銀座線4駅で発車合図メロディを導入
2012/10/30 06:30
東京メトロは2012年10月24日、同社が運営している銀座線のうち4駅(浅草駅、上野駅、銀座駅、溜池山王駅)の発車合図に、街のイメージに合ったメロディを導入すると発表した。浅草駅と上野駅は同年10月30日始発から、銀座駅と溜池山王駅は同年10月31日始発から使用を開始する(【発表リリース、PDF】)。
↑ 実施駅一覧
東京メトロではすでに丸ノ内線、有楽町線(一部)、南北線、副都心線の駅で発車合図にオリジナルの曲を採用している。今回の4駅の導入に際しては「その駅や街にゆかりのある曲を採用することで、その街を感じていただくとともに、お客様に東京メトロの路線や駅に『愛着』や『馴染み』を持っていただくことを目指し」、選曲が行われたとのこと。
曲は上記にある通り、浅草駅では「花」、上野駅では「さくら」、銀座駅では「銀座カンカン娘」、溜池山王駅では「溜池山王オリジナル(自己作成)」となる。なお同じ駅でも1番線と2番線で流れるフレーズが異なる。
昨今ではJR各社、私鉄各線を問わず、個々の駅に独自の発車音を採用し、駅の個性をアピールする動きが活発となっている(【西武新宿線・高田馬場駅の発車音が「マルコメ」に】)。該当駅により良い印象を持ってもらうためにも、選曲のセンスと巧みなアレンジの腕が問われよう。
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