[ PRESS RELEASE ](ソフト・サービス) |
2005-0082
2005年6月2日
富士通株式会社 |
世界初、スマート・クライアント技術を採用したPDMを販売開始
〜運用性の高いWeb型で、クライアントサーバ型の高い操作性、高速レスポンスを実現〜
近年、製造業においては、製品開発競争が激化する中、魅力ある商品をタイムリーに市場投入する上で、企業や部門、あるいは国境を越えた設計・生産情報の共有が不可欠になっています。その際、Web型のシステムであれば、クライアントソフトのインストール、それに伴う環境設定、バージョンアップ作業が不要となり、スピーディーな導入、容易な運用、さらにはメンテナンスコストの削減が可能になりますが、これまでは、従来のクライアントサーバ型に相当するような高い操作性、高速レスポンスの実現は困難でした。
こうした状況を踏まえ、当社は、今般、「スマート・クライアント」技術を世界で初めて採用した、Web型PDMソフトウェア「PLEMIA/MESLINK BOMシステム」を販売開始いたします。
これにより、クライアントサーバ型に匹敵する高い操作性、高速レスポンスを確保しながら、導入、運用負荷を削減し、最大50%のTCO削減が可能になります。
また、クライアントサーバ版とユーザープログラム、GUIの互換性を保っており、お客様の環境に応じて、スムーズな移行、システム拡張が可能です。
【本製品の特長】
システム全体の運用性が向上 〜TCOを最大50%削減〜
- クライアント端末へのシステムインストール、設定が不要。
- サーバのみのレベルアップ作業で、クライアント端末のレベルアップ作業が不要。
- 利用者が意識することなく、最新システムを利用可能。
- クライアント毎のバージョンレベルの統一が可能。
- クライアントサーバ型運用、Web型運用を混在させて利用可能(必要に応じて切替え
可能)。
- これまで、PLEMIA上で開発したユーザープログラムをクライアントサーバ型、Web型双方の環境で共通利用でき、二重開発は不要。
クライアントサーバ型と同等の高い操作性を実現
- クライアントサーバ型と同一のGUI環境で操作可能であり、カット&ペースト、ドラッグ&ドロップなどが可能。
- クラサバ利用者がWeb利用時に戸惑うことなく、操作が可能。
Web環境での性能向上
従来のJavaを用いたWeb型PDMに比べて、4倍以上(当社比)の高速レスポンスを実現。
【販売価格、および出荷時期】
製品名 |
販売価格(税別) |
出荷時期 |
PLEMIA/MESLINK BOMシステム |
200万円より |
6月2日 |
【販売目標】
「PLEMIA」全体で、今後3年間で10,000クライアント
【主な仕様】
DBサーバ | OS:Microsoft® Windows® Server 2003 、SolarisTM Operating System、MIRACLE LINUX V3.0 DB:Oracle® 9.2i、Oracle® 10g CPU:Intel® Pentium4® 3.0GHz以上 メモリ:2GB以上
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Webサーバ | OS:Microsoft® Windows® Server 2003 CPU:Intel® Pentium4® 3.0GHz以上 メモリ:2GB以上
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クライアント | OS:Microsoft® Windows® 2000Professional 、Microsoft® WindowsXP® Professional CPU:Intel® PentiumIII® 500MHz以上 メモリ:128MB以上
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【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- (注1)「スマート・クライアント」技術:
- マイクロソフト社が推進する、.NETアーキテクチャを使ったリッチクライアント方式の呼称。ファットクライアント方式(クラサバのアプリケーション)とシンクライアント方式(Webのアプリケーション)の双方の利点を持つ新方式。豊かな表現力と配布コストの低減を同時に実現するアプリケーション運用が可能となる。
- (注2)PDM(Product Data Management):
- 製品情報管理。製品の開発時に必要となる情報を一
元管理して、開発期間の短縮を図る管理手法。
関連リンク
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