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無線ICタグを活用した物流管理の実証実験を支援〜富士通のICタグ技術を使って大田市場において3月1日から3日まで実施〜
【背景】卸売市場では、卸業者が仲卸業者へ生産地から届いた野菜や果物などの品物を引き渡します。しかし、品物の到着時間や場内の置き場は、日々変わります。そこで、仲卸業者は、品物をいち早く引き取り小売店へ配送するため、品物の到着時間と置き場を正確かつ即時に知りたいと望んでいます。 また、品質管理の面から野菜や果物は低温輸送が重要です。しかし、生産地から出荷された品物が卸売市場へ届くまでの温度変化を確認することは容易ではありません。 食流機構様では、生鮮食品における検品、分荷、在庫管理等の物流管理業務について、無線ICタグと携帯電話を活用した、流通経費の削減に資する効率的管理システムの確立に向けた検証を行っています。 今回の実証実験では、大田市場において、品物の着荷、検品、分荷などの物流管理業務の効率化に関する情報と、生産地から大田市場までの物流過程における温度変化に関する情報を採取します。 【支援の概要】当社は、無線ICタグと無線ICタグの情報を読み取る物流端末、携帯電話のメール機能を活用し、市場に品物が到着したことを即時に卸業者から仲卸業者へ通知するシステムを構築しました。 なお、本システムで使用する無線ICタグは、ユビキタスIDセンター認定タグであり、周波数は13.56メガヘルツです。物流端末はTRON OSを採用しています。 以下は、構築したシステムを使った実証実験の流れです。
【実証実験の概要】当実証実験については、食流機構様が2005年2月24日に報道発表を行っております。 無線ICタグを活用した卸売市場における物流管理の実証試験 http://www.ofsi.or.jp/strct_dept/butsuryu_kanri/0224press.pdf
【物流管理効率化新技術確立事業の概要】物流管理効率化新技術確立事業については、食流機構様が紹介しています。 物流管理効率化新技術確立事業について http://www.ofsi.or.jp/strct_dept/butsuryu_kanri/buturyukanri.html 【商標について】記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。 以上 プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。 |
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