒川博昭、以下、富士通)の基幹IAサーバ「PRIMEQUESTTM(プライムクエスト)」を採用することを決定しました。

TKCは、現在提供している会計事務所、地方公共団体、および中堅、大企業に向けたアプリケーションを「PRIMEQUEST」へ順次移行し、2006年よりASPサービスを提供する予定です。

「PRIMEQUEST」は、CPUに64ビット高性能Intel® Itanium®2プロセッサを搭載し、富士通が長年にわたり培ってきたメインフレームの技術とテクノロジー・イノベーションを結集したことで、高い信頼性と性能を備えたオープンサーバです。また、TKCが開発するアプリケーションには、マイクロソフトの「.NET Framework(ドットネット フレームワーク)」を採用しています。

今後、TKCは、短期的には「PRIMEQUEST」をASPサービスの基幹サーバとして利用し、長期的には会計事務所向けに財務会計システムを運用している全国9カ所の「TKC統合情報センター」のメインフレームについて、「PRIMEQUEST」へのリプレースを検討します。

【「PRIMEQUEST」採用の理由】

TKCは、全国で約9,200の会計事務所や、471(6月1日現在)の地方公共団体へ、専門特化したITサービスを提供しています。会計事務所や地方公共団体を通じて、約58万社の企業経営、約1,000万人の市民生活と密接に関わるASPサービスを支えるサーバプラットフォームには、連続安定稼働を実現する高信頼性、利用者や処理の増加に柔軟に対応する拡張性、お客さまのシステムとの接続が容易なオープン性が求められます。

TKCは、すでにユーザのネットワークをMicrosoftの.NET Frameworkをベースとしたシステムで固めており、これらの要件に応える信頼性、拡張性、オープン性をいずれも高い水準で満たしている「PRIMEQUEST」の採用を決定しました。ネットワークは、標準のXML Web サービス対応機能や強固なセキュリティ機能を有しており、Windows Serverが動作する、高信頼なハイエンドサーバであることが絶対条件でした。

【TKCのASPサービス】

TKCのASPサービスは、1,000坪を超えるサーバ室や、高度な情報セキュリティ設備、万全の災害対策設備を備えた「TKCインターネット・サービスセンター(TISC)」(栃木県)より提供します。

今後、システムを従来のIAサーバ、UNIXサーバから「PRIMEQUEST」への移行を検討していく予定です。

  1. 会計事務所および中堅・大企業向けサービス
    • 「TKC連結納税システム(eConsoliTax)」
    • 「TKC連結会計システム(eCA-DRIVER)」等
  2. 地方公共団体向けサービス
    • 「TKC行政ASP/公共施設案内・予約システム」
    • 「TKC行政ASP/電子申請・届出システム」
    • 「TKC行政ASP/ウイルス対策サービス」
    • 「TKC行政ASP/LGWAN-ASPサーバ監視サービス」
    • 「TKC行政ASP/第2次バックアップサービス」等

【「PRIMEQUEST」の特長】

  1. メインフレームクラスの信頼性を実現するハードウェア機構を実装
    • システムミラー機構(Dual Sync. System Architecture)
      主要ハードウェアを二重化し完全に同期動作させることにより、ハードウェア故障時でもシステムは停止せず、業務への影響を最小限とします。
    • フレキシブルI/O
      CPUとメモリを搭載するシステムボードと、ディスクやPCIカードを搭載するI/Oユニットとの自由な組み合わせを実現します。万が一システムボードが故障しても、フローティング・システムボードを組み込むことで、業務を素早く再稼働させます。
  2. スケールアップ型、スケールアウト型のリソース増強に対応

    業務の負荷変動に応じて、CPUを最大32個まで増設することができます(スケールアップ型拡張)。また、新規業務を追加する場合も、パーティション機能によりサーバ筐体1台あたり最大8システムまで搭載することができます(スケールアウト型拡張)。

  3. Microsoft Windows Server 2003 ファミリが動作

    OSとしてWindows Serverに対応するとともに、富士通とマイクロソフトとの提携により、万全のサポート体制を確立しています。

【Windows Server 2003および.NET Framework の特長】

Windows Server 2003は、IT運用のコスト削減と効率の改善を目標としてデザインされた、統合性と安全性に優れたインフラストラクチャ プラットフォームです。Windows 2000 Serverファミリの優れた機能を継承しているこのプラットフォームは、既存のリソースを有効に活用しながら、ビジネスの生産性を改善することのできる新世代のインターネットアプリケーションの構築を行うことを可能にします。機動性の高いビジネスソリューションを開発、展開および運用するための、統合化サーバー インフラストラクチャであるMicrosoft Windows Server System の基礎となるものです。
詳細に関しては以下のサイトをご参照ください。
http://www.microsoft.com/windowsserver2003

.NET Framework は、次世代のソフトウェア アプリケーションと XML Web サービスを構築および実行するための Windows コンポーネントです。 Web アプリケーション、スマート クライアント アプリケーション、および XML Web サービスを含む、あらゆる種類のアプリケーションを構築および実行できます。XML Web サービスは、XML、SOAP、HTTP などの標準化されたプラットフォームに依存しないプロトコルを通じてネットワーク上でデータと機能を共有することにより、統合を促進するコンポーネントとなります。
詳細に関しては、以下のサイトをご参照ください。 http://www.microsoft.com/japan/msdn/netframework

【商標について】

  • TKC、eConsoliTax、eCA-DRIVER、その他の商品名は、日本その他の国における株式会社TKCの登録商標または商標です。
  • 富士通、PRIMEQUESTは、日本その他の国における富士通株式会社の登録商標または商標です。
  • Microsoft、Windows Server、Windows Server Systemは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corporationの登録商標または商標です。
  • インテル、Intel、Itaniumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の登録商標または商標です。
  • UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。
  • その他、記載されている会社名および製品名などは、各社の登録商標または商標です。

以上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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