サークルKサンクス、ネット通販サービス「カルワザオンライン」を4月21日にオープン
2011/02/25 06:34
【サークルKサンクス(3337)】は2011年2月24日、インターネット通販分野への対応を強化するため、同年4月21日午前10時からサークルKサンクス店舗網を活用したネット通販サイト【カルワザオンライン】(パソコン・携帯両用)をオープンすると発表した。サークルKサンクスの会員クラブ「カルワザクラブ」との連携やサークルK・サンクスでの店頭受取などにも対応する(【発表リリース】)。
↑ カルワザオンライン
ネット通販サイト「カルワザオンライン」では、サークルKサンクスの会員クラブ「カルワザクラブ」とポイント連携が行われ、カルワザ会員が買い物をすることでポイントを貯めることができる。そのポイントをサイト内の買い物に利用できるという、ポイントによる還元セールスタイルを採用している。また、カルワザ会員限定商品、先行販売商品など、会員向けのサービスも展開する。
同サイトでの買い物においては、商品受取場所としてサークルK・サンクスの店頭を選択すれば送料が無料となる。これに関しては、好きな場所で、好きな時間に商品を受け取ることが可能。他にもシニア層を対象に「趣味嗜好」・「健康、生活補助」の両面から商品・サービスを開発、順次品揃えを強化していく。
「カルワザオンライン」はオープン時には9カテゴリ(「エンタメ」「キャラクターホビー」「食品・飲料」「産直お取り寄せ」「ファッション」「家電・AV」「ヘルス&ビューティ」「ライフ」「スポーツ/アウトドア」)・5000アイテムほどからスタート、1年後には10000アイテムの品揃えを目指すとのこと。品揃えという観点では「オリジナル企画の商品やレアアイテムの品揃えの強化(例えば人気キャラクタフィギュアの独占先行販売)」「ブランド米やごはんのおとも系商材など全国各地の特色ある商品の品揃えを強化」をしていく。
サークルKサンクスでは先日、店頭マルチメディア端末のサービス強化を発表している。今回発表された「カルワザオンライン」でも、購入した実商品の受け取りがサークルK・サンクスの店頭でも可能で、その場合には送料が無料になるのがセールスポイントの一つであることから、「通販サービスを提供」「受け取り口として実店舗を窓口とする」の仕組みを多角的な媒体で提供し、店舗を単なる「その場で商品を探して購入する場所」としてだけでなく「あらゆる販路でのリアルな商品の受け取り場」として提供、さらには来店頻度を高めさせる狙いがあるものと思われる。
今回発表された「カルワザオンライン」だが、既発の他オンライン通販サービスと比べて劇的な違いは今のところ見受けられない。他のサービスには無い、ここだからこそ手に入る商品やサービス、仕組みを継続的に提供できるか否かが、「カルワザオンライン」が広く浸透するか否かのカギとなることだろう。
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