[日本語訳版] |
2005年3月1日
富士通株式会社 Software AG |
富士通とSoftware AG、SOAに向けたインテグレーション分野の 製品を共同で開発し、販売する戦略的協業を発表
〜プロセスとシングルビュー、両技術の統合による、
ビジネスの俊敏性と生産性向上のためのフレームワークを提供〜
富士通株式会社(代表取締役社長:黒川博昭、本社:東京都港区、以下富士通)とSoftware AG(CEO:カールハインツ ストレイビッチ、本社:ドイツ ダルムシュタット)は、本日、先進のService-Oriented Architecture (以下、SOA)基盤により、お客様のビジネスプロセス改善や情報の可視化向上を支援する製品を共同で開発し、販売することを発表しました。
SOAは、企業の機能的なプロセスがより密接に連携するビジネスシステムやアプリケーションを再設計するための標準に基づくアーキテクチャーです。
富士通とSoftware AGは、互いのテクノロジー・プラットフォームやグローバルなR&D経験を相互に活用することにより、開発のスピードアップ、生産性の向上、およびビジネス要件の変化に柔軟に対応可能とする、フレームワークと統合メタデータリポジトリ(注1)を持ったミドルウェアを提供する予定です。
本協業により、富士通とSoftware AGは、2005年夏に共同製品を販売開始する予定です。Software AGは、すでに、富士通のビジネスプロセス管理製品である「Interstage Business Process Manager」(注2)を、自社製品と組み合わせて欧米市場に対して提供しています。
富士通の経営執行役ソフトウェア事業本部長の棚倉由行は、「Software AGは、ビジネスのあらゆる観点で、お客様指向で、継続した改革・卓越したものを提供するという富士通の価値観を共有しています。両社のテクノロジーとビジネス展望が非常に良く融合するため、共同で製品を素早く市場に投入することが可能になります。これは、両社のお客様にとって大変良い知らせです。」と述べています。
Software AGのCEOカールハインツ ストレイビッチは、「本日の発表は、現在および将来の両社のお客様に大きな利益をもたらす、富士通とSoftware AGの関係の始まりです。両社の補完的なテクノロジーとグローバルITの発展する役割に関する理解を一つにすることで、両社は、ビジネス統合への説得力のある新しいアプローチを提供できます。」と述べています。
【Software AGについて】
設立 | : | 1969年(株式公開:1999年) |
本社 | : | ドイツ ダルムシュタット |
従業員 | : | 約2,500名(世界59カ国) |
顧客 | : | 3,000社 |
2004年度売上 | : | 420Mユーロ |
主要製品 | : | Adabas(データベース)、Natural(開発ツール)、EntireX(インテグレーションミドルウェア)、Tamino(XMLサーバ) 特にメインフレーム上でのAdabasが著名 |
ビジネス領域 | : | エンタープライズトランザクションシステムとXMLビジネスインテグレーションソフトウェア、およびサービスの提供 |
URL | : | www.softwareag.com |
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- (注1)メタデータリポジトリ:
- Webサービス上のデータの意味や利用法を集中管理するためのソフトウェア
- (注2)「Interstage Business Process Manager」:
- Fujitsu Software Corporation(本社:米国カリフォルニア州)より海外で販売している製品
関連リンク
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