東京メトロ内のローソン第一号店が秋葉原に登場
2015/07/31 05:25


↑ ローソンメトロス秋葉原店(イメージ)

↑ ローソンメトロス秋葉原店の場所
ローソンでは2015年4月24日付でメトロコマースとの間で業務提携契約を結び、メトロコマースが運営する東京メトロ駅構内の売店「メトロス」をローソンに転換することで合意している。メトロスは東京メトロ内で運営されている駅売店で、オレンジ色の地に白抜きのロゴによる看板が一般的。この店舗を一部ローソンに転換し、転換後はメトロコマースがローソンのフランチャイズオーナーとなり、店舗の運営を実施することになる。
今回の秋葉原駅構内での第一号店オープンは、当初今夏予定とされていた店舗転換開始が実働されたもの。説明によると従来のメトロ利用客はもちろんだが、外国人観光客への利便性向上をめざし、外国語(英語と中国語)による商品説明の表記や需要に合わせた商品の展開などを行う。またコンビニならではの機能として、公共料金の支払いやクレジットカードによる決済も可能とする。
秋葉原店の面積は2.5坪、商品種類数は500品目以上、営業時間は平日が7時から22時、土曜が7時から20時で、日曜祝日はお休み。今後似たようなスタイルで8月25日には赤坂見附店、9月中旬には綾瀬東口店もオープンする。4月の業務提携契約によれば、最終的には100店舗以上存在するメトロスのうち、50店舗程度がローソン化することになる。
限られた面積で圧縮した機能展開と商品流通の効率化、マーケティングの問題などもあり、鉄道施設内の売店が大手コンビニチェーン店との提携で、小型コンビニ化する事例が相次いでいる。今回のメトロスのローソン化もその流れの一つ。普段見かけている赤地のメトロスが、いつの間にか白地に青のローソンに代わっていた、ということも身近に起きるかもしれない。
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